シン・ゴジラ 評価と感想/全ての円谷チルドレンにおめでとう

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すごく、良かったです  ☆5点

予告編はこんな感じです


映画データはこちらからどうぞ
映画『シン・ゴジラ』の作品情報:『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。
『シン・ゴジラ』は2016年の映画。『シン・ゴジラ』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
もう冒頭の入り方からして昭和29年版ゴジラのオマージュがひしひしと感じられました。

現在の邦画ならクドクドと説明がちになるところを、畳みかけるよなカットバック演出と無線放送をナレーション代わりにして状況を説明し、昔の特撮映画のような台詞回しで、観客をシン・ゴジラの世界に一気に引き込むことに成功してたと思います。

ウルトラQしかり、昔の空想科学特撮って、ああじゃなかったですか。
東京湾で無人ボートが発見されてとか、『20世紀少年』でも敷島教授一家が失踪してとか、身近な小さな事件からぐわーっと広がる世界観、今年の邦画では『アイアムアヒーロー』もその世界観をうまく表現できてましたけど、本作はそれを冒頭10分足らずで成し遂げていました。

そして、この作品はゴジラのリメイクでも続編でもなくリブートですから、登場人物がゴジラの存在を認識してなくていいのです。そのことによって昭和29年版や昭和59年版同様、ゴジラは人類の恐怖の対象として描けますし、昭和59年版の「30年ぶりにゴジラが現れた」という設定とも違って、純然たる昭和29年版の状況に立ち返ることができるのです。

で、その昭和29年版は第二次世界大戦後9年、ビキニ環礁沖の水爆実験に着想を得て「水爆大怪獣映画」と銘打って公開される訳ですが、平成28年の今、これを作るとすれば東日本大震災と福島第一原発事故を包括するのは当然な訳で、庵野監督がエヴァ最新作を遅らせてでも、今撮りたかった理由が分かります。

ヤフー映画のレビューを見ますと平均点が☆4以上で概ね高評価だと思いますが、中には低評価のレビューもありますが、東日本大震災や福島第一原発事故のこと、自衛隊の有事出動、日米安保のことなども包括してますが、あくまでエンターテインメントな訳で、これがある種のプロパガンダ的だとか政治的メッセージがあるだとかそうことではないと思います。

実写版エヴァンゲリオンの声がありますが、結構じゃないですか。音楽はヤシマ作戦を使ってる時点で狙ってる訳でして、ゴジラが使徒に見えるのも、ゴジラが元々エヴァンゲリオンの要素を包括していたということです。
庵野秀明監督も樋口真嗣監督も円谷特撮の子供たちで、観客である我々も円谷特撮の子供たちなのです。批判する要素なんてどこにもないと思います。

「全ての円谷チルドレンにおめでとう」という気持ちでいっぱいです。

TOHOシネマズ新宿 モク割 1100円
2016年 91作品目 累計102400円 1作品単価1125円

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