2016年ベストテン

2016年劇場鑑賞147作品の中からのベストテンです。 今年も絞り切れず邦画と洋画分けてあります。
邦画

1位:クリーピー 偽りの隣人(監督:黒沢清)

クリーピー 偽りの隣人 評価と感想/違和感や不快さがリンクする映画
黒沢清監督の最高傑作だと思います  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 元刑事で現在は犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、かつて同僚だった刑事・野上(東出昌大)から、6年前に発生した一家失踪事件の分析を依頼される。 だが、事件唯一の生き残り...

2位:シン・ゴジラ(監督:庵野秀明、樋口真嗣)

シン・ゴジラ 評価と感想/全ての円谷チルドレンにおめでとう
すごく、良かったです  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 現代の日本。東京湾に突如として巨大不明生物が出現、政府首脳、官僚を中心に緊急対策会議が招集されるが、予測不能な事態に対応が追いつかない。やがて、上陸した巨大不明生物“ゴジラ”に対...

3位:オーバー・フェンス(監督:山下敦弘)

オーバー・フェンス 評価と感想/登場人物が面白い
2016年邦画のベスト級になりうる一本 ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。 訓練校とアパート...

4位:ヒメアノ~ル(監督:吉田恵輔)

ヒメアノ~ル 評価と感想/圧倒的なチェンジオブペースの上手さ
おもしろかったなー! ☆5点 予告編 V6森田剛主演『ヒメアノ~ル』予告編 - YouTube 映画データ あらすじ 「なにも起こらない日々」に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田(濱田岳)。 同僚の安藤(ムロツヨシ...

5位:湯を沸かすほどの熱い愛(監督:中野量太)

湯を沸かすほどの熱い愛 評価と感想/文字通りとはまさにこの事
基本いい映画だが、監督の趣味も ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 銭湯・幸の湯を営む幸野家だったが、1年前、父・一浩(オダギリ ジョー)がふらっと出奔してから休業していた。母・双葉(宮沢りえ)は持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘...

6位:HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(監督:福田雄一)

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス 評価と感想/HENTAIは世界の共通語だ!
前作よりパワーアップ  ☆5点 予告編 映画データ 原作漫画未読です。 前作は最近テレビでやってたのを見ましたが、前作を見てなくても全然大丈夫です。 あらすじ パンティが消えるニュースが連日メディアを賑わせている中、狂介は相変わらず愛子のパ...

7位:モヒカン故郷に帰る(監督:沖田修一)

モヒカン故郷に帰る 評価と感想/YAZAWAは広島県民の義務教育です
こういうのがさらっと作れる力量  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉(松田龍平)。妊娠した恋人・由佳(前田敦子)を連れて、故郷・戸鼻島へ結婚報告をするため7年ぶりに帰る。永吉たちを待ち構...

8位:ディストラクション・ベイビーズ(監督:真利子哲也)

ディストラクション・ベイビーズ 評価と感想/破壊神の子供たち
きっと激しく好き嫌いが分かれる映画 ☆5点 予告編 映画データ 本作は2016年5月21日(土)公開で、配給が東京テアトルとなっています。 現在(2016年5月27日)、東京では上映1館のみで、テアトルグループが力入れてるとあって、結構お客...

9位:リップヴァンウィンクルの花嫁(監督:岩井俊二)

リップヴァンウィンクルの花嫁 評価と感想/役が憑依するCocco
傑作!おもしろい  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 東京。派遣教員の皆川七海(黒木華)はSNSで知り合った鉄也(地曳豪)と結婚し、結婚式の代理出席をなんでも屋の安室(綾野剛)に依頼する。結婚早々、鉄也の浮気が発覚するが、義母・カヤ子(...

10位:団地(監督:阪本順治)

団地 評価と感想/阪本順治監督オリジナル脚本・藤山直美主演の怪作!
阪本順治監督が奇妙な作品を作り上げました  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 大阪近郊にある、古ぼけた団地。昭和の面影を残すその一角で、山下ヒナ子は、夫で元漢方薬局店主の清治とひっそりと暮らしていた。半年ほど前に店を閉め、引っ越してきた...

