キングスマン 評価と感想/その男キレッキレにつき

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その男キレッキレにつき ☆4.5点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

やって参りましたキングスマン。
観て参りましたキングスマン。
2月の全米公開時の初週には『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に圧倒的な興収の差を付けられたものの、フィフティが一気に減速したのに対し、こちらは息の長いヒットとなった作品。きっと口コミで面白さが広まったのでしょう。
そんな全米公開から遅れること7ヶ月、日本でもやっと公開になりました。

なんといってもこの映画、やっぱりキャスティングの妙でしょう。
『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファース。
演技派のイメージの殻を突き破るキレッキレのアクションにR15+指定を受ける残酷描写。
アクションシーンの撮り方は『キック・アス』を更に進化させたような撮り方で、新たな映像表現に仕上がっていると言ってよいと思います。

この映画、ストーリー的にはスパイ映画としても荒唐無稽な部類に入ると思うのですが、R15+指定の描写があるので、そこは逆にリアルな世界に寄らずに正解だったと思います。
明らかに『007』シリーズを意識していますが、その007シリーズの中でも一番荒唐無稽な『ムーンレイカー』に近い感じで、その逆に『オースティン・パワーズ』を真面目にした感じでもあります。

それとこの映画の見所でもある教会での殺戮シーン。
ハリー(コリン・ファース)がかなり傷付きながら敵を全滅させたあと、敵ボス・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)と対峙するのですが、主人公ハリーが物語の途中であっさり殺されちゃってビックリするんですが(『15ミニッツ』のロバート・デニーロを彷彿とさせる)、エグジー(新人タロン・エガートン)がキングスマンに合格しなかったことでこの展開が読めるというか、ストーリーに整合性が出るというか、非常に上手い脚本だなぁと思いました。

それでハリーが死んで、エグジーがキングスマンとなってクライマックスに突入するという上手い流れ。
ラスト、基地に乗り込んで、首に埋め込まれたチップを爆発させる描写はもう完全にマシュー・ヴォーン監督、石井輝男監督の『恐怖奇形人間』を見てるだろ(笑)って感じで、人間花火上がっちゃってて非常によろしかったです、はい。

今夏の『ミッション・インポッシブル』は序盤から中盤過ぎまで一気に畳み掛ける感じは凄かったので、それには及びませんが、今作もスパイアクションとしてなかなかの出来で個人的には☆4.5くらい付けたいと思います。

12月には『007スペクター』も公開されますし、今年のスパイ映画は層が厚くて楽しみです。

TOHOシネマズ新宿 シネマイレージデイ 1400円

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