設定・状況・行動含めて甘いと思う ☆2.5点
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ボーダーライン』で有名なエミリー・ブラント主演で、その夫で俳優兼監督であるジョン・クラシンスキーがオリジナル脚本で監督し、夫婦役で主演も務め、全米で大ヒットしたホラースリラー。
地球に隕石が衝突した近未来で、音を立てると襲ってくる「何か」から怯えて暮らす一家を描いた作品。
共演に子役のミリセント・シモンズとノア・ジュプ、製作にマイケル・ベイ
予告編
映画データ
本作は2018年9月28日(金)公開で、全国194館での公開です。
パラマウント映画で日本での配給は東和ピクチャーズです。
アメリカでは2018年4月6日(金)公開で、週末3日間のオープニング興収が5000万ドル超の1位スタートで、これはその前の週の1位だった『レディ・プレイヤー1』の4100万ドルを超えています。

パラマウントのホラー映画としても2011年に公開された『パラノーマル・アクティビティ3』の5200万ドルに次ぐ記録となっています。
また最終興収も1億8800万ドルで、2017年に大ヒットした『ゲット・アウト』の1億7600万ドルを超えています。
劇場では予告編をちょくちょく目にしていて、アメリカで大ヒットしたのは知ってたので楽しみにしていました。
監督と主演はジョン・クラシンスキー
エミリー・ブラントの旦那さんだそうで知りませんでした。
2人の出会いは下の記事が詳しいです。

監督としては「The Office」というテレビシリーズで3話分と日本ではDVDスルーとなった『最高の家族の見つけかた』を監督してて、本作が長編映画2作目のようです。
俳優としての出演作は『プロミスト・ランド』『デトロイト』を観てます。
主演にエミリー・ブラント
近作は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ボーダーライン』『ガール・オン・ザ・トレイン』を観てます。
共演に子役のミリセント・シモンズ
今年4月に公開された『ワンダーストラック』に出てました。

