オズランド 笑顔の魔法おしえます。 評価と感想/熊本アピールした方がよかったかも

オズランド 評価と感想
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グリーンランドの魅力が伝わらず残念 ☆3点

漫画「海猿」や「S -最後の警官-」の原作者・小森陽一が2015年に上梓した小説「オズの世界」の映画化。
熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」をモデルに、一流高級ホテルチェーンに就職したものの地方の遊園地に配属され不満タラタラな東京から来た新入社員が、魔法使いと呼ばれる上司や同僚、利用客との交流を通して成長する姿を描いたお仕事エンターテインメントムービー。
監督は波多野貴文、主演に波留と西島秀俊

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/175356/

本作は2018年10月26日(金)公開で、全国239館での公開です。
制作会社はROBOTで、配給はファントムフィルムともう1社、HIGH BROW CINEMAって初めて見ましたが、LDHの配給会社だそうで『ハナレイ・ベイ』とかもそうなんですね。

劇場での予告編はちょこちょこ見かけましたが、あまり興味を惹かれなかったのでスルーする予定でしたが、TOHOシネマズのシネマイレージウィークで1100円で見れるのと、公開2日目なのにガラガラだったんで観に行きました。

監督は波多野貴文さん
映画監督は『SP 野望篇/革命篇』に続いて本作が2作目で、演出しているドラマは今だと日本版「コールドケース」とかを見てます。

キャリア最初の頃はTBSドラマの演出補だったようですが、TBSの社員ディレクターではなさそうですし、TBSのドラマを多く手掛ける制作プロダクションのドリマックス・テレビジョンの所属でもなさそうですし、経歴が謎です。
唯一、経歴が分かりそうな記事があったのですが、なぜか肝心の続きが無いです。

特別対談 「お仕事の選択と実現」 第2回“大学篇” 映画SP野望篇・革命篇 監督 波多野貴文 × 木本亮 | エスピー・ジョブ SP-JOB
岡田准一さん主演映画「SP 野望篇・革命篇」でメガホンをとった波多野監督に聞く「お仕事の選択と実現」。 今回はシリーズ第2回となる「大学篇」。読者の皆様がおかれた立場から、是非とも何らかのメッセージを汲み取って頂きたい。 〈取材・文 木本亮...

主演に波留さん
近作は『みなさん、さようなら』『グラスホッパー』『コーヒーが冷めないうちに』を観てます。

主演に西島秀俊さん
近作は『ストロベリーナイト』『脳内ポイズンベリー』『劇場版 MOZU』『クリーピー 偽りの隣人』『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』『散り椿』を観てます。

共演に岡山天音さん
近作は『麦子さんと』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』『僕らのごはんは明日で待ってる』『帝一の國』『おじいちゃん、死んじゃったって。』『愛の病』『空飛ぶタイヤ』『純平、考え直せ』を観てます。

共演に深水元基さん
近作は『TOKYO TRIBE』『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』『曇天に笑う』『コーヒーが冷めないうちに』を観てます。

共演に中村倫也さん
近作は『日本で一番悪い奴ら』『愚行録』『3月のライオン 前編後編』『伊藤くん A to E』『孤狼の血』を観てます。

共演に濱田マリさん
近作は『団地』『愚行録』『いぬやしき』『恋は雨上がりのように』『3D彼女 リアルガール』を観てます。

共演に橋本愛さん
近作は『桐島、部活やめるってよ』『渇き。』『シェル・コレクター』『PARKS パークス』『美しい星』『ここは退屈迎えに来て』を観てます。

共演に柄本明さん
近作は『天空の蜂』『岸辺の旅』『人生の約束』『モヒカン故郷に帰る』『シン・ゴジラ』『後妻業の女』『サバイバルファミリー』『武曲 MUKOKU』『悪と仮面のルール』『今夜、ロマンス劇場で』『万引き家族』『空飛ぶタイヤ』を観てます。

