ストロベリーナイト 評価と感想/ミステリーよりラブストーリーに主軸を置いた作品

映画感想

よかった! ☆4点

予告編

映画データ

ストロベリーナイト (2013) - シネマトゥデイ
竹内結子がノンキャリアから警視庁捜査一課の刑事にのし上がったヒロインを熱演したテレビドラマ「ストロベリーナイト」の映画版。
ストロベリーナイト|映画情報のぴあ映画生活
『ストロベリーナイト』は2013年の映画。『ストロベリーナイト』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

フジテレビ制作の映画ということで観る前は期待していませんでした。

オリジナルストーリーの『踊る大捜査線』は大ヒットした2以降つまらなくなったと感じてましたし、稼ぎ頭だった『海猿』では原作者を怒らせたりしていましたから。

原作の「姫川玲子シリーズ」は未読で、TVシリーズも本放送時には見ていませんでしたが、映画公開に合わせて再放送されているのを見ました(ソウルケイジを除く)。

TVシリーズの印象は最近のドラマにしては丁寧に作られていると思いました。

TVシリーズでは姫川(竹内結子)の直感(犯人の意識と同化する能力)を元に事件(ミステリー)を解決して、トマス・ハリスの『レッド・ドラゴン』ぽいと思いました。

しかし、映画版では管轄内で起きた4人の殺人事件を、ヤクザ同士の抗争以外の方針を立てれずにいて、そこにかかってきた1本のタレコミ電話と、警察上層部からの圧力で姫川が突っ走る展開になります。

そのため姫川の直感的な捜査は封印され(ミステリーの要素は薄まり)、牧田(大沢たかお)という男と絡みながら過去の自分と対峙するというラブストーリーになっていると思いました。

おそらく原作を読んだ方には物足りないのでしょうが、映画の2時間で全部を詰め込むには無理がありそうですし、雑な感じになってしまうのでテーマを絞ってじっくり見せたのは逆によかったと思います。

また物語の発端となる9年前の事件の、難しい姉弟役をそれぞれ横山美雪さん、染谷将太さんが演じられていましたが、存在感があって憂いのあるいいお芝居をされていたと思いました。

タイトル通りずっと雨が降っていて、悲しく切ない物語ですが、極上のラブストーリーに仕上がった良作だったと思います。

鑑賞データ

TOHOシネマズ六本木 シネマイレージデイ 1300円

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