IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 評価と感想/あまり怖くなく

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1989年夏、いじめっ子とそれと僕たち ☆4点

1990年にテレビ映画化されたスティーヴン・キングの同名ホラー小説を、設定を1950年代から80年代に変更して初劇場化した作品。
監督はアンドレス・ムシェッティ、主演はジェイデン・リーバハーとビル・スカルスガルド

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の作品情報:1990年に映像化されたスティーヴン・キングのホラー小説を、『MAMA』で注目を浴びたアンディ・ムスキエティ監督が映画化。静かな田舎町に突如現れた正体不明の存在が、人々を恐怖に陥れるさまが描かれる。
(ぴあ映画生活)
『IT/イット “それ“が見えたら、終わり。』は2017年の映画。『IT/イット “それ“が見えたら、終わり。』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
本作は2017年11月3日(金)公開で全国で200館強での公開です。
劇場で予告編はあんまり目にしなかったかな?

アメリカでは2017年9月8日(金)公開でオープニング興収1億2300万ドルとR指定のホラー映画の歴代1位のOP興収を叩きだし、5週目には3億ドルを超えて『シックス・センス』が持っていたホラー映画の興収記録を塗り替える特大ヒットとなっています。

監督はアンドレス・ムシェッティ
アルゼンチン出身の監督さんだそうで初めましてです。
アルゼンチン時代に撮ったホラー短編を元に、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の元、ハリウッドで長編化した『MAMA』という作品をヒットさせて名が知れたようです。

主演は、子役メインなので割愛しまして、ピエロのペニーワイズ役にビル・スカルスガルド
ステラン・スカルスガルドの息子さんで公開中の映画『アトミック・ブロンド』に出演してます。

他に共演と配役は以下の通りです。

ビル・デンブロウ(主人公): ジェイデン・リーバハー
リッチー・トージア(眼鏡くん): フィン・ウォルフハード
ベバリー・マーシュ(女子): ソフィア・リリス
ベン・ハンスコム(ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック大好き): ジェレミー・レイ・テイラー
マイク・ハンロン(羊飼い): チョーズン・ジェイコブズ
エディ・カスプブラク(マザコン) : ジャック・ディラン・グレイザー
スタンリー・ユーリス(ユダヤ教の家の子): ワイアット・オレフ

ヘンリー・バワーズ(いじめっ子リーダー): ニコラス・ハミルトン
ジョージー・デンブロウ(弟): ジャクソン・ロバート・スコット
ペニーワイズ(ピエロ): ビル・スカルスガルド

あらすじ

一見、平和で静かな田舎町を恐怖が覆い尽くす。子供の失踪事件が多発していたのだ。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、行方不明の弟を案じるビルの前に、“それ”は突然現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。
しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子供たちも“それ”に遭遇していた。自宅の地下室、バスルーム、図書館、そして町の中……。何かに恐怖を感じるたびに“それ”は、どこにでも現れる。神出鬼没、変幻自在の“それ”からは、決して逃れられない……。
ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意。“それ”の正体とは何か? その目的は? 消えた子供たちはどこに行ったのか? 真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた……。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

本作『IT』はアメリカで1990年に前後編でテレビドラマ化されると、翌年日本でもビデオリリースされ、当時『ツイン・ピークス』なんかをはじめとしたアメリカドラマブームということもあり、レンタルビデオを中心にかなり話題になった記憶があります。

日本では1987年に公開された『スタンド・バイ・ミー』が繰り返しテレビ放送され出した頃で、スティーヴン・キングの名前がホラーファン以外にも浸透し始めた頃だと思います。

その頃の本作の触れ込みは、キングの小説の中でも最強に怖い作品の初映像化だったと思います。
自分は先に上・下巻各600ページからなる単行本を買ったまま積読になっていて、3年くらいしてから結局レンタルビデオで見た記憶がありますが、内容は忘れてました。

ただあまり怖くなかったのは、ぼんやりと思い出しました。
やっぱり『シャイニング』の方が最恐じゃん!と思った記憶が…。

そんな感じで20数年ぶりにリメイクされた本作ですが、R指定なのに大ヒットしてるという話題ばかりを頭に刷り込まれてて、鑑賞前はすっかり前のことなど忘れていたのですが、観終わった直後の感想は「あんまり怖くなかったな」でした。

そしてほぼ、ホラー版スタンド・バイ・ミーだったな、と思いました。

なんて言うんですかね、つまらなくは無いんですけど、メリハリが無くて繋ぎ目の無いシームレスみたいな映画で、そこまで怖くないけど怖い描写を絶えず挟んでるので、上映時間135分とちょっと長めなんですが最後まで観れちゃうみたいな。

スタンド・バイ・ミーにホラーの味付けをしてるので、完全にジュブナイル作品だと思うんですが、アメリカではR指定になっているので、どの辺りの観客層を想定してるのかな?と思いましたが、アメリカのR指定は17歳未満は保護者同伴で可なんですね。

スタンド・バイ・ミーも子供の喫煙や拳銃発砲や無許可外泊の描写があったりしたのでR指定だったんですね、知らなかった。

日本の映倫区分ではR15+に指定されたんですけど、基本、子供向けの映画だと思います。

小さな田舎町、少年ジョージが行方不明となり、兄ビルとその友人たちは、犯人を捜し始める。ホラー。刺激の強い殺傷・出血・肉体損壊の描写がみられ、標記区分に指定します。(2時間15分)

映倫サイトより引用)

きっと腕が取れちゃってるのが、あれなんでしょうけど、内容的にはPG12でもいい気がしますね。
ていうか、テーマ的にもそこの世代に見せなくてどこに見せるんだろ?と思います。

弱い者いじめはいけないとか、団結する大切さとか、恐怖に打ち勝つ心とか、親からの自立の話ですよね?
少年ジャンプ的なテーマにわりと近い、「友情・努力・勝利」

ペニーワイズはヴォルデモートっぽいですよね。
だから、アメリカ版ハリポタか。
まぁJ・K・ローリングよりキングの方が先なんですけどね。
ハリーポッターも最初見たときはちょっと怖かった気がしますもの。

主人公の弟が下水道に引き込まれたのは、「映画『アリゲーター』に出てきたワニに引きずり込まれちゃったんだ」と考えないと切ないですね。

スタンド・バイ・ミーでは主人公の兄が交通事故で亡くなってたみたいに。

でも何気に親がヤバいですよね。
べバリーの父親は完全に近親相姦をイメージさせますし、エディの母親の偽薬(プラセボ)は代理ミュンヒハウゼン症候群ですよね。

スタンリーのユダヤ教のラビの家の設定がよく分からなかったです。
あのムンクの叫びのお化けみたいなの。
あの子が一番勇気が無いということか?

あと眼鏡かけてるリッチーのキャラクターはスタンド・バイ・ミーでコリー・フェルドマンが演じたテディのキャラクターとそっくりですよね。
下ネタばっかり言ってるところとか。

総評としてはつまらなくは無いですけど、話題になるほど面白くは無いというトコでしょうか。
でもキングの『IT』はなぜか当たるんですよね。
魔法をかけられているのかな?

鑑賞データ

丸の内ピカデリー SMTメンバーズ割引料金 1200円
2017年 185作品目 累計198300円 1作品単価1072円

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