マネー・ショート 華麗なる大逆転 評価と感想/マーゴット・ロビーのお色気金融講座もあります

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これはすごく面白かったです ☆5点

予告編


映画データ
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の作品情報:リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気付いた金融マンたちの実話を、クリスチャン・ベイルやブラッド・ピットといった豪華キャストで描く社会派ドラマ。サブプライムローンのリスクを察知した個性的な金融トレーダーらが、ウォール街を出し抜こうと図るさまを映し出す。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は2015年の映画。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
第88回(2016年)のアカデミー賞で5部門にノミネートされ脚色賞を受賞した作品です。

逆張りに賭けた男たちのオムニバスドラマでポスターに登場する人物全てが絡む訳ではありません。
具体的にはクリスチャン・ベールが主体となる話とブラット・ピットが主体になる話。
それとスティーブ・カレル&ライアン・ゴズリング連合の3組の話です。

いわずとしれたリーマン・ショックを描いた映画ですから結果は分かっているのですが、これがとても面白かったです。

アメリカがまだ住宅バブルで浮かれている頃に、いち早くモーゲージ債の不安に気付いたこの3組は、新種のウイルスやアメーバを発見したのと似ています。
人々が見落としていた小さな変化に気づき、それを検証していく。

特にスティーブ・カレルのチームが実際に住宅を見て回るシーンは実際の数字と現実の乖離を如実に表していて面白かったです。
個室を与えられてふんぞり返ってるウォール街のデスクでは知ることのない世界。
一方、実際に低所得者に住宅を販売しているサブプライムローン業者は、ウォーレン・バフェットを知ってるかと尋ねられて誰それ?状態。
扱っている業者でさえ自分たちが、いったい何を売っているのか分かってないことを端的に示す演出は素晴らしいの一言でした。

登場人物が観客に語りかける演出方法(第四の壁の突破)は好みがあるでしょうが、自分は気にならなかったです。
経済用語解説のために本編と全く関係ない人(マーゴット・ロビー)が出てくるのも画面を飽きさせずでよかったです。
例えはあんまり上手く無かったと思いますけど。

この映画がとても面白くて切ないのは、彼らが世界経済が破綻する方に賭けたからです。
勝負には勝つんですけど空虚さは残ります。
スティーブ・カレルのチームに至っては戦っていた相手が親会社という虚しさ。

邦題には「華麗なる大逆転」とありますが、決してお金が増えてバンザイな映画では無くて、人々が翻弄されるお金とは、いったい何なのかということを考えさせられる映画でした。

TOHOシネマズ日劇 TOHOシネマズデイ 1100円
2016年 25作品目 累計30500円 1作品単価1220円

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