ホットロード 評価と感想/なぜ今映画化とは思う?

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いい意味で80年代ぽいなぁ、と ☆3点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

少女マンガということで原作未読です。
当方、男性なので湘南爆走族やビーバップハイスクールは読んでましたが。

映画の感想としては純情ラブストーリーとして、全体的に丁寧に作られていた感じがします。
全体的に白日夢のような白っぽい映像で、湘南の134号線や江ノ島や海が綺麗に撮れてたと思います。
人物を撮るときはアップを多用していて、台詞や動きなどが無いときには僅かな表情の変化で心の機微をうまく捉えていたと思います。
全編を通してゆったりしたリズムで叙情的に描かれていたと思いました。

ストーリーの方もなるべく、暴走族を押し出さないで(公道での暴走シーンを少なくして)、現在見ることに配慮して作られていたと思います(この頃のヤンキー文化というか暴走族文化は今ほど嫌悪されてなかった感じがしますが、ネット社会の今ではDQNとか珍走団とか、けちょんけちょんですから)。

和希(能年玲奈)がグレる理由も80年代ならではで、現在だったらもっと酷い親なんていっぱい居て、自分が生んだ子がかわいくない親なんていっぱい居るんですよね。
なので、現在的に見ちゃうと共感できないので、80年代を懐かしむ映画だなぁと。

暴走族同士の抗争に最終的な決着をつけるべく、春山(登坂広臣)が和希に何も伝えず出て行くところがクライマックスな訳ですが、よくよく見るとギャグみたいな間抜け話で。

抗争前日、仲間の家でダベる。コタツで寝る。風邪引いて高熱でる。
抗争当日、熱でフラフラしながら自宅戻る。和希いる。和希には理由告げずに、やや遅刻気味に仲間との待ち合わせに向かう。
仲間、春山待ってる間にパクられる。春山着くも仲間パクられたあとなので誰もいない。
一人で抗争場所へ向かうためか国道を走るが検問をやってる。なので引き返す。
で引き返したところにダンプ突っ込む。

まぁ最終的に誰も死なないからよかったと思います。
トオル(鈴木亮平)と宏子(太田莉菜)には新しい命が宿るようですし、和希と春山のその後も描かれていて。
生まれた子からみた、「両親の馴れ初め」を見るみたいな感じの映画になっていて、色々当時を懐かしむ映画かなぁと思いました。

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