2017年ベストテン

2017年劇場鑑賞214作品の中からのベストテンです。
今年も絞り切れず邦画と洋画分けてあります。
邦画(91作品)

1位:3月のライオン 前編・後編(監督:大友啓史)

ストイックさの先にある世界 ☆5点 予告編 映画データ (シネマトゥデイ」) (ぴあ映画生活) 漫画原作は未読です。 ...
ボクは独りぼっちじゃない ☆5点 予告編 映画データ (シネマトゥデイ) (ぴあ映画生活) 前編は公開から2週間くらい...
2位:愚行録(監督:石川慶)
2017年現時点で邦画ナンバーワン ☆5点 この映画は、あんまり映画館で予告編を見なかった気がします。 内容も殆ど知らなくて、事件モノっぽいことと、オフィス北野の製作で珍しいなと思いました。
3位:22年目の告白-私が殺人犯です(監督:入江悠)
リメイクとは知らなんだ ☆5点 2012年の韓国映画『殺人の告白』のリメイクで監督は『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠 主演は『悪の教典』の伊藤英明と『デスノート』シリーズの藤原竜也
4位:銀魂(監督:福田雄一)
ワーナーブラザース絶好調 ☆5点 累計発行部数5000万部を超える週刊少年ジャンプに連載中の空知英秋の漫画の実写映画化で監督は福田雄一。 主演に小栗旬、共演に菅田将暉と橋本環奈
5位:彼女がその名を知らない鳥たち(監督:白石和彌)
陣治Forever ☆5点 2006年に出版された沼田まほかるの同名小説の映画化で監督は白石和彌 主演に蒼井優と阿部サダヲ、共演に松坂桃李と竹野内豊
6位:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(監督:石井裕也)
笑えるシーンもあって面白い ☆5点 2007年に当時女性では最年少で中原中也賞を受賞した最果タヒによる2016年に出版された第四詩集を『舟を編む』で第37回(2014年)日本アカデミー賞作品賞をはじめ6冠に輝いた石井裕也監督が映画化した作品で主演に石橋静河と池松壮亮
7位:勝手にふるえてろ(監督:大九明子)
ザッツ・ザ・松岡茉優ショー ☆5点 芥川賞作家・綿矢りさが2010年に発表した同名小説の映画化で第30回(2017年)東京国際映画祭コンペティション部門観客賞受賞作。十年来の脳内彼氏とリアル恋愛の狭間でパニクる姿を描く。監督は大九明子、主演は松岡茉優、共演に石橋杏奈、渡辺大知、北村匠海
8位:南瓜とマヨネーズ(監督:冨永昌敬)
あなたのためは、自分のため ☆5点 1998年から99年にかけて月刊漫画雑誌「CUTiE Comic」に連載されていた魚喃キリコの同名漫画の実写映画化。 監督は冨永昌敬、主演は臼田あさ美、共演に太賀とオダギリジョー
9位:ハルチカ(監督:市井昌秀)
J・K・シモンズか小出恵介か? ☆5点 ハルチカです。 近田春夫さんじゃありません。 本作は映画館でも予告編とか観たことなくて、公開されるのすら知らなかったんですが、評判良さそうだったのでハルチカがナニモノかも知らず観に行きました。
10位:心が叫びたがってるんだ。(監督:熊澤尚人)
アニメ版を超えてきた ☆5点 「あの花」のスタッフにより2015年に劇場版オリジナルアニメとして公開された同名作品の実写映画化で監督は熊澤尚人。 W主演にSexy Zoneの中島健人と芳根京子。共演に石井杏奈と寛一郎
今年は去年に比べると邦画は低調だったと思います。
特に非メジャー配給作品が元気が無かった気がします。
自分の中では1位と2位が抜けてて、その次が3位と4位、5位以下は横並びという感じです。

1位の3月のライオンと2位の愚行録は迷いましたが、前後編でもきっちり仕上げてきた3月のライオンを上位にとりました。
3月のライオンは東宝・アスミックエース配給で300館弱での公開、漫画原作と大作でしたけど、興収的にはコケたと思います。
現在アニメ版の第2シリーズが放映されてますが、それと比べてもうまくまとめられてたと思います。
公開がもう1,2か月遅かったら藤井四段の連勝記録で盛り上がった将棋ブームに乗れたんじゃないかと思いました。

