亜人研究所脱出する辺りまでのアクションで飽きた ☆2.5点
講談社発行の漫画雑誌「good!アフタヌーン」に2012年から連載中の桜井画門の同名漫画の実写映画化で死なない新人類「亜人」の苦悩を描いた作品。
監督は本広克行、主演に佐藤健と綾野剛、共演に玉山鉄二
予告編
映画データ
本作は2017年9月30日(土)公開で全国で320館弱での公開です。
東宝配給の作品なのでTOHOシネマズで予告編はしこたま見ました。
原作は未読でアニメも見てませんが、死なない設定から『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいのをイメージしてました。
正直、そんなに興味無かったんですけどヤフー映画の評価点が4.06点(10月6日現在)と高かったので観てきました。
監督は本広克行さん
踊る大捜査線はレインボーブリッジ封鎖できませんから劇的につまらなくなったと思ってます。
監督作の『サマータイムマシン・ブルース』と『UDON』は好きです。
讃岐うどん巡りしたいです。
主演に佐藤健さん
近作は『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』『リアル~完全なる首長竜の日~』『トイレのピエタ』『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』『何者』を観てます。
主演に綾野剛さん
近作は『白ゆき姫殺人事件』『闇金ウシジマくん Part2』『新宿スワン』『天空の蜂』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『日本で一番悪い奴ら』『怒り』『新宿スワンⅡ』『武曲 MUKOKU』を観てます。
他に共演と配役は以下の通りです。
永井圭: 佐藤健
佐藤: 綾野剛
戸崎優: 玉山鉄二
田中: 城田優
奥山: 千葉雄大
下村泉: 川栄李奈
高橋: 山田裕貴
永井慧理子: 浜辺美波
武器屋: 品川祐
山中: 吉行和子
SAT隊長: 高杉亘
あらすじ
病気の妹を救うために研修医となった永井圭は、ある日事故で死亡。
しかし直後、生き返る。
亜人と発覚し、崩れ去る圭の人生。
国家に追われ続け、非人道的な実験のモルモットとなってしまう。
そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト【佐藤】が現れる。
自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。
やがて始まる、佐藤による衝撃の国盗りゲーム。
衝突する人類と亜人、そして亜人と亜人。
【絶対に死なない男】と【絶対に死なない男】の終わることなき【エンドレス・リピート・バトル】が始まる。
亜人たちは、永遠の命をどう生きるのか―――?(公式サイトhttp://ajin-movie.com/about/story.htmlより引用)
ネタバレ感想
うーん、アクションは凄いと思うんですけど、内容が無いですよね。
『ジョン・ウィック』のクラブシーンみたいにノリノリの音楽のバトルシーンは楽しいんですが
永井圭が亜人研究所から脱出するまでに対人間と対亜人戦をやってしまうので、そこまでで飽きてしまいます。
アクションも最近『RE:BORN リボーン』というホンモノを観てしまったばかりなので何とも。
同じように、内容を語るとすれば「行って、帰ってくる」で終わってしまう映画に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がありますが、決定的に何かが違います。
なんだろう、殺しちゃいけない戦いなのに、持ってる武器が殺す武器ばっかりなのも、なんだかなぁと思います。
麻酔銃は使ってましたけど、もっとテーザー銃とか捕獲網とか拘束衣とかなんか無いですかね?
舌を噛み切られて自殺されてもいけない訳ですし、なんかもっと色々道具があると思うんだけどなぁ。
そうですねぇ、面白かったのは「亜人佐藤」の響きが「魔人加藤」に似てるので『帝都物語』を思い浮かべたり
「踊る大捜査線」と同じSAT隊長役で高杉亘さんが出てきたくらいですかね。
あ、あと『武曲 MUKOKU』で過去最高の筋肉を披露して結果にコミットしてた綾野剛さんが、ターミネーターのシュワルツェネッガーみたいな登場の仕方で、引き続き裸体を魅せてくれたことでしょうか。
負けじと佐藤健さんも裸体披露してて結果にコミットしてましたよね。
一緒にライザップ行ったんでしょうかね?(本作では制作協力にライザップを確認してませんが「亜人 ライザップ」で検索したら制作協力してるようです)
うーん、『君の膵臓をたべたい』妹(浜辺美波)の必要性もあまり分からなかったですし、おばあちゃんのところではまったりしてて眠くなりましたし、あの玉鉄じゃなくて砂鉄みたいなの、幽霊っていうんですか?
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のスタンドで見ちゃってるんで、目新しさが無いといいますか…。
ただ単に公開順が悪かった気もしますけど、今年公開の『無限の住人』『銀魂』『東京喰種 トーキョーグール』『ジョジョ』の中では一番つまらなかったですかね。
鑑賞データ
新宿ピカデリー SMTメンバーズ60P無料鑑賞 0円
2017年 164作品目 累計174800円 1作品単価1066円
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