SCOOP! 評価と感想/デリヘルを車に呼ぶカメラマン

映画感想
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現在(いま)感は無いが面白い ☆4点

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

SCOOP!
映画『SCOOP!』の作品情報:原田眞人が監督と脚本を担当した1985年公開の『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』を基にした福山雅治主演のドラマ。パパラッチとして生計を立てる中年カメラマンが、個性豊かな写真週刊誌の記者らと共に巨大な事件を追いかける。メガホンを取るのは『バクマン。』などの大根仁。

(ぴあ映画生活)

SCOOP!|映画情報のぴあ映画生活
『SCOOP!』は2016年の映画。『SCOOP!』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

『モテキ』『恋の渦』『バクマン。』と撮ってきた大根仁監督の新作で写真週刊誌を舞台にしたパパラッチカメラマンの話です。

恋の渦 評価と感想/サイコーにDQNでゲスい恋の渦巻き模様
2013年現時点でマイNo.1 ☆5点 (あらすじとかは映画.comさんでどぞ) いやー、面白かった。 前半15分は、正直きっついなーと思いましたがそれも演出のうち。 最近、よく耳にする劇団ポツドール、三浦大輔作の同...

昨年、ジェイク・ギレンホール主演で『ナイトクローラー』という映画が公開されましたが、あちらはテレビのニュース映像専門のパパラッチで事件・事故に特化し、昨今の加熱する報道合戦・視聴率至上主義に疑問を投げかける作品で現在(いま)感はありました。

ナイトクローラー 評価と感想/マスメディアのモラルとは
考古学の神の手事件を思い出す  ☆4.5点 (あらすじとかは映画.comさんでどぞ) (あらすじ) 工事現場などに侵入しては銅線や金網・マンホールなどの建設資材を盗み、業者に売り払うチンケなコソ泥をしているルイス・ブルーム...

対して、本作は写真週刊誌が舞台ですが、写真週刊誌の全盛って80年代じゃないですか。

フォーカス、フライデー、エンマ、フラッシュなど次々と創刊されましたが、現在残ってるのはフライデーとフラッシュの2誌のみ。

今年になって週刊文春がスクープを連発してますが、あれは総合週刊誌で写真週刊誌じゃないので、大根監督がなぜ現在(いま)この映画を撮ろうと思ったのかな?と疑問に思ったんですよね。

調べてみると本作は1985年公開の原田眞人監督作『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』のリメイクというかリブートなんですが、元々の作品があまり知られてない作品じゃないですか?(『コミック雑誌なんかいらない』は見ているのですが)

どうやら大根監督がこの作品が大好きで長年リメイクしたいと思ってたらしく、やっと実現できたみたいなんですけど、如何せん写真週刊誌が舞台なので現在感は無いんですよね。

ただこの映画、映像的にもそうですが、過剰なセクシーさや下ネタ、喫煙シーンなど、多分に80年代的といいますか、東映・黒沢満・セントラルアーツ感といいますか、そういう80年代感が凄く匂ってくる作品に仕上がっていて、オヤジ世代には痺れましたし、面白かったです。

劇中、二階堂ふみ演じる野火が「男の人ってなんで野球にばっかり例えるんですか」みたいな台詞がありましたが、この映画自体が、ゲスでどうしようもない福山雅治さん演じる都城静をビーンボールすれすれに見せておいて、まさかのあのラストは、落差のあるフォークボールで三振を獲った感じで、なるほどヤラれたと思いましたし、ああいうラストも80年代感が凄くありました。

ただ、面白いんですが、果たして若い女性層にウケるかな?とは思いました。

今年ヒットした『シン・ゴジラ』も『君の名は。』も震災をモチーフにした現在感があるじゃないですか。
なので、面白いんですけど、苦戦しそうかなぁと憂慮しています。

鑑賞データ

TOHOシネマズ日劇 シネマイレージデイ 1400円
2016年 109作品目 累計123600円 1作品単価1134円

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