去年の冬、きみと別れ 評価と感想/中二には騙されないぞ

去年の冬、きみと別れ 評価と感想 映画感想

第二章から始まる物語 ☆3点

2013年に幻冬舎から刊行された芥川賞作家・中村文則の同名小説の映画化で監督は瀧本智行、主演は岩田剛典、共演に斎藤工、山本美月
結婚を控えたフリーライターがある焼死事件を取材するうちに抜けられない深みに嵌っていく様を描く。

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

去年の冬、きみと別れ
映画『去年の冬、きみと別れ』の作品情報:『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの岩田剛典を主演に迎え、中村文則の小説を映画化したサスペンスドラマ。とある焼死事件の真相を追うルポライターが、次第に抜き差しならない状態に陥っていくさまを描写する。

(ぴあ映画生活)

去年の冬、きみと別れ|映画情報のぴあ映画生活
『去年の冬、きみと別れ』は2018年の映画。『去年の冬、きみと別れ』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

本作は2018年3月10日(土)公開で、全国329館での公開です。
ワーナー・ブラザース配給で、劇場での予告編は昨年からかなり流れていましたね。

本作も『嘘を愛する女』と同じで、公開が近づいてくると予告編のイメージが変わってきた映画で、最初の頃は静かな猟奇的サスペンススリラーの雰囲気でしたが、公開が近づいてくると『22年目の告白-私が殺人犯です-』みたいなエンタメエンタメした観客挑戦型のサスペンススリラーに変わってきて、直前には「観た人全員、ダマされる」と、どんでん返し的なことを煽ってきたので、いっちょやったるかいと挑んで参りました。

嘘を愛する女 評価と感想/実話ベースだがプロットはゼロの焦点に近い
予告編などを含めPRが上手かったかなと ☆3点 第1回(2015年)TSUTAYA CREATORS' PROGRAMでグランプリを受賞した企画の映画化でCMディレクター中江和仁の商業映画初監督作品。 1991年朝日新聞に掲載された「夫はだれだった」という記事から着想を得たオリジナル作品で主演に長澤まさみと高橋一生
22年目の告白-私が殺人犯です- 評価と感想/入江監督やりおった!
リメイクとは知らなんだ ☆5点 2012年の韓国映画『殺人の告白』のリメイクで監督は『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠 主演は『悪の教典』の伊藤英明と『デスノート』シリーズの藤原竜也

例によって例の如く、原作は未読です。

監督は瀧本智行さん
近作は『脳男』『グラスホッパー』を観てます。

主演は岩田剛典さん
ハイローを見てないので劇場では初めましてです。
WOWOWで『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は見たことあります。
ドラマは「ディア・シスター」と「砂の塔〜知りすぎた隣人」を見てました。

共演に斎藤工さん
近作は『虎影』『リアル鬼ごっこ』『団地』『無伴奏』『シン・ゴジラ』『SCOOP!』『昼顔』『蠱毒 ミートボールマシン』『マンハント』を観てます。

共演に山本美月さん
近作は『貞子vs伽椰子』『ピーチガール』を観てます。

共演に北村一輝さん
近作は『KILLERS/キラーズ』『無限の住人』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『羊の木』『今夜、ロマンス劇場で』を観てます。

他に共演と配役は以下の通りです。

耶雲恭介: 岩田剛典
松田百合子: 山本美月
木原坂雄大: 斎藤工
木原坂朱里: 浅見れいな
小林良樹: 北村一輝
吉岡亜希子: 土村芳
出版社社長: でんでん
出版社社長の妻: 円城寺あや
編集長: 矢島健一

あらすじ

最愛の女性との結婚を控えた記者=耶雲(岩田剛典)が狙ったスクープは、一年前の猟奇殺人事件の容疑者=天才カメラマンの木原坂(斎藤工)。真相に近付く耶雲だったが、木原坂の危険な罠は婚約者=百合子(山本美月)にまで及んでしまう。愛する人をこの手に取り戻すため、木原坂の罠にハマっていく耶雲の運命は――?