他に共演と配役は以下の通りです。

波平久瑠美: 波瑠
小塚慶彦: 西島秀俊
吉村豪太郎: 岡山天音
上園龍: 深水元基
沼田孝臣: 戸田昌宏
受付嬢・大場美月: 朝倉えりか
駐車場スタッフ北野: 久保酎吉
メリーゴーランド係・森島: コング桑田
小西俊郎: 中村倫也
南原カツヨ: 濱田マリ
玉地弥生: 橋本愛
宮川肇園長: 柄本明

あらすじ

不満だらけの毎日を変えたのは“魔法使い” のような上司との出会いー

夢と希望にあふれて、彼氏(中村倫也)と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波留)に言い渡されたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!
ふてくされながらも、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と個性的すぎる従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、 少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。
小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…

働く人なら誰でも共感する悩みを抱えながら、やがて仕事の極意を掴みとる久瑠美の姿に思わず拍手喝采!!
知っているようで知らない“遊園地の舞台裏”を舞台にした、 最高にハッピーな “お仕事エンターテインメント”が誕生 !!!

(公式サイトhttps://ozland.jp/story/より引用)

ネタバレ感想

タイトルを初めて見たときは、「何でオズランドなんだろう?」と思いましたが、予告編を見て、地方の寂れた遊園地の集客率を、魔法使いのように170%上げたカリスマ従業員の名前が小塚(おづか)だから『オズの魔法使い』とかけてオズランドなのかと納得。

そして、お仕事エンターテインメントと謳っているので、パーク運営に関するハウツーとかマーケティング要素とかがあるのかな?と思って観に行きました。

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あらすじの方は、大学の先輩で彼氏である小西俊郎が高級ホテルチェーンに勤めてるので、主人公の波平(なみひら)久瑠美も一緒にいたいというだけで入社するんですが、買収した子会社の地方の遊園地に配属されます。

波平は本社勤務で企画とか広報とかをやりたかったのと、彼氏と遠距離恋愛になるので不満タラタラなんですが、彼氏の方は「一年目は現場配属だし、これもいい経験」と言って送り出します。

波平が配属されたのは小説のモデル(小説での遊園地名は東洋スーパーワンダーランド)になってる熊本県荒尾市にある実際の遊園地「グリーンランド」で、ロケもそこで行われ名前もそのまま使われてるんですが、映画では荒尾市とは言及してなくある地方となっています。

403 Forbidden

そして社員寮であるアパートでの暮らしになるんですが、遊園地まで少し離れてて、波平は車を持ってないので、小塚が送り迎えしてくれるんですが、小塚は波平のことを「なみへい」って呼ぶちょっと変わった人です。

小塚の下で仕事を教わる波平でしたが、指示される作業はゴミ袋をいっぱいにするまで終わらない園内のゴミ拾いや豚の世話といった雑用ばかりで、波平がやりたい企画の仕事などは振られません。

なので波平は企画の仕事をやりたいと小塚に直談判すると「企画書には目を通しておく」と言われたので、企画書作成の時間を作るために、本来は園内に落ちてるゴミでゴミ袋を一杯にしないといけないところ、ゴミ箱のゴミで袋を一杯にするというズルをして、せっせと企画書を小塚に上げていきます。

しかし波平が上げた企画書は小塚のデスクの脇に積み上げられてて読まれた形跡が無く、小塚に企画のことを尋ねてものらりくらりと話をかわされるので波平のフラストレーションは溜まるばかりです。

そんなある日、波平は園内で迷ってる人に声を掛けられ場所を聞かれますが、まだ場所を覚えてないため案内することが出来ず戸惑っていると、同期入社で同じようにゴミ拾いをしていた吉村豪太郎が代わって案内してくれます。

