ダークタワー 評価と感想/キング作品のあらゆる世界を繋ぐ作品だが

ダークタワー
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何で映画にしようと思ったんだろう? ☆3点

スティーヴン・キングのライフワークとされる全7部構成の長編小説の一部を抜き出して映画化した作品で監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の脚本家ニコライ・アーセル、主演にイドリス・エルバとマシュー・マコノヒー

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

映画『ダークタワー』の作品情報:ホラー小説の大家スティーヴン・キングによるダークファンタジーを映画化。一人の少年が夢に導かれて入り込んだ世界で、世界の支柱とされる“タワー”をめぐって銃使いと世界の崩壊を画策する黒衣の男が死闘を繰り広げる。
(ぴあ映画生活)
『ダークタワー』は2017年の映画。『ダークタワー』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
本作は2018年1月27日(土)公開で、全国236館での公開です。
ソニーピクチャーズ配給の作品で予告編はちょこちょこ目にしました。

原作は未読で興味も無かったんですけど、ファーストデーということで皆さん『スリー・ビルボード』とか『不能犯』を観に行っちゃって丸の内ピカデリーがガラガラだったので観に行ってきました。

監督はニコライ・アーセル
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で脚本を務めてます。
ミレニアムの名前を最近聞いたなと思ったんですけど、この時の監督ニールス・アルデン・オプレヴが昨年末に公開された『フラットライナーズ』の監督を務めてます。
監督・脚本を務めた『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』で第62回(2012年)ベルリン国際映画祭銀熊賞の脚本賞を受賞してます。

主演にイドリス・エルバ
近作は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ズートピア(声の出演)』『ジャングル・ブック(声の出演)』『ファインディング・ドリー(声の出演)』『スター・トレック BEYOND』『マイティ・ソー バトルロイヤル』を観てます。

主演にマシュー・マコノヒー
近作は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ダラス・バイヤーズクラブ』『インターステラー』『追憶の森』『SING/シング(声の出演)』を観てます。

他に共演と配役は以下の通りです。

ローランド・デスチェイン: イドリス・エルバ
ウォルター・オディム(黒衣の男): マシュー・マコノヒー
ジェイク・チェンバーズ: トム・テイラー
ローリー: キャサリン・ウィニック
アラ: キム・スヒョン
ピムリ: フラン・クランツ
ティラナ: アビー・リー・カーショウ
セイヤー: ジャッキー・アール・ヘイリー
スティーヴン: デニス・ヘイスバート
ルーカス・ハンソン: ニコラス・ハミルトン
Dr.ホッチキス: ホセ・ズニーガ

あらすじ

ニューヨーク。少年ジェイクは毎夜同じ夢にうなされていた。“巨大なタワー”“拳銃使いの戦士”そして“魔術を操る黒衣の男”…
ある日、この現実世界と夢で見た≪中間世界≫と呼ばれる異界が時空を超えて繋がっている場所を発見する。すべては実在したのだ――。
中間世界に導かれたジェイクは、そこで拳銃使い<ガンスリンガー>に出会う。彼は2つの世界のバランスを保つ塔=ダークタワーの最後の守護者であり、タワーの破壊を目論む<黒衣の男>を倒すため旅を続けていた。
一方、ジェイクこそが唯一タワーを破壊できる特殊能力を秘めた存在であることに気づいた黒衣の男は、その強大なパワーを求め、ジェイクたちの前に立ちはだかるが――。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

本作はアメリカでは2017年8月4日(金)公開で、週末興収成績では3週目に入った『ダンケルク』を抜いて1位スタートだったんですが、最終的な北米興収が5000万ドル弱と、製作費の6000万ドルを回収できませんでした。

評価の方も散々で、ロッテントマトのトマトメーターだと16%という有様です。

昨年、アメリカで公開された映画で派手にコケた作品の何本かのうちの1本に入ると思うんですが、見る前から分かってましたが、まぁつまらなかったですね(笑)

昨年観た作品で言えば、『アサシン クリード』とか『キング・アーサー』みたいな感じかな(笑)

奇しくもイドリス・エルバ演じるガンスリンガーがアーサー王の末裔とのことで、アーサー王モノは鬼門だなと思いましたよ。

まあ原作が構想から含めると30年かけて全7部構成で描かれた作品で、それを95分にまとめるなんて土台無理な話なんで、ネットフリックスとか連続ドラマでやればよかったと思うんですけど、製作のロン・ハワードは何で映画にしようと思ったんでしょうかね?