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

まずキャラクター設定は以下の通りです。

映画は冒頭、全盲の女性が涙を流しながら点字の手紙を打ってるシーンで始まります。

シーン変わって木原坂雄大のスタジオで、その女性が焼死する事件が描かれます。
木原坂は逮捕され留置所に入れられますが、海外から一時帰国した投資家である姉の朱里が、金に物を言わせて優秀な弁護士を付けたので、起訴状が殺人から保護責任者遺棄致死に変わり、執行猶予判決を勝ち取ります。

第二章のテロップが出ると、耶雲恭介が週刊文詠の編集部を訪れます。
フリーライターである耶雲は編集長に木原坂の事件のルポを熱心に売り込むと、デスクの小林良樹を紹介されます。
小林は執行猶予判決が出ている事件のため気乗りしませんでしたが、「ダメだったら載せなければいい」という編集長の言葉で、耶雲と関わることになります。

耶雲はまず、木原坂の昔の関係者を当たります。
木原坂が世界的な賞を受賞し、世に出るきっかけとなった蝶の写真に協力した蝶の収集家を訪ねます。
収集家は5年前のその写真の出来を認めてましたが、底知れぬ闇を感じそれ以降は付き合いが無いとのことでした。
ただそれ以降の木原坂の写真はどれも凡作だと言います。

耶雲が次に会ったのは木原坂の高校時代の同級生で、高校時代に彼女を木原坂に取られ、監禁されたことがあるとの証言を得ます。
同級生は、焼死事件は木原坂が監禁して火をつけて殺したに違いないと言います。
そして木原坂の異様な姉弟愛と、父親に虐待されてたらしいことを話します。

耶雲が3人目に会ったのは引退した刑事でした。
その人物は木原坂姉弟の父親が殺された事件を担当した刑事で、事件当時、雄大は10歳でした。
母親を早くに亡くし、大学講師の父親に育てられた姉弟でしたが、何者かに父親を殺され犯人は捕まらないままでした。
当時、姉弟の目撃証言を元に40代~50代の人物を洗ったが、犯人には全く繋がらなかったとのことでした。
耶雲が憚るように姉弟が殺した可能性を尋ねると、警察も当時それを考えたが、姉弟も怪我をしていて、それは背の高い大人でなければ付かない傷で可能性は消えたと言うのでした。

耶雲はそれらの証言と、ネットの掲示板にある「木原坂が燃え盛る女性を撮った写真がある」という噂をまとめると小林に見せます。
小林はこれだけでは記事にするには弱いと言うと、耶雲は木原坂にも直接取材すると言うのでした。

耶雲は木原坂に取材に行き、噂の写真の事を単刀直入に聞くと、面白いことを言う奴だと言って気に入られ、自宅兼スタジオのカードキーを渡され、いつでも自由に入っていいと密着取材を許されるのでした。

しかし耶雲は取材にのめり込むあまり、婚約者の百合子との結婚式の打ち合わせに身が入らなくなり、木原坂の取材中に百合子から電話が入り、木原坂に婚約者の存在を知られることになります。

婚約者に興味を持った木原坂は、耶雲にチケットが余ったと言って薪能のチケットを2枚渡し、2人で行ってくるといいと言います。
耶雲と百合子が薪能を訪れると、木原坂も来ていて百合子を紹介する羽目になるのでした。

耶雲は小林に進捗状況を報告しに行きますが、進展しない雄大の取材と並行して、姉の朱里も取材すると言いますが、連絡先がまだ掴めないと言って編集部をあとにします。

すると小林は朱里に電話します。
2人は付き合っていて、薬を使った快楽に溺れていました。
小林は朱里に会うと、耶雲というフリーライターが取材したがってることを伝えます。
朱里は雄大から耶雲のことは聞いてると言い、暇つぶしに面白がってると答えます。
小林は、耶雲のライターとしての腕は確かだから気を付けるように言うと、朱里は耶雲が雄大の名誉を傷つけるような記事を書いたら許さないと言い、自分から連絡すると言って小林から耶雲の名刺を貰うのでした。

編集部をあとにした耶雲は百合子の勤務先のレストランを訪れると、記事に集中したいと言って結婚式を延期して欲しいと言い、百合子と仲違いします。
その様子を離れたところでじっと雄大が見つめています。