共演に子役のノア・ジュプ
今年5月と6月に公開された『サバービコン 仮面を被った街』『ワンダー 君は太陽』に出てました。

他に共演と配役は以下の通りです。
イヴリン・アボット: エミリー・ブラント
リー・アボット: ジョン・クラシンスキー
リーガン・アボット: ミリセント・シモンズ
マーカス・アボット: ノア・ジュプ
ビュー・アボット: ケイド・ウッドワード
森の老人: レオン・ラッサム
あらすじ
音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。
その“何か”は、呼吸の音さえ逃さない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。
手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすエヴリン&リーの夫婦と子供たちだが、なんとエヴリンは出産を目前に控えているのであった。
果たして彼らは、無事最後まで沈黙を貫けるのか――?(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
2016年の『ドント・ブリーズ』、2017年の『ゲット・アウト』に連なるヒットの仕方だと思うんですけど、正直言ってちょっとヒットし過ぎかなぁと思いました。
本作は上記2作と違って(といってもドント・ブリーズに近いか)、いわゆるシチュエーションスリラーというかシチュエーションホラーですよね。
本作の時代設定は2020年というすごく近い未来で、メキシコに隕石が衝突した89日目から始まります。
音を立てると「何か」が襲ってくるのは分かっていて、街というか村に人気は無く、荒廃しています。
夫婦と子供3人のアボット一家は長男のマーカスが熱っぽかったため、薬を求めてスーパーにいますが、殆どの棚には何も無くスーパーも荒れ果てています。
母親のイヴリンは無事薬を手に入れマーカスに飲ませてると、まだ一番小さい末っ子のビューがおもちゃの棚でスペースシャトルを見つけます。
スペースシャトルのおもちゃは電池式でスイッチを入れると光って音がなることから、お父さんは「そのおもちゃは大きな音がする」と言って(手話して)諦めさせ、電池を抜いて机に置きますが、不憫に思った長女のリーガンがお父さんには内緒でスペースシャトルだけをビューに持たせてあげます。
しかしビューは机の上にあった電池も一緒に持っていってしまったため、家族で移動してる最中に電池を入れておもちゃを鳴らしてしまいます。
お父さんは急いでビューの元へ駆け寄って助けようとしますが、一瞬で「何か」が現れビューは切り殺されてしまうのでした。
「何か」は隕石と一緒にやってきた生物なんですが、H・R・ギーガーの『エイリアン』系ではなく
スタン・ウィンストンの『プレデター』系でもなく
『スターシップ・トゥルーパーズ』のカマキリ系みたいのでした。
ここまでが冒頭で10分くらいでしょうか。
映画のタイトルが出てきて次のシーンになると472日目になります。
ビューを亡くしたアボット一家4人はとうもろこし畑の農場で暮らしてるんですが、次のシーンで出てきたエミリー・ブラント演じるお母さんを観て、啞然としましたよ。
お母さん妊娠してるんです。
「音立てちゃいけないって言ってるのに、産声どうすんの?」と思ったら、もうこの映画ノレなかったです。
本作は上映時間90分の映画なんで、物語が出産に帰結するオチがよめるじゃないですか。
オチが分かってる話ほどつまらないものは無いと思うんですがどうなんでしょう。
また自分の場合、映画『セブン』でモーガン・フリーマン演じるサマセット刑事の「こんな酷い世の中に子供を産むのか」って台詞が耳にこびりついているんで、それがすぐ頭の中に浮かんでしまって余計ノレませんでしたね。
それで鑑賞中はそう思いながら観てたんですが、感想を書く今になってよくよく考えたらどうやって作ったのよ?と思いまして。
「声を押し殺して」ってまた違うフェチというか『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』みたいなプレイ的なものになっちゃうと思うんですけど、エミリー・ブラント演じるイヴリンがマグロということでよろしいか?
えー、バカなこと言ってないで次に行きます。
それでこの映画、どれくらいの音を立てたら襲ってくるとかの設定が甘すぎると思うんです。
なんか、カサコソ音してるときもあれば、会話は手話とかチグハグな気がします。
耳元で話せばよさそうですし。
川で釣りしてるときは、自然の音でかき消されるってことで普通に話してますし、滝の裏に行って大声出すとか意味無いよなぁと思って観てます。
ていうかお父さんは電気工事できるみたいで、地下室にモニターとか並べて監視ルーム作ってるんですけど、作るべきは防音ルームじゃないですかね?

ここだったら一家団欒も出来ますし、出産も問題ないですし。
なんか甘いんだよなぁ。
これ見よがしの伏線のシーンとかもゲンナリするんですよね。
階段の釘とか。
普通、切っとくか曲げとくかしとくでしょうに、案の定、お母さん思いっきり踏みますが、子作りのときに鍛えられてるんで痛くてもお母さん声出しません(←しつこい)
それで、お母さん運悪く予定日より早く破水して、家族が誰もそばにいないときに子供産むんですが、出産のときは農場に仕掛けた打ち上げ花火を上げて、カマキリの気をそちらに向ける作戦でした(でもこれも滝壺の裏の洞窟の設定とか生かせなかったのか?)
生まれた子には酸素マスク付けて箱みたいのに入れて泣き声を漏らさない作戦なんですが、やっぱり最初から防音ルーム作っとけばいいのにな、と思いました。
それか街の音楽スタジオ利用するとか。
それからカマキリが襲ってきた姉弟はトウモロコシが貯蔵してあるサイロに逃げて蟻地獄みたくなりますが、鉄板みたいので回避出来ちゃうのも御都合主義が過ぎるでございます。
家が謎に水漏れしてるのも状況を作り出したいだけで何故だか分からないですし、設定・状況・行動など含めて全て甘いと思います。
ツッコミどころでいえば『スイッチ・オフ』くらいツッコミどころがあったんですけど、片や2億ドルに迫ろうかという興収に対し、片や13万ドルくらいしかいかない差は何なんだろう?とか思ってしまいました(笑)

