『渇き。』評価と感想/不快指数100%だけどアリ

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ロバート・ロドリゲス ☆4点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

オープニングからして、ロドリゲスの『マチェーテ』シリーズのようでした。
役所広司かダニー・トレホか、という感じ。髪型とか雰囲気似てますし意識してやってるんだと思います。

それでオープニングの感じが、まさか最後まで続かないよな?と思って観てたら最後まで続いちゃいました(笑)
映画開始から30分くらいで、「あー、この映画、中島監督は観客を剥がしにきてるな」と思いました。

「下妻物語」から「嫌われ松子の一生」で確実にステップアップし「パコと魔法の絵本」で一息ついた感はありますが、前作の「告白」で映画賞的にも興行的にも大成功した訳ですが、監督はそこで付いたイメージを払拭したいというか壊したいというか、敢えて悪びれてると思いました。

なので、ふだんあまり映画を観ない人や前作の「告白」が面白かったから観にきたという人は面食らったと思いますし、評価低くなると思いました。興行的にもヒットしないと思います。口コミで広がる感じの作品でもないですから。

でもそれは確信犯的にやっていると思いますし、映画自体が”不快な塊”そのもので観客が嫌悪感を抱くのも狙ってやってると思うので、それはそれでいいと思います。
そういう意味では松っちゃんの『R100』とかと似てるかな!?

深町秋生さんの原作はもう約10年も前に書かれ、インタビューで見ましたがご自身のサラリーマン時代のリタリン中毒(向精神薬)が元になっていて、小説の中の加奈子はリタリンや薬物のメタファーだったそうです。
なのでこの映画は完全にドラッグ映画だと思います。

ただ映画の設定は2012年から2013年でしたが、出てくる登場人物の感じが少し古い感じがしたので(橋本愛ちゃんの高校生とか二階堂ふみちゃん達のチーマーみたいのとか)、原作が約10年前、作者のサラリーマン時代はもっと前で2000年前後の頃でしょうから、その当時の設定の方がよかったかなぁという気はしました。

まぁ賛否両論ある映画だと思いますが、自分的にはアリだと思いました。

TOHOシネマズ六本木 ファーストデイ 1100円

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