それはさておき、映画ではジェイク少年が主人公なので、スティーヴン・キングの他の原作モノ『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』とか『スタンド・バイ・ミー』みたいな雰囲気がありますね、少年と世界の関わりといいますか。

実際、原作はキングの他の作品と繋がってるみたいで、本作ではペニーワイズ(『IT』)という場所が出てきますし、少年の能力のことをシャイン(『シャイニング』)と呼んでいます。

序盤はちょっとジェイク少年が住む世界(我々の世界)とダークタワーの世界(中間世界)がかけ離れ過ぎていて、これが少年の夢オチで終わったら中二病的だよなと思ったんですが、実際に中間世界と行き来できるようになると、『ドクター・ストレンジ』的な面白さはありました。

また、ジェイク少年が中間世界に行って、ローランドとダークタワーを目指すようになると、『ロード・オブ・ザ・リング』っぽい気がしました。
原作も「指輪物語」に影響を受けてるようなんで、キング映画の既視感と『ロード・オブ・ザ・リング』や『ドクター・ストレンジ』の既視感が合わさったみたいな映画でしたね。

ダークタワーっていうのは、キング作品の中の秩序を保ってる象徴のような存在で、これが崩壊しちゃうとあらゆる「闇」が襲ってくるってことで、これを必死に守ってるのがアーサー王の末裔、ガンスリンガーになります。
因みにガンスリンガーが持ってる銃はエクスカリバーから出来てます(中二っぽいでしょ(笑))

それでこのダークタワーを崩壊させるために、能力(シャイン)のある子を誘拐してきて、その子の能力を増幅させてビームみたいので崩壊させようとしてるのが黒衣の男となります。

ただこの世界でダークタワーを崩壊させる能力を持つのはジェイク少年だけなので塔は崩壊しないのですが、ビームみたいのを放つたびに塔が揺れて、現実世界(映画では根本世界と言ってます)では地震が起きたり、闇が僅かに入ってきてしまうということのようです。

中間世界でダークタワーを目指そうとする2人ですが、ダークタワーが北の果てにあるということで、そのまま目指すと半年かかることが分かります。
ジェイク少年が根本世界のニューヨークに行けば、ダークタワーに繋がる入口があるのに気づくと、ガンスリンガーとニューヨークに行くのですが、中間世界では銃弾が貴重のようで、根本世界には銃弾はあるのか?と聞いてきます。

それに対して、ニコニコして「たくさんある」とジェイク少年は答えるのですが、これは全米ライフル協会バンザイという映画でよろしいでしょうかね?

黒衣の男は魔導師なんでドクターストレンジみたいに強いんですが、ずっと幻影ばっかり送っててガンスリンガーと対決しなかったのですが、ラストで対決します。
黒衣の男はガンスリンガーがまともに銃を撃っても、地面に落ちてるガラスの破片などを浮かせたりして止めてしまうので、ガンスリンガーはビリヤードでクッション利用するみたいに壁とか柱に弾を撃って角度を変えて当てようとします。

黒衣の男を倒すときは、その角度が変わった弾丸にさらに後から撃った弾丸を当てて角度を変えるっていう、ビー玉とかおはじきとかカーリングみたいなことをして倒すのでした。

ラスト、ジェイク少年はお母さんも殺されちゃったので、ガンスリンガーと中間世界で生きていくことにするんで、続編作ろうと思えば作れる感じなんですけど、ヒットしなかったんでこれで終わりでしょうね。

本作でよかったのは、ジェイク少年の母親を演じたキャサリン・ウィニックですねー。

初めて知った女優さんで40歳だそうですが、スカーレット・ヨハンソンに似てて美人でしたね。


映画では脂の乗り具合とかたまらんのです。


これね、黒衣の男が炭みたいにして殺しちゃうんだからダメですよ。
最後まで登場して欲しかった(泣)

まあ、あんまり見るべきところが無い映画ですけど、これが120分オーバーとかでしたらキツいですけど、95分でサクッと見れますので、まあどなたも耐えられるかなと思います。

鑑賞データ

丸の内ピカデリー ファーストデイ 1100円
2018年 23作品目 累計11800円 1作品単価513円

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