花芯 評価と感想/昭和32年のセンセーショナル

映画 花芯 評価と感想
スポンサーリンク

子宮作家と揶揄されて  ☆3点

予告編

映画データ

花芯 (2016):作品情報|シネマトゥデイ
映画『花芯』のあらすじ・キャスト・動画など作品情報:女性の性愛を扱った衝撃的な作風から、「子宮作家」とやゆされた作家・瀬戸内寂聴による小説を映画化した恋愛ドラマ。
http://cinema.pia.co.jp/title/170096/

瀬戸内寂聴さん原作小説の映画化で原作は未読です。

あらすじ

「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」
―それが園子(村川絵梨)の恋人・越智(安藤政信)の口癖であった。
園子は、親が決めた許婚・雨宮(林遣都)と結婚し息子を儲けていたが、そこに愛情はなかった。
ある日、転勤となった夫について京都へ移り住んだ下宿で越智と出会い好きになってしまう。
生まれてはじめての恋に戸惑いながらも、自身の子宮の叫びは次第に大きくなり抑えられなくなっていく―。

(公式サイトhttp://www.kashin-movie.com/story.phpより引用)

ネタバレ感想

小説を発表した1957年(昭和32年)当時はきっとセンセーショナルだったと思いますが、現在では普通かなと思います。
こういう方たちのおかげで、今のananのSEX特集などがあるのだろうなぁ、と思いました。

昨年公開された、中沢けいさんの原作で本作の安藤尋監督の前作『海を感じる時』よりは分かりやすかった気がします。

海を感じる時 評価と感想/マゾ映画なのでしょうか?
最初の男は大したことなかった?  ☆3点 予告編 映画データ あらすじ 恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)の出会いは高校の新聞部だった。 ある日、授業をさぼり部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の洋と顔を合わせる。 突然、洋はここで恵美子...

親に決められた好きでもない人と結婚し子供まで出来たものの、やっぱり夫を愛することが出来ず、転勤に伴い引っ越した京都で、心惹かれる男性に出会って、という至って普通の出来事です。

お見合いで初めて会って結婚して、その後何十年も添い遂げる夫婦もいれば、こういう方もいるでしょう。
たぶん結婚という制度がむかないだけで、他人に批判されるようなことじゃないんですよね、ゲス不倫みたいに。本来は当事者同士の問題だと思います。

映画は可もなく不可もなくという出来だったと思います。
村川絵梨さんはしっかりバストトップを見せてくれますが、ラブシーンはもっとエロチックでもよかったと思います。下半身の映りが少ない気がしました。

村川さんはルーキーズでもう少しブレイクするかなと思ったんですが、佐藤健さんや桐谷健太さんの方がブレイクしましたね。

映画版のルーキーズは興収80億円超えで、あれは2009年ですか。
テレビ局製作の映画がバカ当たりしてた頃でいい時代でしたね。

公開中の『シン・ゴジラ』なんかは素晴らしい出来ですが、興収80億を超えられるかと言ったら無理かもしれない感じですから。

何はともあれ、村川さんの美しい裸体を拝めてよかったです。

鑑賞データ

テアトル新宿 TCGメンバーズカード ハッピーフライデー鑑賞 1000円
2016年 94作品目 累計105500円 1作品単価1122円

コメント