トイレのピエタ 評価と感想/RADWIMPS野田洋次郎主演

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雰囲気のあるとてもいい映画でした よ ☆4点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

いつも行く映画館で予告編を見たと思うんですが、特に印象もなくスルーするところでした。
なぜ観に行ったかと言うと、ツイッターでフォローしているギョーカイ系(主に演劇関係・役者)の人が、複数人絶賛していたので観に行きたくなりました。

主演はRADWIMPSの野田洋次郎さん。「RADWIMPS」の字面はみたことありますが曲は知りません。
ヒロインは杉咲花さん。この方は何回か見たことあって映画では『マダム・マーマレードの異常な謎』、ドラマでは『名もなき毒』『MOZU』などで、目力があって中々上手い若手の注目株の女優さんと認識しております。

ストーリーはいわゆる余命宣告もので、ふだんこのテーマの映画とかドラマって見ないんですが(そういえばオー・ヘンリーの『最後の一葉』とかもちゃんと読んだことない)、今回は前記理由により鑑賞です。

また、この「トイレのピエタ」というのが、手塚治虫氏が亡くなる前の最後の構想だということも、またこれを映画化するにあたってのいきさつ(手塚氏娘さんのネガティブ発言)も知りませんでした。

物語も、余命宣告モノとしてオーソドックスで、映画的・ドラマ的な劇的に何かが起こるということもありません。
主人公たちの背景もいちいち細かく説明はしないのですが、それぞれが背負っているものを冗長になることなく淡々と描写し、ややもすれば眠くなる展開なんですが、不思議と雰囲気でみせてくれる映画です。

野田さんは演技するにあたり、役作りでだんだん痩せていくというようなことはせずに、力を入れすぎることも無く、自然体で演じられてたように思います。

杉咲さんは前記、上手い方だと認識しているので、主人公を翻弄するヒロインを上手く演じられていたと思いますし、野田さんとの演技のバランスもよかったです。

主人公が入院してから登場する隣の病床の入院患者役のリリー・フランキーさんが出てくると、コミカルな感じで俄然面白くなります。
ふだんのセクハラおやじのリリーさんそのまんまじゃないかと思えるキャラクターでニヤニヤと笑ってしまい、思わずリリーさんズルいと思いましたが、近年の『凶悪』『そして父になる』など、もう名バイプレーヤーの域ですよね。

松永大司監督が着想を得た「トイレのピエタ」、のトイレの天井に絵を描くというシーンには、主人公も中々辿り着かず、ホントに最後の最後に出てくるんですが、ここの部分の演出も過剰に泣かせようという感じではなかったのが、逆によかったです。その分、エンディングの曲でジーンときてしまいました。

とりたてて、特にここがよかったというのは無いですが(金魚と泳ぐ幻想的なシーンなどありましたが)、レビュータイトルどおり不思議と雰囲気で魅せてくれる映画で、とてもいい映画でした。
RADWIMPS野田洋次郎さんのファン以外にも是非お勧めしたいと思える映画です。

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円

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