ランナーランナー 評価と感想/面白そうな題材なのに面白くないという

ランナーランナー 評価と感想
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えー、予告編がMAXでした  ☆2点

予告編

映画データ

ランナーランナー (2013):作品情報|シネマトゥデイ
映画『ランナーランナー』のあらすじ・キャスト・動画など作品情報:オンラインカジノで大損したのをきっかけにカジノ王に操られ、FBIからも追われてしまう青年の逆転劇を描くクライムサスペンス。
http://cinema.pia.co.jp/title/165871/

予告編を映画館で観て、これは面白そうと期待して待っていた映画です。

オンラインカジノと個人的に興味があるテキサス・ホールデム(ポーカー)のお話で『スティング』みたいなドンデン返しがあって、スカッとするのだろうなと。

あらすじ

プリンストン大学に在学する天才学生リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、得意とするオンライン・ポーカーで貴重な学費を全額スッてしまう。

プレイ中、自分のカードが対戦相手に見透かされているような感覚を覚えたリッチーは、落ち込む間もなく、すぐにサイトのシステムを解析し、そこに隠されていたペテンを発見する。そしてサイト・オーナーでありカジノ王としても名を轟かすブロック(ベン・アフレック)のもとへ直談判に向かうのだった―。

海、ダンス、サーカス。きらびやかな賑わいを見せる中米コスタリカのカジノで、リッチーはブロックと対峙した。不正の根拠を提示されたブロックはサイトのシステム・エラーをあっさりと認め、その情報の封印と引き換えに、掛け金の返済と残りの学費の支払を保証する、と言い出した。

さらにブロックはリッチーの頭脳と機転を見込み、カジノ経営に誘う。物見遊山で足を踏み入れたものの、桁違いの札束が行き交う日々、そしてブロックのビジネス・パートナーである美女・レベッカ(ジェマ・アータートン)との恋に、徐々にハマっていくリッチー。

しかし、そんな“アメリカン・ドリーム”は突如終わりを告げる。仕事を終えたある日、リッチーは見知らぬグループに誘拐されたのだ。犯人はFBI捜査官のシェイバース(アンソニー・マッキー)。彼はブロックのカジノ運営における詐欺行為を疑っており、その右腕であるリッチーに「48時間以内にブロックの詐欺の証拠を持ってこい」と脅すのであった。

本当に不正が存在するのか、確信が持てない中、他の仲間たちは次々と消息を絶ち、ブロックには自らの家族の弱みを握られてしまう。戸惑うリッチーだったが、このままでは二度とアメリカに戻ることはできない。

「この泥沼から必ず抜け出してやる」。意を決したリッチーは、ただ一人信頼できるレベッカとともに、自分の命を賭けることになる一世一代の大博打を仕掛けることを決意する。リッチーが勝ち抜くために選択した最後の一手とは一体……!?

(公式サイトhttp://www.runner-runner.jp/より引用)

ネタバレ感想

プリンストン大学に通うリッチーは学費を稼ぐためにアフィリエイト目的で学内の友人を次々とオンラインカジノに誘いますが、不要に校内でギャンブルを広めているとして大学から注意を受けます。
学費を払うのが苦しいため、本来は奨学金を受けたいのですが、リッチーは大学入学前にウォール街で働いていて高収入だった過去があり、それがネックとなって奨学金を受けれません。
しかし、その当時の資産はリーマンショックで全て吹き飛んでいます。

アフィリエイト収入の道を絶たれたリッチーは全財産1万7千ドルを元手にオンラインポーカーで学費6万ドルを稼ごうと思い立ちます。
一時は5万ドルまで資産が増えますが、そこからは負けが続き全部スッてしまいます。
あまりに負けが続き不審に思ったリッチーは学内の友人に、オンラインカジノでの対戦の解析を頼むとそこには明らかに不正としか思えない数値が表示されていました。

賭け金を失ったことに納得がいかないリッチーは、コスタリカでオンラインカジノを運営するカジノ王アイヴァン・ブロックに不正を告発しに直談判へと向かいます。

けんもほろろに帰されるかと思いきや、不正をよそに告発しないで直接アイヴァンに言いに来たことを評価されて、賭け金の返還と学費相当分を口座に振り込むことを約束されます。
プログラマーが仕込んだ不正なバックドアを見つけることが出来たと感謝され、コンプライアンス部門の更迭を約束し、リッチーには能力があると言って自分の元で働かないかと誘われます。
18か月後には7桁の年収、3年後には8桁の年収も夢ではないと説かれ、リッチーはアイヴァンの右腕として働き始めます。

しかし詐欺の疑いがあるアイヴァンを検挙しようとするFBIに目をつけられると、情報を提供するように強要されます。

アイヴァンの元で働くうちにアイヴァンが詐欺師であり、自分がその不正の片棒を担いでいることに気付くと、その罪悪感とFBIからのプレッシャーの間で板挟みになって、リッチーはどうする?というお話です。

このお話、どこらへんが実話(2008年に起きたオンラインカジノ「アルティメットベット」での詐欺トラブル)を元にしているのか分からないのですが、すごく面白そうな設定なのに、全然つまらないんですよね。

http://cinema.pia.co.jp/news/165871/60342/

まずリッチーがプリンストン大学の学生で頭良いはずなんですが、最初にオンラインポーカーで負けた時にコンピューター解析してくれたのは学内の友人でしたし、映画後半にアイヴァンが運営するオンラインカジノの不正データの証拠を集めてくれたのもリッチーが引っ張ってきた友人(これも学内の友人なのかな?)で、リッチーが一発逆転のためにやったことといえば、コスタリカでは官も民も賄賂が有効だということで、徹底して賄賂を配ったことぐらいなんですよね。

だから頭の良さは全然関係無くて、あんな泥臭いことするのにプリンストン大の俊才である必要がないという…。

あとアイヴァンの元カノでリッチーが惹かれる女性もそんなに美人じゃないですし…。(これは関係ないですね。私の趣味の問題です)

こういうギャンブルをネタにした映画って、序盤に細かい伏線がたくさんあって、それが後半に二転三転しながら回収されていくところにカタルシスがあると思うんですが、この映画は伏線そのものがないから話がダレてしまいます。

ランナーランナーっていうポーカー用語のタイトルもタイトルを付けるだけで終わってしまっています。

なんかスケールが大きそうな話なのにこじんまりしてるといいいますか、リッチーとアイヴァンだけの話に終始してるのがもどかしいんですね。

唯一面白かったのは、アイヴァンが賄賂を渡していたコスタリカの大臣が、調子に乗って「賄賂が少ない」とか言い出してリッチーを痛めつけたので、仕返しとしてアイヴァンにワニの餌にされそうになったシーンくらいですかね。

上映時間91分なので、スピーディーに感じられそうですが、そのわりには体感時間が長く感じた作品でした。

鑑賞データ

角川シネマ新宿 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円

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