海月姫 評価と感想/てか、菅田将暉さんの女装!

映画 海月姫 評価と感想
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見る予定なかったんですけど面白かったです  ☆4点

予告編

映画データ

海月姫 (2014):作品情報|シネマトゥデイ
映画『海月姫』のあらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報:ベストセラーを記録し、アニメ化もされた東村アキコのコミックを実写化した異色ドラマ。
http://cinema.pia.co.jp/title/165130/

あらすじ

「女の子はね、みんな大きくなったら美しいお姫様になるのよ。月海がお嫁に行く時は、あんな風に真っ白なドレス、作ってあげるけんね」

幼い日。水族館で優雅に泳ぐクラゲを見ながら、亡き母がそう約束してくれてから幾年月。
大人になった倉下月海(能年玲奈)はふわふわのドレスが似合うお姫様……ではなく、すっかりオタク女子になってしまっていた!
三つ編みにダサいメガネ、渋谷に行くのもイモジャージ。
イラストレーターを目指してい上京したものの、恋愛ともおしゃれライフとも無縁で、部屋にこもってクラゲの絵ばかり描いている。
そんな月海にとって、ボロアパート「天水館」はこの上なく心地のよい居場所だった。
一緒に住んでいるのは鉄道オタクのばんばさん(池脇千鶴)、三国志オタクのまやや(太田莉菜)、和物オタクの千絵子(馬場園梓)、枯れ専のジジ様(篠原ともえ)。
ジャンルは違えどオタクでニートな“同志”たちと、アパートのヌシにして謎のBL作家・目白樹音先生をたま~に手伝いつつ、自らのオタク道を極める彼女らのモットーは「男を必要としない人生」。
自らを“尼~ず”と称し、アパートを男子禁制とし、ゆるい共同生活でそれなりに楽しく暮らしているからだ。

ある日、行きつけの熱帯魚ショップでのこと。愛するクラゲを救いたい一心で騒動を起こしてしまった月海は、通りすがりのおしゃれ女子に助けられる。
超フレンドリーな彼女はそのまま月海の部屋に泊まりこむが……

翌朝、寝顔を見て驚愕。
モデル顔負けのルックスを持つ彼女は、近所に大邸宅を構える政治家一家・鯉淵家の次男・蔵之介(菅田将暉)。
超美男子ながら、ファッションが大好きな女装男子だったのだ!

なぜか天水館に興味津々な蔵之介を月海は蔵子と呼んで必死にごまかすが、突然のおしゃれ異分子の出現に“尼~ず”の面々は大混乱。
だが、蔵之介は、自分たちの世界に閉じこもる彼女たちの弱みをズバズバ斬りながら、その後も天水館に出入りをし、強引に距離を縮めていく。
すっかり尼~ずにはまった蔵之介は、ある時ちょっとしたイタズラ心で、嫌がる月海を自分の部屋に招待。
「今からお前に、魔法をかけてやる」と、持っているテクニックを駆使して美しく変身させてしまう。
コンプレックスを抱いて生きてきた月海は、別人のように見違えた姿になっても戸惑うばかり。
だが、強引に連れ出された水族館デートで、蔵之介の腹違いの兄・修(長谷川博己)に、淡い恋心を抱く。
そして、30歳を過ぎてもまだ童貞の修もまた月海に恋をし、それに気付いた蔵之介は、表現できないもやもやが胸に広がるのを感じるのだった──

その頃、水面下では不穏な動きが始まっていた。
にわかに持ち上がった再開発計画で、急きょ天水館の取り壊しが決まったのだ。
プロジェクトの成否を握るのは、蔵之介の父で修が秘書を務める前大臣の慶一郎(平泉成)。
デベロッパーのヤリ手社員、稲荷翔子(片瀬那奈)の攻撃を受けて、史上最大のピンチでパニックに陥る尼~ず。
それでも現実を直視せず、自分たちの世界に逃げこもうとする彼女らを、蔵之介は「みんな本当にここなくなってもいいの!?」と一喝。
稲荷に、「俺たちがここを買ってやる!」と宣言する。
「大切なものは、絶対に失っちゃだめなんだ」という蔵之介に、月海も仲間たちとともに、戦う決意をする。
そして決戦の時、尼~ずと蔵之介が仕掛けた大勝負とは……⁉

(公式サイトhttp://www.kuragehi.me/より引用)

ネタバレ感想

以前、詐欺師モノって事で観に行った『カラスの親指』という映画で、初めて能年さんを知った訳ですが、その後の活躍はご存知の通りです。

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とりたてて面白いという訳でもなく可もなく不可もなくという映画でした。

あまちゃん後、2作目となる本作は見なくてもいいかなぁと思っていたのですが、『ホットロード』に比べ、見た人の評判はいいのにあまりヒットしてないようで、それならばその評判にかけてと観に行って参りました。

原作とか内容とか全く知らなかったんですけど、面白かったですね。

内容らしい内容は無いんですけど、クライマックスのシーンとか映画的な盛り上げ方とかよかったです。
舞台劇とかにもむいてそうだなと思いました。

原作や内容は知らなかったんであれなんですけど、パラダイスキスとか下妻物語とかみたいなファッション映画だったなと。

昨年観に行った『イヴ・サンローラン』でも最初のファッションショーはパリのアパルトマンみたいな所でやってたりしていて、ジェリーフィッシュブランドの立ち上げ最初のファッションショーとしてもよかったんじゃないかと思います。

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それでこの映画、主演・能年玲奈さんで2作目だから見なくていいかなと思ってたんですが、能年さんより完全にこの映画、菅田将暉さんの映画でした。

いやー、彼の女装がドンピシャで可愛いのなんのって!
オネエ言葉も板についてる感じでいいんですよね。
演技も上手いですし、あのキラキラした表情見てるだけでも画になります。
だからファッションショーのシーンも画になるんですよね。

それと、能年さんと菅田さん以外の尼~ずの出演者たち。
途中で篠原ともえさんは気づいたんですけど、池脇千鶴さんとかは全く気づかず。
馬場園さんは馬場園さんかなぁと思いつつも、もう少しふっくらしてたような気もして違うかなぁなんて思ったりして、あのほとんど顔の映らない役やってて凄いなぁと思いました。

『ホットロード』に比べるとホント全然入ってないみたいですけど、観ると面白いのでDVD出たら結構借りられるんじゃないかと思いました。

鑑賞データ

ユナイテッド・シネマ豊洲 会員デー 1000円

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