新宿スワンⅡ 評価と感想/バースト社長の思い付きで大変なことになります

新宿スワン2 評価と感想
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どこからツッコめばいいやらw ☆3点

予告編

映画 『新宿スワンⅡ』 予告1

映画データ

新宿スワンII (2017) - シネマトゥデイ
新宿・歌舞伎町を舞台にした和久井健のコミックを、『ヒミズ』などの園子温が監督し、『日本で一番悪い奴ら』などの綾野剛主演で実写化した『新宿スワン』の続編。
新宿スワンII|映画情報のぴあ映画生活
『新宿スワンII』は2017年の映画。『新宿スワンII』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

えー、漫画原作未読です。

正確には、前作の『新宿スワン』の秀吉編くらいまでは読んでいて、その後は読んでいません。

新宿スワン 評価と感想/なぜ園子温監督が撮ることになったのか?
このダサさ感は狙ってやってるのか否か ☆2.5点 予告編 映画データ あらすじ 親にもツキにも見放され、帰る電車賃もない白鳥龍彦(綾野剛)は、新宿にやって来る。チンピラたちに絡まれ大乱闘になったところを助けてくれた真...

本作は他に観たい映画も立て混んでますし、正直観なくてもいいかなぁ?と思ったのですが、ヤフーレビューを見ると前作が3.08点で本作が2.78点(2月3日現在)と更に落ちてるので逆に観たくなりました(笑)

本作のあらすじは、前作で秀吉(山田孝之)のいたスカウト会社ハーレムを結果的に吸収合併して大きくなったバーストが、スカウト会社もパイの食い合いで頭打ちだし、渋谷はパラサイツ(上地雄輔)っていうスカウト会社が仕切ってるし、どうする?ってことで頭を悩ませてたところに、全国酒販連合会(全酒連)というところが横浜に大箱のクラブ(キャバクラ)2店舗出すのにホステス200人探してるって話を聞きつけ、じゃあ横浜に進出すっぺ、とバースト社長(豊原功補)が思い付くも、バースト幹部の真虎(伊勢谷友介)や時正(村上淳)が横浜はウィザードってトコが仕切ってますよと進言するも、社長がかまへん行けと言って、関(深水元基)とタツヒコ(綾野剛)を横浜に送り込むので、タイヘンなことになっちゃうお話です。

ちゃんとしたあらすじ

南秀吉の死から1年。歌舞伎町を仕切るスカウト会社・バーストのスカウトマン、白鳥龍彦(綾野剛)は、ある夜マユミ(広瀬アリス)と出会い、助けを求められる。
ヤミ金からの借金返済に追われるマユミに、龍彦は涼子ママ(山田優)の店・ムーランルージュを紹介する。
その頃、ハーレムとの合併によりスカウトマンの数が倍増したバーストでは、スカウトする女の取り合いが起こっており、社内の雰囲気は最悪だった。
業を煮やした社長の山城(豊原功補)はシマを拡大するため、横浜に進出することを決断。
その任務を横浜出身の関(深水元基)と、龍彦に命じる。
嫌がる龍彦だったが、突然新宿から姿を消した同僚・洋介(久保田悠来)が横浜にいるという話を聞き、歌舞伎町にしばしの別れを告げる。

山城が関と龍彦を送り込んだのは、全日本酒販連合会の会長・住友 (椎名桔平)が横浜に大規模店舗を出店するという情報をつかみ、勝算ありと踏んだからだった。
しかし横浜には、ヤクザや警察と裏で繋がる武闘派スカウト会社・ウィザードを率いる滝マサキ (浅野忠信)によって支配された、難攻不落の「タキ王国」があった。
渋谷パラサイツの悪友・森長 (上地雄輔)とともに、さっそく横浜でのスカウトをはじめた龍彦だったが、突如現れた横浜ウィザードの尖兵・ハネマン (中野裕太)、モリケン (北村昭博)、キルビル (梶原ひかり)らに襲われたうえ、タキの息のかかった刑事・砂子 (笹野高史)に逮捕されてしまう。
この機に乗じて新宿進出を企むタキは、バーストのケツモチである紋舞会会長・天野修繕 (吉田鋼太郎)に接近、ウィザードの新宿でのケツモチを願い出る。
天野から手を引かれたバースト。危機に陥った山城は、龍彦たちを破門にし、事態の収拾を計ろうとする。
釈放早々、破門とウィザード新宿侵攻の知らせを聞いた龍彦は驚くが、関は「これ以上の揉め事はない。むしろ好都合だ」とほくそ笑む。
ハネマンらはムーランルージュに忍び込み無残になまでに破壊、休店に追い込む。着々と歌舞伎町に勢力を広げていくウィザード・・・・・・。