別の日、朱里は名刺の住所で待ち伏せして耶雲と会います。
一方、その頃、雄大が百合子の職場であるレストランを訪れていて、写真のモデルとして百合子を誘っていました。

小林の元に、耶雲から電話が入ります。
耶雲は百合子と連絡が取れず、翌日の打ち合わせを延期して欲しいと言います。
百合子は職場も無断欠勤しており、耶雲がレストランに向かうと、懇意にしてるオーナーから男と話していたことを聞きます。
店の同僚が百合子のSNSアカウントを見つけると、モデルとして拘束されていることが分かり、耶雲は木原坂のスタジオに向かいます。

耶雲は渡されていたカードキーで入ろうとしますが、キーが変えられていて入れずにいると、雄大が出てきます。
雄大に百合子を返せと迫る耶雲でしたが、彼女は自由意志でここに居ると言われます。
耶雲は警察に駆け込み、木原坂に監禁されてると訴えましたが、警察が百合子に確認すると自分の意志と言われ事件化は見送られるのでした。

小林は朱里から耶雲の取材を受けた後、急遽ロンドンに戻ることになったとの連絡をメールで受けていましたが、取材の様子が気になり朱里に電話します。
しかし、何度電話しても留守電になり、直接話すことができず、たまにメールが返ってくるくらいでした。
すると切羽詰まった様子で再び耶雲から電話が入り、百合子が木原坂に監禁されていると連絡を受けます。
小林は雄大のスタジオに向かうタクシーの中で、朱里に「雄大くんの病気がまた始まった。至急連絡がとりたい」とメッセージを入れます。

小林が木原坂のスタジオに着くと、屋敷が火事になっています。
門扉の所にいた耶雲と門を乗り越えて屋敷の中に入っていくと、椅子に拘束された百合子が燃える様子を一心不乱に撮影する雄大の姿がありました。

最初の焼死事件と同じように百合子は死亡し、雄大は逮捕されます。
しかし、今度は朱里が依頼していた弁護士が接見に現れるのみで拘留が長引くのでした。

耶雲は先の事件と百合子の焼死事件をまとめたものを週刊文詠の編集長に渡すと、編集長は連載と書籍化を決定しますが、小林はライターとして能力が高い耶雲がこれまで表に出てこなかったことを疑問に思って部下に調べさせていました。
部下の報告では、耶雲の経歴にあったルポは全て別人のもので、耶雲恭介という名前も偽名で、本名は中園恭介という名前で1年前まで金沢の小さな出版社に勤めていたことが分かると、小林は金沢に飛びます。

小林は金沢の出版社社長に話を聞きに行くと、そこは夫婦でやってる小さな出版社で、学生の翻訳アルバイトで入った耶雲が卒業後もそのまま就職し勤めていたのでした。
辞めた理由を聞くと、彼女と別れたことが原因だろうと言います。
辞める半年くらい前に彼女が軽い交通事故に会うと、そこから情緒不安定になったと言います。
社長はクリスマスに撮った写真を見せてくれると、そこには耶雲と吉岡亜希子の姿が写ってました。

序章のテロップが出ると、耶雲と亜希子の出会いが描かれます。

耶雲は、海外旅行中に見つけた思い入れの深い本を翻訳して出版しますが、売れ行きは芳しくありませんでした。
そんなある日図書館に行くと、全盲の女性がその本を点訳した本を熱心に読んでるのを見かけます。
読み終えた女性の満足気な表情が嬉しかった耶雲が、自分が翻訳者だと言って声を掛けたのが2人の出会いでした。

2人が付き合ってしばらくすると、亜希子が軽い交通事故で怪我をします。
心配して病院に駆け付ける耶雲に、大したことないと言う亜希子でしたが、耶雲はそのとき初めて愛する者を失う怖さを知ります。
それ以降耶雲は、白杖をついて通勤する亜希子が心配で後をつけるようになります。
出版社も休みがちになり、ストーカー化してることに気づいた亜希子は耶雲に別れを切り出します。
金沢を離れることを決意し、耶雲に別れの手紙を打っていたのが、冒頭の映像だと分かります。