するとたまたまその様子を見ていた小塚から呼び出され、ゴミ拾いをさせていた理由を聞かされます。
「園内の隅々までゴミ拾いをしていれば、どこに何があるか把握するし、スタッフの名前も覚えるし、常連客の顔も覚える」と聞かされます。
吉村は真面目にゴミ拾いをしていたからすぐに案内出来たと気づき、自分はズルしていたことを小塚に話しますが、怒られることはなく理由が分かって安心したと笑い飛ばされます。

すっかり落ちこんだ波平が園の端で黄昏ながらゴミ拾いをしてると、用務員のおじいさんが声をかけてきます。
落ちこんでる理由を話すと、小塚も最初は失敗ばかりしていたと聞かされ、その失敗を糧にしたというようなことを聞かされると、波平はそのおじいさんが園長だと気づきます。

園長に学歴で選ばれたと思っている波平は、期待に応えられてないことを詫びますが、学歴で選んだのは吉村の方で東大卒と聞かされ、さらにショックを受ける波平です。

波平はそれからは真面目に仕事に取り組むと、同僚から波平が小塚に上げた企画書を見せられ、それには全ての企画書に赤鉛筆でコメントが書き添えられていて、小塚の凄さを実感します。

そして徐々に仕事に慣れた波平は、迷子になった子供への対応が、その子や母親から感謝されると、遊園地の仕事に喜びややりがいを感じます。

夏休みの時期に入ると、イベントでアイドルグループが来ることになり、波平はその担当を任されます。
アイドルグループはイベント前日の夕方に前乗りすることになっていて、マネージャーからは到着したら遊園地で少し遊ばせて欲しいと言われ、波平はその程度のことならばお安い御用と二つ返事します。

しかし当日は渋滞でアイドルグループが到着したのが閉園時間を過ぎたため、波平はそのままホテルに案内しようとしますが、マネージャーから少し遊園地で遊ばせてくれるはずでは?と言われます。
アイドルたちはイベント続きで疲弊してて、遊園地で遊べるのを楽しみにしてたと言われますが、波平がどうすることも出来ずにいると、小塚が少し待ってて下さいと助け船を出してくれます。

しばらく待っていると園内に明かりが付き、遊器具が稼働し、小塚がどうぞと言うとアイドルたちは遊園地を楽しみます。
波平が遊器具を担当するスタッフの1人に聞くと、「閉園時間を過ぎて一度帰ったが、小塚さんの頼みとあっては断れない」と笑顔で言い、波平は小塚の人望の厚さも認識します。

波平も含めスタッフたちは夏の終わりに開かれる花火大会に合わせ、園内をイルミネーションで彩る準備に追われてると、夏休みを利用して彼氏の小西が遊びに来ます。

小西は手土産を持ってスタッフたちに「波平がお世話になってます」と挨拶し、小塚を見つけると「本社でもお噂はかねがね聞いております」と挨拶します。

スタッフたちは気を利かして、波平に園内を案内させますが、園内を一通り見た小西は「地方の遊園地でしかない」と見下すような発言をし、希望した部署に異動出来る各支社で実施しているMVP制度を利用して、早く本社に戻ってくるように勧めます。

しかし、この頃にはこの遊園地を誇りに思い、同僚たちとも信頼で結ばれていた波平は、小西の言葉に違和感を感じ別れてしまいます。

花火大会に合わせたイルミネーションは、配電盤の故障で一部点灯しなくなるトラブルがあったものの、花火打ち上げ中は逆に全ての電灯を消して花火の光を楽しんでもらい、その間にトラブルに対処することでイルミネーションイベントも成功させます。

夏休み期間中のイベント営業も無事終わり通常営業に戻ると、波平と吉村はひょんなことから小塚の退職願を見つけてしまい、年度末で退職の意思を固めてることを知りショックを受けますが、これは2人の秘密として共有し、日々の業務にあたります。

しばらくすると開園の周年イベントが開かれることになり、各自イベント案を持ち寄ると波平と吉村の「気球から一万個の風船を降らす」という案が採用されますが、これは「世界一の遊園地にしたい」という小塚の夢を知った2人が世界一の記録になるように考えたものです。