 

洋画

1位:グランドフィナーレ(監督:パオロ・ソレンティーノ)

グランドフィナーレ 評価と感想/圧倒的映像美、映画が総合芸術なのを実感
映画ならではの表現ってこういうことだと思いました  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド(マイケル・ケイン)。 今では作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテル...

2位:キャロル(監督:トッド・ヘインズ)

キャロル 評価と感想/二人の目線の交錯にクラクラ
今のところ今年ナンバー1  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 1952年ニューヨーク、クリスマスを間近に控えて街は活気づき、誰もがクリスマスに心ときめかせている。マンハッタンにある高級百貨店フランケンバーグのおもちゃ売り場でアルバイトと...

3位:ズートピア(監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア)

ズートピア 評価と感想/メッセージ性もあっておもしろさもテンコ盛り、ディズニーすごっ
アナ雪、ベイマックスを超えてると思います  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 故郷の田舎町から憧れのズートピアにやってきたウサギのジュディ。彼女の夢は、「立派な警察官になって世界をよりよくする」こと。 でも警察官になれるのは、サイやカバ...

4位:ザ・ウォーク IMAX3D(監督:ロバート・ゼメキス)

ザ・ウォーク 評価と感想/3D映画の最高峰だと思います
素晴らしき映像体験!  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 8歳の時、故郷フランスで“世界一の綱渡り一座”と呼ばれるサーカス団“白い悪魔たち”の妙技に魅せられたフィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、独学でトレーニングを積...

5位:レヴェナント: 蘇えりし者(監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)

レヴェナント:蘇えりし者 評価と感想/自然光で撮る忍耐力に敬服
たいへん見応えありました!  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 1823年、毛皮ハンターの一団はアメリカ西部の未開拓地を進んでいた。隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)を先頭に、ガイド役のヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)とそ...

6位:スポットライト 世紀のスクープ(監督:トーマス・マッカーシー)

スポットライト 世紀のスクープ 評価と感想/有名俳優出てますがインディペンデント映画で頑張った
さすがアカデミー作品賞と脚本賞面白い!  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 2001年の夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)が着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーのバロンは、地元出...

7位:シークレット・オブ・モンスター(監督:ブラディ・コーベット)

シークレット・オブ・モンスター 評価と感想/恐るべき美少年現る
見てる途中は面白くなかったが後から反芻するとじわじわ来る映画 ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子が...

8位:疑惑のチャンピオン(監督:スティーヴン・フリアーズ)

疑惑のチャンピオン 評価と感想/ベン・フォスターの鬼気迫る演技は必見!
ドーピングの為なら血液を入れ替えます ☆5点 自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで前人未踏の7連覇を達成しながらも、ドーピング疑惑が絶えなかったランス・アームストロングを13年に渡り追及してきた英サンデー・タイムス紙の記者・デイヴィッ...

9位:二ツ星の料理人(監督:ジョン・ウェルズ)

二ツ星の料理人 評価と感想/いま料理界の最先端はロンドン
五ツ星付けちゃいます  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ 「俺は復活した、三ツ星を狙う」──死んだと噂されていた伝説のシェフ、アダム(ブラッドリー・クーパー)が、3年ぶりに表舞台に現れる。 かつてパリの一流フレンチレストランでミシュラン...

10位:イット・フォローズ(監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル)

イット・フォローズ 評価と感想/ホラーの形態をとりつつも哲学的観念的な映画
人とつながるということ  ☆5点 予告編 映画データ あらすじ ある少女が恐怖におののきながら逃げ回っている。周囲の人からは一体何に怯えているのか分からない。少女は車に乗り込み、不安の表情で海岸まで走らせる。夜の海岸で両親に電話をする少女。...

2017年も楽しみです。

コメント