『ウォールフラワー』評価と感想/ハーマイオニーの魅力全開

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青春映画としてなかなかの佳作 ☆4点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

ハリー・ポッターシリーズ終了後、数あるオファーの中からエマ・ワトソンが選んだ作品。
公開前も公開されてからも全くのノーマークでしたが、なにやら評判が良さそうなので鑑賞。
事前知識としてジョン・マルコヴィッチが製作に名を連ねてることや、「ライ麦畑でつかまえて」の再来と言われたほどの原作小説の映画化ということで期待が膨らみました。

物語は幼いころのトラウマで友達が作れずにいる主人公チャーリー(ローガン・ラーマン)の高校入学からのお話。
ヤフーの作品トップもそうですが、いろんな媒体でスクールカーストを描き、ってありましたがちょっと違うかなぁと思いました。チャーリーは心の傷が原因で壁際の花、傍観者でありましたが、決してスクールカースト最下層ではなかったと思います。

冒頭の国語の先生とのやりとりで『いまを生きる』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』をイメージしましたが、要所要所でチャーリーを導いてくれるものの映画全体の中では扱いが小さかった気がします。

話の核になるのはやっぱり、サム(エマ・ワトソン)とパトリック(エズラ・ミラー)との恋と友情です。主役の3人はそれぞれに心に傷を抱えていますが、サムとパトリックはチャリーより上級生のお姉さんお兄さんなので、チャリーを心地よく導いてくれます。

パトリックたちは学校では異端的なグループですが、チャーリーはそこに魅了され二人を介して様々な人や音楽(あとドラッグ)と出会い、人気者になっていきます。
なので劇中、音楽がよくかかるのですが、サムが完璧な曲と言っていたデビッド・ボウイのヒーローズをはじめ、全体的に音楽が凄くよかったです。

パトリック役のエズラ・ミラーは凄い美少年で、ゲイという難しい役どころを見事に演じていて、今後、要注目の俳優さんになりました。
サム役のエマ・ワトソンはハリー・ポッターシリーズ終盤でも大人の魅力が出てきましたが、この映画で完全に脱皮した感じで、劇中に出てくる妖しいエロチックなショー(ロッキーホラーショー)をこなしたりしていて、新たな魅力全開でした。

映画は最後、主人公チャーリーも忘れていた(というより封印していた)心の傷を吐き出すことで救われます。と同時に観客もチャーリーを苦しめていた事実を知ります。これは重く辛い事実ですがこれを吐き出すことによってチャーリーの第二章が始まるんだなぁと思いました。

誰もが通過する十代の頃の恋や夢や心の傷。その時は辛く重いものですが吐き出して、過ぎてしまえば軽くなってる。こうやって段々大人になってたんだなぁと、そんなことを思い出させてくれた映画でした。

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円

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