イベント当日、入園客に協力してもらいながら気球に付けた装置を風船で満たしていると、事務所の机に不審な紙袋が置いてあるのに気づきます。
小塚が中身を確認するとそれは時限爆弾でしたが、小塚は波平と吉村の配属時に歓迎イベントとして時限爆弾を使ったドッキリを仕掛けたことがあり、そのことが頭に浮かびますがスタッフに確認すると誰も知らないと言います。

小塚は時限爆弾を確認すると爆発まで時間が無いことから、車などを使って園外に持ち出すことは不可能と考え、気球を使って近くの海まで出て爆発させることを思い付くと、風船が満たされた気球で飛び立ちます。

園内に風船を降らしながら海に近づくと、小塚は時限爆弾の入った紙袋を投げ捨てようとしますが、紙袋の底には「ひっかかりましたね」の文字が見えます。

小塚はインカムを使って「やられたよ」と波平に呟くと、波平から「気球から一万個の風船を降らすイベントは大成功。小塚さん、あとは安心して私たちに任せて下さい」と、小塚を送り出すための秘密にしてたサプライズだと明かします。

波平は小塚の退職を秘密にしてドッキリを進めていましたが、波平と吉村以外のスタッフは以前からそのことは知ってて、逆にそのことを2人が知らなかったことに驚かれると波平は拍子抜けします。

新年度、1年前は早く東京に帰りたがっていた波平は遊園地の仕事をバリバリこなし、小塚は遊園地からステップアップして地域全体を活性化させる(観光協会的な)仕事に就くと、お互い近況報告をして映画は終わります。

 

うーん、基本的にはハートウォーミングなコメディドラマだと思うんですけど、ドッキリが嫌いな自分には冒頭からノレませんでした。

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いくらスタッフ間だけとはいえ、冒頭のトイレに仕掛けられた爆弾のやり取りは、偶然お客さんが見てしまう可能性もある訳ですし、どのような形で波及するか分からないので遊園地で爆弾騒ぎってシャレにならないと思うんですよね。
テロ対策訓練にもなってないと思いますし。

おまけに遊園地の五か条の鉄則を守るために、救急車両の進入禁止っていうのも、何だかなぁと思いまして、最初から若干引き気味に観てしまいました。

グリーンランド 五か条の鉄則

  1. どんな急用でもお客の前で走らない。
  2. 辛くてもお客の前でトイレと言わない。
  3. 落ちているものは全部落とし物だと思え。
  4. お客の前では大声出さず笑顔絶やさず。
  5. 何があっても緊急車両は入れない。

それから五か条の鉄則とか言ってるわりにスタッフの私語が多いんですよね。
インカム付けてるのに。

南原カツヨなんかは仕事中にお見合い写真を見せてきますし、スタッフは園内で平気でスマホいじってるし、どの辺に集客が伸びる要素があるんだろう?と思って観てました。

小塚もカリスマって言われてますが、新入社員ドッキリを仕掛ける時点でノレないですし、理由も告げずに園内のゴミ拾いや豚の世話させていれば、そりゃ波平に「私、ゴミ拾いするために大学出たんじゃありません」と言われるでしょうし、今どきは「人の背中を見て仕事覚えろ」的なのじゃ育たないと思うんですよね。

「背中を見て覚えろ」では生産性は上がらない
前編はこちら:おもてなしは「方程式」で標準化できる山口:いま、日本のサービス業のさまざまなところで、担い手の従業員を確保しにくくなっている問題がありますが、御社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)では…

なので、タイトルにオズランドと付いてるくらいなので、小塚にハウツーやマーケティング的なのを期待したんですが、そういうのが描かれなかったのも期待外れで、もう少し「ドラゴン桜」的なハウツーとかがあったらよかったなぁと思いました。

