『カラスの親指』評価と感想/新人の能年玲奈さんが素晴らしい

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シロウトとクロウト ☆5点

あらすじとかはシネマトゥデイさんでどうぞ

映画サイトなどを見て、上映時間160分は長いなぁと思い、最初のオープニングで、邦画なのに20世紀FOX配給なんだ、と思いながら鑑賞が始まりました。

競馬場での詐欺の件は、オッズ(競馬)のことを知ってる人間には、やや苦しいなぁと思いながらも主演が阿部寛さんと村上ショージさんということで、この二人がコンビなのは分かります。
この凸凹コンビ、リーダーは阿部さんでドジなのは村上さんですが、村上さんがアナグラムに凝っているなど冒頭から伏線張りまくりです。

映画は160分という長尺を生かして非常に丁寧に撮られてる気がしました。
詐欺の映画はどちらかというと、スピーディーにたたみかける展開が多いと思うのですが、ゆったりとした間が多く余計な音楽も入れないため映画館がシーンとなっている場面が多々ありましたが、逆に情緒的で良かったと思います。

金貸しから金を奪うのが成功したところで話としては一つオチがあって、若者3人と別れるところで映画が終了しても、それらしいラストシーンですがこの映画は更に続きます。
ラスト20分で張り巡らされた伏線が一気に回収されるさまは、実に見事で心地よいエンディングを迎えることができました。W主演的に村上ショージさんが配役されていたのも納得で、この辺はキャスティングの妙といいましょうか非常に上手いと思いました。

能年怜奈さん(以前みたことがあるなぁと思ったら、ドラマ「鍵のかかった部屋」に出演されてました)の演技が素晴らしかったです。来年の朝ドラの主演が決まっているそうで、今後益々活躍される女優さんだなと思いました。

大作や話題作では無いですが、良質な映画で色々な映画賞を獲れる作品だと思います。

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