ザ・マスター 評価と感想/主役二人の演技がとにかく凄い

ザ・マスター 評価と感想

体調万全で見ることをお勧めします ☆4点

予告編

映画「ザ・マスター」予告編

映画データ

ザ・マスター (2012) - シネマトゥデイ
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソンがメガホンを取り、新興宗教サイエントロジー創始者をモデルに人間の深層心理に鋭く迫る問題作。
ザ・マスター|映画情報のぴあ映画生活
『ザ・マスター』は2012年の映画。『ザ・マスター』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

第二次世界大戦末期。海軍に勤めていたフレディ・クエルは、ビーチで酒に溺れ憂さ晴らしをしていた。やがて日本の敗北宣言によって太平洋戦争は終結。フレディは復員軍人病院でのメンタルケアを受けるが、ロールシャッハテストで想起されたのは卑猥なものばかり。彼は戦時中に作り出した、自前の強烈なカクテルにハマり、アルコール依存から抜け出せずにいた。
地元に戻って写真家としての生活を歩み出す彼は、キャプウェル・デパートでのカメラマンの職を得る。ところが、そこでも暗室に酒を常備し、まったく酒を断ち切れない。やがて彼は顧客にまで暴力をふるい、デパートを去ることに。その後、彼は酒を片手にカリフォルニアを放浪しては、滞留地で問題を起こすという毎日。そんな中、彼は酔ってたまたま目についた婚礼パーティの準備をする船に密航する。船は出航し、彼が気づいたときは洋上に。船員に発見された彼は、その船で結婚式を司る男と面会する。その男、“マスター”ことランカスター・ドッドは、フレディのことを咎めるどころか、彼の密航を許し歓迎するという。フレディは、これまで出会ったことのないタイプのキャラクターに興味を持ち、船から下りた後もマスターのそばを離れなかった。マスターもまた行き場のないフレディを無条件に受け入れ、彼らの絆は急速に深まっていく。

結婚式を執り行っていたマスターは、じつは<ザ・コーズ>という団体を率いて、力をつけつつあった大物思想家だった。独自の哲学とメソッドによって、悩める人々の心を解放していく、という「治療」を施していたのだ。ときは戦後1950年代。社会は戦後好景気に沸いていたが、その一方では心的外傷に苦しむ帰還兵や、神秘的な導きが欲されていた時代。<ザ・コーズ>とマスターの支持者は急増し、崇められるようになる。フレディはそんなマスターのもと、カウンセリングが繰り返され、それまで自制のきかなかった感情の爆発が、少しずつコントロールできるようになっていく。マスターはフレディを後継者のように扱うようになり、フレディもまたマスターを完全に信用するようになっていく。

そんなマスターの活動を批判する者も当然現れた。だが、彼の右腕となっていたフレディは、マスターを批判する者を暴力で口封じしていく。マスターは暴力での解決を望まなかったものの、結果的にはフレディの働きによって教団は守られていた。

だが、酒癖が悪く暴力的なフレディの存在が<ザ・コーズ>にとって悪い影響を与えると考えるマスターの妻ペギーは、マスターにフレディの追放を示唆。フレディにも断酒を迫るが、彼はそう簡単にはアルコール依存から抜けることができなかった。しかもフレディのカウンセリングやセッションもうまくいかなくなっていく。フレディは、そのたびに感情を爆発させ、周囲との均衡が保てなくなっていくのだった。

やがてフレディとマスターとの間には徐々に不和が生まれる。マスターはフレディが教団にとどまる理由に疑問を、フレディは教団のメソッドやマスター自身に疑問を抱くようになるのだった……。

(公式サイトhttp://themastermovie.jp/story.htmlより引用)

ネタバレ感想

仕事帰りに観に行ったのですが予告編の時から若干眠く、耐えられるかなぁと不安な中での鑑賞となりました。

あらすじは公式サイトなどを参考にしていただくとして、とにかく難解でした。

なぜ難解なのか自分なりに考えましたが、やはりフレディ(ホアキン・フェニックス)とマスター(フィリップ・シーモア・ホフマン)がなぜ惹かれあうのかがはっきりと分からなかったからです。

男同士の友情とも違いますし、同性愛というわけでもないですし、フレディからの一方的な尊敬という訳でもありませんし、またマスターがなぜフレディにあれほど目を掛けるのかが分かりませんでした。
単純な師弟愛というのとも違う気がしますし。

そんな難解さもあって途中うつらうつらしてしまいましたが、要所要所で主役二人の演技合戦があって引き込まれました。

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は本当に凄くて、今ハリウッドで№1じゃないかと思いました。

一応最後になぜ二人が惹かれあうのか理由が示されますが、今一つ説得力にかけてスッキリという感じでは無かったです。

ただ映像は美しいですし、演技も素晴らしいですし、非常に丁寧に作られている良作だと思います。
とにかく体調を万全にして何回も繰り返し見るうちに色々理解できるタイプの映画かなぁと思いました。

鑑賞データ

TOHOシネマズシャンテ シネマイレージデイ 1300円

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