5人くらいがちょうどいい ☆5点
ワーナー・ブラザースが進めているDCエクステンデッド・ユニバースの第5弾でチーム結成モノ。
バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの活躍を描く。
監督はザック・スナイダー、主演にベン・アフレック
予告編
映画データ
本作は2017年11月23日(木・祝)公開で全国で350館弱での公開です。
北米では1週間早く11月17日(金)に封切られててオープニング興収が9400万ドル弱ですね。
これは2017年に公開された中では『美女と野獣』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スパイダーマン:ホームカミング』『ワンダーウーマン』『ワイルド・スピード ICE BREAK』に続いて8番目に高いOP興収です。
ただ「DCエクステンデッド・ユニバース」5作目にして初めて1億ドルを切ってしまいシリーズ最低の出だしとなっています。
ベン・アフレックのセクハラ問題が微妙に影響してるんでしょうかね?
それでも『ワンダーウーマン』がシリーズ中4位のスタートながら最終興収ではシリーズ1位を記録してて、本作もワンダーウーマンに次いで観客の反応はいいそうですので巻き返しがあるかもしれません。
監督はザック・スナイダー
「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの第1作目の『マン・オブ・スティール』も2作目の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も劇場で見なかったので、映画館で見るのは本作が初めてになります。
『300 〈スリーハンドレッド〉』で出てきたときは映像のインパクトありましたね。
本作の製作中に家族に不幸があり、いくつかの追加シーンを残して降板しています。
後任はスナイダー監督自身が託したアベンジャーズシリーズのジョス・ウェドンが担当していて、本作では脚本としてクレジットされています。
2015年頃から本人もDCやりたかったようですね。
主演にベン・アフレック
近作は『ランナーランナー』『ゴーン・ガール』『ザ・コンサルタント』『夜に生きる』を観てます。
主演にガル・ガドット
近作は『ワイルド・スピード EURO MISSION』『トリプル9 裏切りのコード』『ワンダーウーマン』を観てます。
主演にエズラ・ミラー
近作は『ウォールフラワー』『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を観てます。
主演にジェイソン・モモア
テレビドラマの「スターゲイト アトランティス」も「ゲーム・オブ・スローンズ」も見たこと無いので初めましてです。
主演にレイ・フィッシャー
この方は新人さんのようで初めましてです。
共演にヘンリー・カヴィル
近作は『コードネーム U.N.C.L.E.』を観てます。
共演にエイミー・アダムス
近作は『ザ・マスター』『アメリカン・ハッスル』『her/世界でひとつの彼女』『メッセージ』『ノクターナル・アニマルズ』観てます。
共演にダイアン・レイン
近作は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』『ボンジュール、アン』を観てます。
共演にジェレミー・アイアンズ
近作は『ハイ・ライズ』『ある天文学者の恋文』『アサシン クリード』『人生はシネマティック!』を観てます。
共演にJ・K・シモンズ
近作は『セッション』『Re:LIFE~リライフ~』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『ザ・コンサルタント』『ラ・ラ・ランド』『パトリオット・デイ』を観てます。
他に共演と配役は以下の通りです。
ブルース・ウェイン/バットマン: ベン・アフレック
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン: ガル・ガドット
アーサー・カリー/アクアマン: ジェイソン・モモア
バリー・アレン/フラッシュ: エズラ・ミラー
ビクター・ストーン/サイボーグ: レイ・フィッシャー
クラーク・ケント/スーパーマン:ヘンリー・カヴィル
ロイス・レイン: エイミー・アダムス
マーサ・ケント:ダイアン・レイン
アルフレッド・ペニーワース: ジェレミー・アイアンズ
ジェームズ・ゴードン: J・K・シモンズ
ステッペンウルフ: キーラン・ハインズ
レックス・ルーサーJr.: ジェシー・アイゼンバーグ
あらすじ
”スーパーマン”亡き後の世界。宇宙からの侵略の魔の手が迫っていた。もう1人のヒーロー、バットマンは、世界滅亡の危機をいち早く察知。
一人の正義じゃ世界は救えない―――バットマンの超人スカウト作戦が始まる。集められたのは、オンリーワンな能力を持った4人の超人たち。
つきぬけたチカラがつきねけたチームをつくる!”超”にもほどがある連携プレイで強大な敵に立ち向かう―――これぞまさしく、正義のために戦う最強の”リーグ”(仲間たち)!