火に油を注ぐように、全酒連の会長・住友は、ウィザードに依頼していたスカウトを龍彦たちバーストにも依頼。
集まったキャバ嬢たちを一堂に会したクイーンコンテストの開催を宣言する。
新宿vs.横浜、互いの存亡を賭けた決戦の時が迫るなか、マユミと久々に再会した龍彦は、彼女の秘めた想いと向き合う。
関とタキの12年前の因縁、暗躍する真虎 (伊勢谷友介)、秀吉の死の真相、洋介の秘密。
すべてに決着をつけるべく、龍彦は運命の全酒連クイーンコンテストへ向け、走り始める!

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

えーっと、それで、どっからツッコもうかな(笑)

まず伏線として横浜を仕切っているウィザードの滝(浅野忠信)と関は、過去に因縁があります。

関はタツヒコに12年振りに横浜に戻るって、横浜へ向かう船の中で言います。
タツヒコは新宿から横浜なんて電車で30分なのになんで戻らなかったんすか?とか言うんですが「お前らこそなんで船で横浜へ向かってるんだよ」とツッコみたくなりますが、関とタツヒコが湘南新宿ラインの吊り革に掴まって上記会話をしてるのは画にならないので、まぁいいと思います。

で本作は基本、この関と滝の過去のお話が中心となってくるので、新宿スワン(白鳥)というよりも、横浜バリア(関)や横浜ウォーターフォール(滝)って感じで、本作でのタツヒコの存在感は薄いです。

タツヒコが存在感を発揮するのは、滝にボコボコにやられるのと、タツヒコがスカウトしたマユミ(広瀬アリス)とのエピソードなんですが、基本、タツヒコはボコボコにされてばっかりですが、すぐに綺麗な顔に戻っちゃってスゲーです。

マユミとの話はストーリー上無くてもよさそうなんですが「イエス、アイキャン、フライ!」「イエス、ユーキャン、フライ!」とか『ピンポン』の窪塚洋介さんと松尾スズキさんみたいなこと言ってて訳わからないです(笑)
橋から飛び降りちゃって『溺れるナイフ』みたいになってました。

小松菜奈&菅田将暉の美しさ!『溺れるナイフ』本編映像

マユミはスカウトされたそうな顔で歌舞伎町に居たんですがタツヒコには気づかれなくて、バーストの他の人にスカウトされるのですが、マユミがあの人がいいって逆にタツヒコを指名して相談に乗ってもらうんですが、借金が200万あるとかで涼子ママ(山田優)のお店を紹介してもらいます。

マユミは特に問題もなくマジメに涼子ママのお店ムーランルージュで働いてるんですが、働いても借金が減らないとタツヒコに相談します。

どうやら闇金の金利が高く金利だけの返済で残金がまだ280万あるっていうんです。
なのでタツヒコが一緒に闇金に行ってくれるんですが、ここで闇金ウシジマくん出てくるのかな?秀吉死んじゃったけど、ここで山田孝之さん復活かな?綾野剛さんはウシジマくんでは戌亥役だしコラボくるのかな?と思いましたけど、ただのタツヒコの知りあいの金融屋で、マユミが半年くらい連絡とれなくて不良債権化しちゃったから、赤字覚悟で他の金融屋に債権を売ったって言ってて、一同、お、おうってなります。

