映画感想

アンダー・ザ・シルバーレイク 評価と感想/裏窓から繋がるハリウッド奇譚

面白いが傑作までは至らず ☆4点 2014年の第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間で上映され、日本では2016年に公開された『イット・フォローズ』で注目を浴びたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督によるオリジナル脚本のネオノワールサスペン...
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散り椿 評価と感想/散り椿の下で決闘する意味が分からない

劇的につまらない ☆2点 『蜩ノ記』(ひぐらしのき)で2011年下半期の直木賞を受賞した作家・葉室麟が2012年に発表した江戸時代の扇野藩という架空の藩を舞台にした同名時代小説の映画化。 監督は名キャメラマンの木村大作、脚本は『蜩ノ記』...
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ルイスと不思議の時計 評価と感想/イーライ・ロスの片鱗はあります

ハリー・ポッター映画化前ならよかったかも ☆3.5点 1973年に出版されたジョン・ベレアーズによる児童向けゴシックホラー・ファンタジー小説「壁のなかの時計」の実写映画化作品。 監督はゴア描写が得意のイーライ・ロス、脚本・製作に「スーパ...
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あの頃、君を追いかけた 評価と感想/ローカライズしない潔さ

両主演が魅力的 ☆4点 2011年に台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化して監督にも初挑戦し、低予算ほぼ無名キャストながら台湾では社会現象を巻き起こすほど大ヒットし、日本でも2013年に公開された同名青春映画のリメイク作品...
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 評価と感想/バブル崩壊と共に冷めた愛

急ぎ足でやや分かり辛い場面も ☆3.5点 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の原作者デボラ・モガーが1999年に発表した小説「チューリップ熱」の映画化。 17世紀のオランダを舞台にチューリップ・バブルに翻弄される人々を、同時代に生...
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フィフティ・シェイズ・フリード 評価と感想/バカップル完結編

3作全て映画館で観た自分を褒めてあげたい ☆2.5点 イギリス人主婦E・L・ジェイムズによるネット官能小説「フィフティ・シェイズ」3部作の映画化の3作目で最終作。 監督は2作目から引き続きジェームズ・フォーリー、主演は1作目から通してダ...
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コーヒーが冷めないうちに 評価と感想/そんなに泣けません

限定シチュエーションタイムリープ ☆3.5点 2012年で活動を停止した劇団音速かたつむりの脚本家兼演出家の川口俊和が、2010年に演劇ワークショップ用の戯曲として完成させた台本を元に2015年に小説化され、2017年の本屋大賞にノミネー...
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かごの中の瞳 評価と感想/優位性を失った男の末路

カメラがよかったと思います ☆3.5点 『007 慰めの報酬 』や『ワールド・ウォーZ』のドイツ人監督マーク・フォースターによるオリジナル脚本(ショーン・コンウェイとの共同脚本)のラブサスペンス。 タイのバンコクで暮らす1組の夫婦で幼少...
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純平、考え直せ 評価と感想/平成最後の鉄砲玉ぴゅ~

群像劇が描き切れず ☆3点 直木賞作家・奥田英朗の2009年に発表された同名小説の映画化。 歌舞伎町の末端ヤクザの青年が鉄砲玉を命じられ、その途中で出会ったOLとの3日間を描いた作品。 OLがヤクザの鉄砲玉と知り合ったことをSNS上で...
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クワイエット・プレイス 評価と感想/なぜヒットしたか分からない

設定・状況・行動含めて甘いと思う ☆2.5点 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ボーダーライン』で有名なエミリー・ブラント主演で、その夫で俳優兼監督であるジョン・クラシンスキーがオリジナル脚本で監督し、夫婦役で主演も務め、全米で大ヒ...