2位の愚行録は全くのノーマークだったので驚きました。
いわゆるイヤミスなんですけど男性作家によるもので、石川慶監督のポーランドで映画を学んだという経歴もあってヨーロッパ映画(特に東欧)の雰囲気がありました。
『その男、凶暴につき』でエリック・サティの曲を使ってヨーロッパ的に仕上げてた北野武監督と近いと思いました。

3位と4位はワーナー大作で期待してなかったんですけど、面白かったですね。
22年目はタイトルと予告でネタバレしてると思ったんですけど、その先のどんでん返しが面白かったです。
リメイクというのが少し残念ですけど。
銀魂はパロディが面白かったですね。
ヒットを受けて中国でも公開されたみたいですけど、前提となるパロディ(CDTVなど)が日本人じゃないと分からないので魅力は半減すると思います。

5位の彼女がその名をは沼田まほかる原作の映画化で、今年は『ユリゴコロ』も公開されたんですけど、こちらの方がカタルシスがあったので上位にとりました。
10位の実写版ここさけはユリゴコロも監督した熊澤監督によるもの。
大ヒットしたアニメ映画原作を2年足らずで実写映画化という無謀なものでしたけど、アニメだと成り立つ表現を実写では上手く改変してました。
ユリゴコロも面白かったんで今年の熊澤監督のアベレージは高いです。

6位の夜空は、詩集を映画にするってどんなだろう?と思いましたけど、オリジナル脚本で面白かったです。
今年は底辺系の人を描いた作品が少なかった気がします。

7位の勝手には、年末のベストテンも固まってきたところに飛び込んできました。
予告編では松岡茉優さん初主演のポップなラブコメディくらいに思ってたんですが、心抉られる物語で映画のルックもよかったです。

8位の南瓜とマヨネーズはうっかりするとベストテンをスルーしそうだったんですけど、なかなか90分くらいであっさりとまとめるのも難しいんじゃないかと思います。
劇伴がほとんど無かったのもよかったです。
そして最近のオダギリジョーさん出演作は殆ど外れがないと思います。

9位のハルチカは角川映画です。
あとで銀魂で爆発することになる橋本環奈さんのホップ・ステップ的な作品になったんじゃないかと思います。
映画もちょっと変わってましたし、吹奏楽部の固定カメラの長回しシーンは今年ベストな気がします。
ちなみに2位と9位に小出恵介さんがいますが他意はありません。

ベストテン以下では『RE:BORN リボーン』『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』『帝一の國』『君の膵臓をたべたい』あたりもよかったです。

洋画(123作品)

1位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(監督:ジェームズ・ガン)