ただ下の記事を読むと、春催事のオープニングセレモニーでは、約2000人が見守る中、ヒーローとともに怪獣と戦うというのが実際のグリーンランドの入社式だそうで、それは冒頭の爆破騒ぎで取り入れられてました。

地方遊園地のリアルを『オズランド』にみる:コラム|シネマトゥデイ
大手企業に就職した新卒女子が思いがけず配属された地方の遊園地で、様々な苦労や挫折を乗り越え成長する物語『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(10月26日公開)。

でも爆弾を持って観客の前に出ちゃ、被害拡大するだけじゃんと思って観てましたが…。

それにしても、バブル期に開園したり、隆盛を極めたテーマパークの多くが閉鎖される中

参考 Category:日本の遊園地 (閉園) – Wikipedia

参考 80,90年代に隆盛を極めたテーマパークとその後(関東地方編)-ミドルエッジ

参考 80,90年代に隆盛を極めたテーマパークとその後(関西・九州地方編)-ミドルエッジ

スペースワールド17年末閉園 「経営難が理由でない」 - 日本経済新聞
テーマパーク「スペースワールド」(北九州市)は16日、来年12月末に閉園すると発表した。開業当初は新日本製鉄(現新日鉄住金)の多角化の象徴として注目を集めたが、2005年に経営破綻し、加森観光(札幌市)が出資して運営を引き継いだ。今年11月...

本作の舞台となった熊本県荒尾市のグリーンランドは創業50年を超え、様々な工夫で経営を維持してるようですが、残念ながら本作ではその魅力は伝わってこず、グリーンランドに行ってみたいと思いませんでした(調べた今は行ってみたいと思います)

【突破力】グリーンランドリゾート(荒尾市)
■「歯をくいしばって利益を出す」

それはおそらく、劇中のほとんどが従業員目線で話が進むためだと思いますが、リピーターの常連客のようなキャラクターを登場させて従業員と絡ませれば、もう少し魅力が伝わってきたかもしれません。

また本作は原作者の小森陽一さんが佐賀県出身、監督の波多野貴文さんと橋本愛さんが熊本県出身で思い入れの深い作品となってるようですが、熊本復興を逆に意識してか、グリーンランドを知らない人には熊本を意識させない作りとなっていた気がします。

しかし原作が書かれたのは熊本地震の前ですし、実際のグリーンランドがこれだけ経営努力をしているのならば、もう少し熊本を前面に出してもよかった気がします。

橋本愛、高良健吾ら熊本映画で復興アピール!ハイテンションすぎるくまモンに行定監督ツッコミ | cinemacafe.net
熊本県出身者で製作され、期せずして今年の熊本地震前の風景を映像の中に記録することとなった映画『うつくしいひと』が東京国際映画祭にて上映された。行定勲監督、橋本愛、姜尚中、高良健吾、米村亮太朗が舞台挨拶に登壇し、改めて復興を訴えた。
橋本愛が脇役で波瑠が主演の映画「オズランド」に「配役が逆では?」の声 | アサ芸プラス
ネットで読めるアサヒ芸能「アサ芸プラス」

2016年に公開された『うつくしいひと』は熊本復興映画ということで、公開前からニュース記事を見かけましたし、本作ももう少し事前にそういうPRをしていれば動員ランキングも違ってきたのではないかと思います。

波瑠、映画『オズランド』初登場9位の大コケ! 「観客全然いない」「ガラガラ」と報告も (2018年10月30日) - エキサイトニュース
波瑠が主演を務める映画『オズランド笑顔の魔法おしえます。』が10月26日に公開するも、週末の国内映画ランキング(興行通信社提供)で初登場9位という大コケを記録。業界内から「波瑠だからこそ集客できるかと...

映画自体はわりと評判よさそうだったので、ちょっと勿体無かったかなぁと思いました。

鑑賞データ

TOHOシネマズ上野 シネマイレージウィーク 1100円
2018年 169作品目 累計151100円 1作品単価894円

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