その後、マユミの借金問題はどうなったかは分かりません。

全酒連会長の住友(椎名桔平)はウィザードの滝にスカウト費用1億円用意するんですが、5千万円キックバック寄こせって言って拒否されます。

実は住友はウィザードのケツモチである暴力団宝来会の会長の田坂(中野英雄)と繋がっていて、田坂は全酒連が1億用意して、住友に5千万、滝から田坂に2千万(実質スカウト費用は3千万)が渡るという画を描いてたんですが、滝が思い通りに動かなかったんですね。

この辺の出来事は横浜の港の駐車場でそれぞれの車に乗ったままの住友と田坂の会話で明らかになるんですが『アウトレイジ』では椎名桔平さんがカッターナイフで指詰めてみろと言った相手が中野英雄さんだったので、この辺はアウトレイジアゲインになります。

映画『アウトレイジ』特報

滝はバーストが横浜進出してきたのに乗じて新宿を乗っ取ろうと考えていて、住友に渡さなかった5千万をバーストのケツモチ組織である紋舞会会長の天野(吉田鋼太郎)に渡します。
天野もしれっと受け取っちゃってウィザードに付いたので、バースト社長の山城(豊原功補)は慌てちゃって、横浜から手を引くと同時に関とタツヒコを破門にするっていう、めちゃくちゃなことをやります。

この山城って社長は前作でもそうですが日和見過ぎて、なんで真虎他幹部が付いてくのか不思議なんですが、まぁとんでもないポンコツ社長であります。

物語的には、関とタツヒコは破門されたことによってバーストとは関係ないってことで、関の個人的因縁(昔の滝を取り戻す)を晴らすためにそのまま横浜でスカウト活動を行います。

そして、なぜかキャバクラクイーンコンテストが開催されることになり「嬢王」みたいな展開になってバーストとウィザードの対抗戦になります。

それで普通、クイーンコンテストといったらクイーンを決める訳で、クイーンをスカウトしてきた会社の勝ちかな?と思ったら、どっちの方が多くスカウトしてきたかってことで、玉入れ合戦みたくなってました(笑)

園子温監督による演出は前作にも増して園子温臭がしなくなっており、非常にオーソドックスに撮られていました。

深水元基さんによる丸高愛実さんへのおっぱい揉みしだきもなく(というか丸高愛実さん出てませんでした)、毒気の無い園監督なんて園監督じゃない!と思いましたが、本作は前作で体を張った沢尻エリカさんみたいなエロ要素もなく、エロ要素が無ければ無いで寂しいので観客(というか自分)って勝手だなと思います(なので『アンチポルノ』観に行きます)。

園子温監督『アンチポルノ』予告編

前作では歌舞伎町での昼のシーン(浜松で撮影した)があったので、歌舞伎町がショボく見えましたが、本作は夜のシーンのみで、カメラもアップめなのと、常に歌舞伎町一番街のネオンとユニカビジョンをバックにしていた(合成かな?)ので、歌舞伎町らしく見えましたし、ケンカするところも、あのホストの看板がいっぱいある駐車場みたくしてたので、歌舞伎町に見えました。

その反面、横浜でのシーンは横浜駅周辺ではなく、本牧とかみなとみらいっぽい所で、こんなに女の子歩いてないだろって所でスカウトしてたので違和感ありましたが、まあしょうがないです。
タカとユージ(あぶない刑事)出てこないかな?と思って観てました。

ようやく園監督らしいなと思ったのは、涼子ママがムーランルージュのホステス引き連れてコンテスト会場に乗り込んで来るところで、この枠に入るのもそのうち「龍が如く」のオーディションみたくなるのかな?と思って観てました。

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本作の方が前作よりオーソドックスに撮られてるような気がするのと、ストーリー的には関と滝の話が切なかったので☆3点としました。

鑑賞データ

TOHOシネマズ新宿 モク割 1100円
2017年 13作品目 累計10400円 1作品単価800円

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