父親がリーガンのために作ってあげた補聴器の周波数が、カマキリの弱点になったのに、お父さんが自己犠牲で死んじゃうのも無駄死に感ハンパ無かったです。
映画観てて面白いと感じたのは、ストーリーよりも作り出された状況で、映画館でこれまでに経験したことの無い、無音の状況が作り出されたことですかね。
たぶん、女性の観客だと思うのですが、お腹鳴ってるのが聞こえちゃって、そういうところは面白かったです。
普段の映画鑑賞中はLINEの通知がバイブで鳴ってる人とかよくいますが、本作鑑賞時にはそういう人がいなくてよかったな、っていうくらいの感想です。
鑑賞データ
TOHOシネマズ上野 シネマイレージ6P無料鑑賞 0円
2018年 154作品目 累計132600円 1作品単価861円
コメント
中盤から大爆笑の嵐
なんでやねんwwと数えきれぬほどツッコミました。(全部心の中で)(無音)
盲目なのに建物構造とか地形把握完璧すぎるし(もろこし貯蔵庫の場面は特に)
いざ、のために音のなるもの携帯してどっか投げれば助かるやろ。
車はエンジンかけてないように感じたけど、やたらスピード出てたな。
エンジンかけてたなら尚更、盲スターの方が速くないと設定的にバグるし。
ショットガン一丁しかないの?なわけ。
釘、いつ飛び出したんよ。
ほんま、画質と音質の良いホームビデオ。
ヒットしたものになにも作ることができない奴らが文句を言う資格はない。
文句をいうなら、それ相応の結果を出してから言うべきだ。
商業製品なんだからつまらんものはつまらんて言われて当たり前だっつうの だったらお前がいいもの作れつうのは市販の食事が不味くても、俺が作れないから仕方ないかつう論理だな。素人とプロの境界線は批判されてもよしとすべき点だろ、勘違いだな
こんな クソ面白くもない映画作ってアメリカ映画も地に落ちたもんやね! どこが面白いんか理解に苦しむ? 奥さんはまあまあ美人やけど スーザンボイルのような不細工な娘が気に入らない (映画に出てはいけない 娘だ )気分が悪い ショットガン があるんなら最初から 怪物を撃ち殺せばいい・・・「 5分もあればこの映画は終わるよね 」見る価値無し、最低!!!
面白いと感じる人が多いからヒットしたんでしょ?
確かにツッコミ所が多い作品だけど
ここブログやコメント内容はズレてるね
防音室を作るって簡単に作れる訳ないし町に行ってもあるとは限らない
釘は元々折り曲げていた物で途中で釘が伸びてしまうシーン挟まってたし
ショットガンがあるなら〜て、、、完全に論外だろ、、、軍が動いてない時点で火器は有効じゃないってのは想像できるし、劇中で補聴器のハウリングでモンスターの聴覚が露出したからショットガンが効いたと描写あるじゃない
まあ、ちゃんと観てないんだろうね…
いやぁ〜…私が言いたかったモヤモヤ全て言ってくてますね。
とても面白い所もあっただけに残念でならない映画です。
まず奴らが襲ってくる音の大きさや種類設定に甘さがあります。映画を観ていて何故さっきの音は良くてこの音には反応してくるんだ?って所が何ヵ所もあり、凄くモヤモヤしました。そして、1番のダメポイントがやはり滝のシーンですね。あれで全て萎えました。
じゃー滝に住めばええんけって思っちゃいました。最後のお父さん死ぬシーンもあんなやり方じゃなければなぁと、もったいなく思います。
どうせこうなるんだろーって思い描いた通りのラストでした。もうちょいひねってほしい所でしたね。とにかくもったいない映画です。
ちゃんと観た上であーだこーだ意見するのは大賛成だしなるほどなぁと思うけど、ろくに観もしないで映画批判する俺カッケーのニワカバカが文句垂れてんのホント笑える
設定に無理がありすぎ、突っ込み所が多すぎで視聴もレビューも疲れる作品
これに違和感を感じない人は上映中脳の機能が停止していたんでしょうな
説明シーンも結構あったのに評論家気取りの人たちってこき下ろすだけで知識不足かつちゃんと見てない人多いね。
釘もちゃんと伏線あったし赤ちゃんも欲しかったんでしょ。
電気工作と建築も分野違うし、エコーロケーションも知ってればさらに楽しめたかもね。
マーズアタック落ちは予想してたけどそこに行くまで楽しい映画じゃん。
設定に無理があるって方はフィクション全部だめじゃん、映画見るの向いてないよ。
設定を理解してこその映画評論&感想考察でしょ?
ただし電池をカウンターの上に置くのと壁にかけてた写真は許さん。