倒すべき敵はステッペンウルフ。3つ揃えると強大な力を手にすることができる”マザーボックス”を集め、地球征服をたくらんでいる。
果たして、ジャスティス・リーグは力を合わせ、世界を救うことが出来るのか!(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
本作は話が単純で分かり易くて面白いと思いました。
そして非常にルックがいいですね。
予告と本予告では映像の質感が若干違ってるんですが、予告がツヤ消しな感じなのに対し、本予告はツヤ有りな感じになってて本予告の方が好みです。
この辺は液晶モニタのグレアとノングレアの好みの違いでしょうか。
この辺がザック・スナイダー監督からジョス・ウェドン監督に変わったことによる変化なんでしょうかね?
お話の流れは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の最後の方で示されてた通りで、バットマンがジャスティスリーグ結成のために仲間を集める話が1時間弱描かれ、一度ステッペンウルフと対決するも逃げられ、その過程でスーパーマンを復活させられることが分かり試みるもスーパーマンの記憶が戻らず、5人でステッペンウルフを退治しに行きますが、記憶が戻ったスーパーマンが駆け付けて倒してハッピーエンドで終わるって感じです。
あらすじはこちらのサイトが非常に詳しく参考になりました。
(https://thepaperback.net/justiceleague/リンク切れ確認)
ビビったら負けということで、ステッペンウルフはジャスティスリーグに恐怖して自滅します。
ステッペンウルフ(ワイルドで行こう)は
ビートルズ(カム・トゥゲザー)に負けたということでいいのか?
ここ最近のスーパーヒーロー物、面白いですね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』の時は敵が父で惑星そのものでしたし、『ワンダーウーマン』では敵が兄で軍神でした。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』では敵が姉で死の女神、みんな敵が神様とか星とかでスケールが大きくて楽しいのです。
ドラゴンボールみたい。
そして単純で分かりやすい。
これが人間ベースの敵、例えばマーベルではヒドラとかDCではレックス・ルーサーとかだと、勝つために色々してくるので話がややこしくなるんですよね。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』とかさっぱり分からなかったですもの。
それでこの最近の、敵が神様とか星とかの流れは、『DRAGONBALL EVOLUTION』で失敗したドラゴンボールの実写化を再挑戦出来るタイミングにきてるんじゃないかと思いますね。
ジャスティスリーグに話しを戻すと、本作からルーキー加入したフラッシュ役のエズラ・ミラーがよかったです。
『ウォールフラワー』のときもいいなと思いましたが、アベンジャーズにルーキー加入したスパイダーマンより上かな。
フラッシュの能力の描き方もいいですよね。
「SPEC」で神木隆之介さんが演じた一 十一みたい。
スーパーマンのヘンリー・カヴィルとバットマンのベン・アフレックでは地味で暗かったので、ワンダーウーマンとフラッシュの2枚看板が出来たのはよかったと思います。
あとワンダーウーマンがめちゃくちゃ強いので安心して観れます。
相対的に満身創痍のバットマンは『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のT800みたいに中高年の悲哀が見えて、我々観客に近くなったので感情移入しやすくなりました。
バットマン頑張れーって思いますもの。
シリーズ未見でも前作でスーパーマンが死んだってことだけ分かってれば、小難しいこともなく楽しく見れますのでDCエクステンデッド・ユニバース、今から参加でも十分間に合う作品になってるのでおススメです。
鑑賞データ
丸の内ピカデリー プレミアムフライデー料金 1100円
2017年 194作品目 累計209000円 1作品単価1077円
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