ジェームズ・ガン監督ありがとう! ☆5点 予告編 映画データ (シネマトゥデイ) (ぴあ映画生活) 前作『ガーディアン...
2位:ネオン・デーモン(監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)
美女しか出てきません ☆5点 ニコラス・ウィンディング・レフン監督によるフランス・デンマーク・アメリカの合作映画で第69回(2016年)カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。モデル業界に渦巻く嫉妬と羨望を描く。主演はエル・ファニング、共演にキアヌ・リーブス
3位:パターソン(監督:ジム・ジャームッシュ)
平凡な日常の中にある小さな幸せが愛しい ☆5点 第69回(2016年)カンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞受賞作品で監督はジム・ジャームッシュ 詩を綴るバス運転手の一週間を描く。主演はアダム・ドライバー、共演にゴルシフテ・ファラハニと永瀬正敏
4位:わたしは、ダニエル・ブレイク(監督:ケン・ローチ)
先進国が抱える閉塞感 ☆5点 わたしはダニエル・クレイグ 最初にタイトル見たときにはそう思ったんですけど、映画を観たらそんな冗談は言ってられないほどヘビーでやるせなく、心えぐられる社会派ドラマでした。 ケン・ローチ監督作品は初めて観ました。 小難しい作品が多いのかな?と思ってたんですが、とても分かりやすくて見やすかったです。
5位:ダンケルク(監督:クリストファー・ノーラン)
そしてノーラン版クイズタイムショックでもあった ☆5点 第二次世界大戦の西部戦線の一つでナチスドイツ軍によりフランス最北端ダンケルクに追い詰められた英仏軍40万人を民間船舶を総動員しイギリスに撤退させた史上最大の撤退作戦ダイナモ作戦を描く。監督はクリストファー・ノーラン
6位:ヒトラーへの285枚の葉書(監督:ヴァンサン・ペレーズ)
淡々と抵抗する ☆5点 実際のハンペル事件を元に1947年に出版されたハンス・ファラダ著「Alone in Berlin(ベルリンに一人死す)」の映画化で監督はヴァンサン・ペレーズ。主演にブレンダン・グリーソン、エマ・トンプソン、ダニエル・ブリュール
7位:ザ・コンサルタント(監督:ギャヴィン・オコナー)
うむむと唸りましたよこの脚本 ☆5点 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でバットマンを演じたベン・アフレックが、凄腕の殺し屋の顔を持つ謎の会計士を演じたサスペンスアクション。
8位:ハクソー・リッジ(監督:メル・ギブソン)
戦地に赴いた良心的兵役拒否者の信念 ☆5点 銃を持たない兵士として第二次世界大戦での沖縄戦で75人の命を救った衛生兵デズモンド・ドスの実話の映画化。 監督はメル・ギブソン、主役のデズモンド役にアンドリュー・ガーフィールド
9位:はじまりへの旅(監督:マット・ロス)
もちろん「北の国から」もあるよ ☆5点 第69回(2016年)カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞作品でマット・ロス監督によるオリジナル脚本のコメディドラマ。 森の中で暮らす家族が母親の葬儀に出席するために起こる騒動を描く。主演はヴィゴ・モーテンセン
10位:ジェーン・ドウの解剖(監督:アンドレ・ウーヴレダル)
リングのようなシリーズ化へのポテンシャル有り ☆5点 シッチェス映画祭審査員特別賞の他各国のホラー映画祭で賞を受賞した作品。 松竹が様々なジャンルの究極ムービーを贈る松竹エクストリームセレクションの第1弾。 監督は『トロールハンター』のアンドレ・ウーヴレダル 美しい死体ジェーン・ドゥ役にオルウェン・キャサリン・ケリー
今年の洋画は豊作で絞るのに苦労しましたが4位まではほぼ同率1位みたいな感じです。

1位のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、もうこのシリーズ大好きなので見る前から1位だったという(笑)そんな感じです。

2位のネオンデーモンは2017年1月の公開で今年最初の方に見たんですけどインパクトが凄かったですね。
ビジュアル的にも好きでしたし、エル・ファニングは凄い美人て訳ではないんですけど、引き込まれる魅力がありますね。

3位のパターソンは市営バスの運転手で名もない詩人のルーティーンのような一週間を淡々と描いただけなんですけど面白かったです。
4位のダニエル・ブレイクはイギリスの社会保障問題を扱ったもので胸が締め付けられました。
この3位と4位はおそらくそんなに予算掛かってないと思うんですよね。
邦画でもまんまリメイクできる話で、こういう映画が邦画で出来なかったのが残念に思いました。

5位のクリストファー・ノーラン監督は天才としかいいようが無いですね。キューブリック級だと思います。

6位のヒトラーへの285枚の葉書は、ブレンダン・グリーソンとエマ・トンプソンの演技が非常によくて個人的には最優秀主演男優賞・女優賞をあげたい感じです。監督のヴァンサン・ペレーズの思いが詰まった映画だと思います。

7位のザ・コンサルタントは脚本が面白かったですね。日本だと「ATARU」になっちゃうんですけど、本作はリアリティがありました。

8位のハクソー・リッジはメル・ギブソン監督作を何で今まで見なかったんだろ?と思いました。戦闘シーンが凄まじかったですね。

9位のはじまりへの旅は、とにかく子役たちがよかったです。

10位のジェーン・ドウの解剖は、ホラーから1本入れとこうと思いまして、ホラーでは今年一番これが面白かったです。

他にも『ノクターナル・アニマルズ』『女神の見えざる手』『哭声/コクソン』『マリアンヌ』『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』などなど上げればキリが無いんでこの辺にしたいと思います。

2018年の公開作も楽しみです。

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