亜希子と別れて気が抜けたようになりながらも出版社に勤務していた耶雲は、ニュースで亜希子の事件を知り出版社を辞めると、第二章のテロップが出ます。

金沢から東京に戻って来た小林は、耶雲の住所を訪ねます。
耶雲の部屋は鍵が開いていて中に入ると、壁にはおびただしい数の写真が貼られています。
その中には小林と朱里が会ってる写真も含まれていました。
そして床には薬品のアンプルが転がっています。
テーブルの上には無地の本が置かれていて、ページをめくると「ふたりのY・Kへ そしてA・Yに捧ぐ」と書かれています。
同じものは拘置所の雄大にも送られていました。
すると「やっとたどり着きましたね」と言って耶雲が現れると、事件の真相が明らかになります。

ニュースで亜希子の死を知った耶雲は、出版社を辞めるとすぐ東京に向かいます。
そしてすぐに木原坂の関係者に取材を進めていました。
朱里にも会っていて、亜希子の恋人であることを明かすと同情され、薬を飲まされ肉体関係を結んでいました。
情事のあとのピロートークで真相を知った耶雲は、亜希子とデートした思い出の海岸を訪れると復讐を誓います。

耶雲はまず復讐に協力してくれる人物を探しました。
ネットの自殺掲示板で生きることに自暴自棄になっていた百合子を見つけると報酬と引き換えに恋人のフリをしてもらいます。
週刊文詠に企画を持ち込んだのも、あらかじめ朱里と小林の関係を掴んでのことでした。
その後は計画通り、百合子と仲違いしたふりをすると、雄大が触手を伸ばし百合子は雄大のモデルになります。

百合子がモデルになって数日し、雄大が買い物に出かけると計画を実行に移します。
耶雲は名刺の住所で待ち伏せていた朱里をスタンガンで失神させると薬を使って監禁し、小林からの電話は聞いていて耶雲がメールを返していました。
椅子に拘束されていた百合子と朱里を耶雲が入れ替えるとロウソクの火を倒して朱里に火をつけます。
そのタイミングで帰ってきた雄大は百合子と朱里が入れ替わってることに気づかず夢中でシャッターを切ります。

それというのも亜希子の際には失敗していたからでした。
蝶の写真のあと、長らくにスランプに陥っていた雄大は、偶然街で亜希子を見かけ撮りたいものが定まります。
しかし亜希子にモデルを頼むも断られていました。
そんな雄大を見かねた朱里が、小林に協力してもらい、亜希子を拉致してきたのでした。
朱里はろうそくの火を倒し亜希子に火をつけ、雄大に写真を撮るよう促しましたが、興奮した雄大の写真はピンボケでした。

耶雲は百合子の遺体確認に小林を同席させましたが、丸焦げの朱里の遺体を小林に見せるためでした。
小林は朱里たちの父親が講師をしていた大学の学生で、朱里による父親殺しのアリバイを手伝わされていました。
それ以来、悪魔的な朱里に魅入られ関係がずっと続いていました。

「ふたりのY・K」は木原坂雄大と小林良樹のことで、「A・Yに捧ぐ」は吉岡亜希子に捧ぐでした。

百合子は朱里が乗っていたポルシェカイエンを廃車にすると、耶雲と合流します。
耶雲は報酬と偽造パスポートを渡すと、百合子の「途中から本気だった」の声に一瞬立ち止まりますが、そのまま別れます。

去年の冬、耶雲が亜希子の死の真相を知り、復讐のために化け物になると誓って、きみと別れたというタイトルの意味が分かって映画は終わります。

「去年の冬、きみと別れ」ギョっとするほど大胆な原作アレンジと味の濃い出演者に掴まれるサスペンス - エキレビ!
叙述トリックが多用されているがゆえに、映像化が難しそうな『去年の冬、きみと別れ』。だが、この映画版は見事なアレンジで着地した作品だった。味の濃い共演者に負けず岩田剛典はかなりの善戦ぶり。ガンちゃんさん...

