渇き。 評価と感想/不快指数100%だけどアリ

映画 渇き。 評価と感想

ロバート・ロドリゲスっぽい ☆4点

予告編

映画『渇き。』予告編

映画データ

渇き。|映画情報のぴあ映画生活
『渇き。』は2014年の映画。『渇き。』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)に離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入った。
成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。
自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。

娘の交友関係をたどって行く先々で、語られる“知らない加奈子像”に戸惑う藤島。

想像を超えて肥大し、踏み入れるほどに見失う娘の正体。
やがて藤島の激情は、果てしない暴走をはじめるー。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

オープニングからして、ロドリゲスの『マチェーテ』シリーズのようでした。

役所広司かダニー・トレホか、という感じで、髪型とか雰囲気似てますし意識してやってるんだと思いました。

それでオープニングの感じが、「まさか最後まで続かないよな?」と思って観てたら最後まで続いちゃいました(笑)

映画開始から30分くらいで、「あー、この映画、中島監督は観客を剥がしにきてるな」と思いました(笑)

『下妻物語』(興収6.2億)から『嫌われ松子の一生』(興収13.1億)で確実にステップアップし、『パコと魔法の絵本』(興収23.6億)で一息ついた感はありますが、前作の『告白』(興収38.5億)で映画賞的にも興行的にも大成功した訳ですが、監督はそこで付いたイメージを払拭したいというか壊したいというか、敢えて悪びれてると思いました。

なので、ふだんあまり映画を観ない人や前作の『告白』が面白かったから観にきたという人は面食らったと思いますし、評価低くなると思いました。
興行的にもヒットしないと思います。
口コミで広がる感じの作品でもないですから。

でもそれは確信犯的にやっていると思いますし、映画自体が”不快な塊”そのもので観客が嫌悪感を抱くのも狙ってやってると思うので、それはそれでいいと思います。

そういう意味では松っちゃんの『R100』とかに近いのかな!?

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深町秋生さんの原作はもう約10年も前に書かれ、インタビューで見ましたがご自身のサラリーマン時代のリタリン中毒(向精神薬)が元になっていて、小説の中の加奈子はリタリンや薬物のメタファーだったそうです。

なのでこの映画は完全にドラッグ映画だと思います。

ただ映画の設定は2012年から2013年でしたが、出てくる登場人物の感じが少し古い感じがしたので(橋本愛ちゃんの高校生とか二階堂ふみちゃん達のチーマーみたいのとか)、原作が約10年前、作者のサラリーマン時代はもっと前で2000年前後の頃でしょうから、その当時の設定の方がよかったかなぁという気はしました。

まぁ賛否両論ある映画だと思いますが、自分的にはアリだと思いました。

鑑賞データ

TOHOシネマズ六本木 ファーストデイ 1100円

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