『アイム・ノット・シリアルキラー』評価と感想/←嘘ではない

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クリストファー・ロイド無双が何故かを考える ☆3点

予告編はこんな感じです

映画データはこちらからどうぞ

(シネマトゥデイ)

映画『アイム・ノット・シリアルキラー』の作品情報:謎の連続殺人事件が発生した田舎町を舞台に、死体や殺人に異常な関心を抱く少年が、さらなる凶行を阻止すべくシリアルキラーに立ち向かうサイコスリラー。
(ぴあ映画生活)
『アイム・ノット・シリアルキラー』は2016年の映画。『アイム・ノット・シリアルキラー』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
松竹が様々なジャンルの究極ムービーを贈る松竹エクストリームセレクションの第2弾。
シッチェス映画祭パノラマ観客賞受賞作品。
監督は『エイリアン パンデミック』のビリー・オブライエン
ソシオパス役にマックス・レコーズ、シリアルキラー役にクリストファー・ロイド

松竹エクストリームセレクションの第1弾『ジェーン・ドウの解剖』を観たときに予告でやってたので面白そうだなと思い鑑賞。

リングのようなシリーズ化へのポテンシャル有り ☆5点 シッチェス映画祭審査員特別賞の他各国のホラー映画祭で賞を受賞した作品。 松竹が様々なジャンルの究極ムービーを贈る松竹エクストリームセレクションの第1弾。 監督は『トロールハンター』のアンドレ・ウーヴレダル 美しい死体ジェーン・ドゥ役にオルウェン・キャサリン・ケリー
ソシオパスvsシリアルキラーのキャッチコピーに惹きつけられました。

監督はビリー・オブライエン
日本での公開作が無さそうなので知らない監督さんです。
『エイリアン パンデミック』という作品がDVD見れるみたいです。

主演にマックス・レコーズ
9歳のときに出演したスパイク・ジョーンズ監督作『かいじゅうたちのいるところ』で注目されたみたいです。

主演にクリストファー・ロイド
言わずと知れた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役
先日観た『ジーサンズ はじめての強盗』ではボケ老人役で出てました。

お年寄りを敬いましょう ☆4.5点 1979年の日本未公開作『お達者コメディ/シルバー・ギャング』(監督マーティン・ブレスト)のリメイクで監督はザック・ブラフ 主演にモーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン
共演にローラ・フレイザーとカール・ギアリ

あらすじ

アメリカの田舎町に暮らす16歳の少年・ジョン(マックス・レコーズ)。
葬儀屋を経営する家庭に育ち、その影響なのか、死体や殺人に異常な関心を示す彼は、ソシオパス(社会病質者)と診断される。
そんなある日、彼の住む町で謎の連続殺人事件が発生し、その死体が自宅の葬儀屋に運び込まれる。
その死体は切り裂かれ、内臓の一部が持ち去られていたのだ。
それを見たジョンは猟奇殺人鬼が近くに潜んでいることを実感し、強い興味を示し始める・・・。
自ら調査に乗り出したジョンは、偶然にも殺人現場を目撃し、連続殺人鬼の正体を知ることになる。
なんと隣人の老人クローリー(クリストファー・ロイド)がシリアルキラーだったのだ!!
ジョンは自身の奥底に眠る衝動的な行動を必死に抑えながら、自分の手でこの連続殺人鬼を阻止しなければならないと覚悟を決める。
凍てつく雪に覆われた町で、追いつ追われつの予測不能な死闘が始まる。

公式サイトより引用)

以下ネタバレ感想になります。

クリストファー・ロイドは基本ヨレヨレのおじいちゃんなんですけど、無双が過ぎるなぁと思ってたら、予告編をよく見るとネタバレしてるんですが、その辺のことはあとで書きたいと思います。

ジョンの家は母エイプリル(ローラ・フレイザー)と叔母マーガレット(クリスティーナ・ボールドウィン)とで葬儀屋をやってます。
姉もいますが実家の仕事を気味悪がってあまり家には寄り付きません。
葬儀屋ですが、エンバーミングもするので処置室があって手術台みたいのがあります(日本の葬儀屋でもあるんですね)。

エンバーミングの手順の説明を致します
ジョンは高校生なんですけど、遺体に異様な興味を示すので母親は仕方なく手伝わせてます。

学校のレポートでも過去の連続殺人犯を分析したものを提出したりして気味悪がられてます。
あまりにも連続殺人鬼や遺体に興味を示すのでネブリン医師(カール・ギアリー)のカウンセリングを受けてますが、ソシオパス(社会病質者)と診断されてしまいます。

まあこれは見てると分かるんですが、ジョンはソシオパスといわれるほど深刻では無くて、そういう殺人鬼マニアといいましょうかオタクといいましょうか、それを突き詰めて勉強していけばFBIの行動科学課に入れるんじゃないかな?という感じなんですが、ソシオパスにしとかないと映画的に都合が悪いのでそうしてる感じで全然良心はあります。

ある日、街で腎臓がえぐり取られている殺人事件が起きて、遺体が運びこまれてきて、ジョンも遺体の処置を手伝うんですが、何か鎖骨の上あたりに切り込み入れてチューブを挿して、ピンクの液体を入れてて何やってるか分からなくて、防腐処理かな?くらいに思ってたんですが、調べたらエンバーミングの防腐処理でホルムアルデヒドを主成分とする液体を血管に入れて、血色を良くするためにピンクの色を付けてるみたいです。
そしてもう片方のチューブから血液を抜くんですが、その遺体からは事件現場にも残されていたタールのようなものが出てきます。

