カラスの親指 評価と感想/新人の能年玲奈さんが素晴らしい

カラスの親指 評価と感想
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シロウトとクロウト ☆5点

予告編

映画『カラスの親指』予告編

映画データ

カラスの親指|映画情報のぴあ映画生活
『カラスの親指』は2012年の映画。『カラスの親指』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

悲しい過去を背負ったままサギ師になったタケ(阿部寛)と、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師のテツ(村上ショージ)。そんな2人の元に、ある日ひょんなことから河合やひろ(石原さとみ)と河合まひろ(能年玲奈)の美人姉妹、それにノッポの石屋貫太郎(小柳友)を加えた3人の若者が転がり込んでくる。彼らもまた、不幸な生い立ちのもと、ギリギリのところで生きてきたという。これをきっかけに始まる他人同士のちょっと奇妙な共同生活。やがて、タケが過去に起こしたある事件が、彼らを一世一代の大勝負へ導くことになるが、この時は誰一人、それを知る由もなかった……。社会のどん底で生きてきた5人の一発逆転劇。そして驚愕の真実が明かされる……。

MovieWalkerより引用)

ネタバレ感想

映画サイトなどを見て、上映時間160分は長いなぁと思い、最初のオープニングで、邦画なのに20世紀FOX配給なんだ、と思いながら鑑賞が始まりました。

競馬場での詐欺のくだりは、オッズ(競馬)のことを知ってる人間には、やや苦しいなぁと思いながらも主演が阿部寛さんと村上ショージさんということで、この二人がコンビなのは分かります。
この凸凹コンビ、リーダーは阿部さんでドジなのは村上さんですが、村上さんがアナグラムに凝っているなど冒頭から伏線張りまくりです。

映画は160分という長尺を生かして非常に丁寧に撮られてる気がしました。
詐欺の映画はどちらかというと、スピーディーにたたみかける展開が多いと思うのですが、ゆったりとした間が多く余計な音楽も入れないため映画館がシーンとなっている場面が多々ありましたが、逆に情緒的で良かったと思います。

金貸しから金を奪うのが成功したところで話としては一つオチがあって、若者3人と別れるところで映画が終了しても、それらしいラストシーンですがこの映画は更に続きます。

ラスト20分で張り巡らされた伏線が一気に回収されるさまは、実に見事で心地よいエンディングを迎えることができました。
W主演的に村上ショージさんが配役されていたのも納得で、この辺はキャスティングの妙といいましょうか非常に上手いと思いました。

能年怜奈さん(以前みたことがあるなぁと思ったら、ドラマ「鍵のかかった部屋」に出演されてました)の演技が素晴らしかったです。
来年の朝ドラの主演が決まっているそうで、今後益々活躍される女優さんだなと思いました。

大作や話題作では無いですが、良質な映画で色々な映画賞を獲れる作品だと思います。

 

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