こちらを読むと原作は映像化が難しそうな作品とのことで、犯人も原作とは違うらしいんですが、原作を読んでる方には逆に大胆な改変がなされていて、ラストのどんでん返しに騙されるらしく、原作を読んだ方にも好評のようですが、小林と朱里が付き合ってるのが描かれた辺りでお話としては読めましたね。

お話としては今年1月に公開された同じ中村文則さん原作の『悪と仮面のルール』に似ています。

悪と仮面のルール 評価と感想/長い、クドい、つまらない
これ原作面白いんですかね? ☆2点 2010年に講談社創業100周年記念「書き下ろし100冊」作品として刊行された中村文則の同名小説の映画化で監督は中村哲平、主演は玉木宏、共演に新木優子。邪になるために創られた主人公が自身の運命に立ち向かう姿を描く

父からの虐待、性的虐待、近親相姦とかタブー系のオンパレードから人格が歪められた人物がいて、主人公はそうしたものに復讐を誓うっていうお話で、小説だと哲学的なこととかも盛り込めたりして面白くなりそうなんですが、映画にするとそうしたところは全部すっ飛ばさなければならず、どうしても中二的になると言いますか。

まぁそれでも本作の方が、『悪と仮面のルール』の自分の力では何もしなかった主人公よりは、復讐の決意が感じられ、ギリギリ中二的なものは超えてた気がしましたが、ツッコミどころもたくさん。

まず百合子に渡した報酬はどうしたんでしょうね?
耶雲は学生の翻訳アルバイトから弱小出版社に入ったくらいなので、お金無いと思うんですが。
『悪と仮面のルール』の主人公みたいに社長の御曹司で金に糸目はつけないっていうのなら分かりますが。
っていうか自殺志願者掲示板に山本美月ちゃんみたいな娘がいたらたまらんと思います。
別の問題もありますが…。

座間殺害事件・10人目の被害者が明かす「私を愛した殺人鬼の素顔」(週刊現代)
男はバラバラに刻んだ遺体に囲まれた部屋に暮らしながら、平然と女性に甘言を弄し続けた。「好きだよ」「会いたい」。会っていたら、彼女もまた毒牙にかけられたのか。殺人犯との日々を語った。

あと朱里は雄大に人が燃える写真を撮らせてましたけど、その写真って世に出せないじゃないですか?
性的嗜好を満足させて覚醒すればいい写真が撮れるってことかしら?

それから耶雲が登場して第二章から始まるんで、「耶雲の第一章があるんだな」と構えて観ちゃいますよね。
耶雲の放火事件への食いつきも異常で、予告編では猟奇殺人と言ってますが、『愚行録』の一家惨殺事件ほどじゃないので、被害者と関係があるというのが読めてしまいました。

愚行録 評価と感想/どいつもこいつもゲス過ぎる
2017年現時点で邦画ナンバーワン ☆5点 この映画は、あんまり映画館で予告編を見なかった気がします。 内容も殆ど知らなくて、事件モノっぽいことと、オフィス北野の製作で珍しいなと思いました。

ただ、がんちゃん(耶雲)が復讐を決意して化け物になると、無精ひげを生やしたりして髪型とか含めて斎藤工さん(雄大)に似てくるのはよかったですね。
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ」とありますが、いい人じゃあの姉弟に太刀打ちできませんからね。
あと、あの狂気は松坂桃李さんにも似ていて、たいへんよろしゅうございました(岸朝子風)

予告編では雄大が一番ミステリアスに見えながら、実は一番ショボかったのが面白かったんですが、よかったのは朱里の闇ですね。
浅見れいなさんよかったんですけど、欲を言えばおっぱいが見たかったです。

浅見れいなのビキニショットに「女神」の声 - シネマトゥデイ
女優の浅見れいなが28日、スレンダーなボディーラインがあらわになったビキニショットを自身のInstagramで披露し、「女神」などと注目を浴びている。

あの悪魔っぷりはおっぱい必要だったと思います(キリッ

フィルマークスで3.7、ヤフー映画で3.9とわりと評判いいですけど、ポスターにある「すべての人がこの罠にハマる」とか、予告編の「観た人全員、ダマされる」とまで挑発されてしまうと、たいしたことなかったなー(棒)というのが実感です。

鑑賞データ

新宿ピカデリー SMTメンバーズ 割引クーポン 1200円
2018年 43作品目 累計32900円 1作品単価765円

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