ニュースでは今回の事件で別の州で43年前に殺された30歳の青年の事件現場に残されていたものと同じDNAが検出されたことが放送されてます。

ジョンはこんな田舎町で猟奇事件が起きたことに興味津々で、事件現場に勝手に入ったり、母親がいない間に遺体を勝手に調べたりと、捜査を開始します。
ただ、この映画、基本的に事件の捜査に警察が介入しなくて、ジョンの視点だけで進むので途中が凄い退屈なんです。

ジョンが街の人間で勝手に怪しいと思っている人に目を付けてると、向かいに住んでるおじいさんのクローリーがその人と接触して、一緒にワカサギ釣りに行くんで、後を付けるとクローリーがその人を殺しちゃうのを目撃しちゃいます。

これ予告編でも分かるんですけど、腕の先から細い棒のようなもので突き刺してるんですけど、映像的には寄生獣っぽいですよね。

そのあとクローリーは人体から臓器を取り出してるんですけど、ジョンは遠くから見てるので細かいところまでは分かりません。

それで、ジョンは殺人現場を目撃してるんですけど、警察には届けないんで話が進展しないんですね。
警察に届けてクローリーを逮捕してもらえば終わるのですが…。

ジョンは善良な雰囲気の向かいのクローリーがシリアルキラーだと確信して、今まで以上に交流を持とうとします。
秘密を探ろうというんですね。
クローリーは結婚してて奥さんもいるんで、観客としてはシリアルキラーとしてはピンとこないんですけど、何しろ人を殺してるのは観てるので、どういうことだろう?って思って、そこだけの興味で観てます。

そうこうしてるうちに、また別の家で事件が起きて遺体が運び込まれてきます。
最初の事件の遺体にのめり込み過ぎたのを心配したジョンの母は、それ以来遺体の処置を手伝わせませんでした。

するとジョンは勝手に処置室に入り内臓が抜き取られてないか調べますが、母親に見つかって怒られます。
無くなってる内臓はないかと母親に聞くと内臓は全部あると答えます。
それでも食い下がって何か無くなってるものがあるはずだというと、肩口から失われた左腕の部分を見せられます。

また別の日。
ジョンがクローリーを尾けてると、馴染みの床屋に入っていきます。
クローリーが最後の客で店内に誰も居なくなると、店主がバックヤードにはさみを取りに行ってるすきにクローリーが店内の鍵を閉める怪しい行動をとると、バックヤードに向かいます。
バックヤードからうめき声が聞こえると、ジョンは店の外に付いてる警報装置を鳴らします。

すると近くをパトロールしていたパトカーがすぐに駆けつけて警察官2人が店内に入っていきますが、クローリーにあっさり殺されてしまいます。
おじいちゃんなのに無双過ぎるんですが、ここも予告編を見ると手が変になってるのが分かります。

ジョンは3人が至近距離で惨殺される現場を見たのですが、相変わらず警察には届け出ません。

街では警察官にまで被害が出て恐怖におののいてるんですが、ジョンがクローリーに起こした行動は警告でした。
クローリーの車のワイパーに「お前のやったこと知ってるぞ」っていう紙を挟んで、どう動くか見ることでした。

すると、クローリーはその紙に気付くとそれ以来家から出てこなくなってしまいます。
ジョンがクローリーの家を訪ねると奥さんが出てきて、クローリーの体調が芳しくないことを告げられます。
クローリーはすっかり弱っていて、トイレやお風呂も自力ですることが出来ないのでジョンが介助してあげます。

この辺になると、だんだん気づいてくるんですが、殺された遺体には何らかの臓器が無くなってて、クローリーが家から出なくなって殺人を犯さなくなってくると、だんだん弱ってくることから、弱った臓器を補充してるのかなぁ?という推測が成り立つんですが、相変わらずクローリーは何者?とは思います。

ジョンの方はジョンの方で、母から遺体の処置を手伝わせてもらえないので、フラストレーションがたまり、ソシオパスと言われた自己暗示もあってクローリーを殺すという殺人願望が芽生えてきます。

ジョンは街の公衆電話からクローリーに電話をかけると、脅迫して挑発します。
クローリーが怒って「お前を見つけ出して必ず殺す」というと、家にいると思われたクローリーが車で通りを流していて、電話の主を探していました。

ビビったジョンは近くの同級生の家に逃げこんで、友達の前では何事も無かったように振る舞います。
家の外ではクローリーがウロウロしていましたが、やがていなくなってしまいました。

友達とは何気ない話をしてましたが、普段の学校生活でその友達とは打算的に付き合ってることを明かすと相手を怒らせ家から追い出されます。
友達の家のそばを歩いてるとエンジンがかかったままの車が2台停まってます。
その陰ではクローリーが友達の父から生きたまま臓器を取り出そうとしており、クローリーを友達の父から引きはがそうとしますが、逆に脅され逃げ帰るんですが、正直、この描写は夢の中の描写のようであまりよく分からなかったです。

友達の父を殺して臓器を補充したクローリーはまた活動し始めます。
ジョンはクローリーの車のトランクにGPSを仕込んで行動を見張ります。

ある晩、クローリーが出かけたため家に忍び込むと、寝ている奥さんの写メを撮ってクローリーに送信し挑発しますが、奥さんに気付かれたので衝動的に殴ってしまうと奥さんは動かなくなってしまいます。

困ったことがあったらいつでも電話してと言われていたネブリン医師に連絡すると、心配して駆けつけようとしてくれますが、居場所を明かせないジョンでした。
そうこうしてるうちに挑発されたクローリーが戻ってきます。
死んだと思った奥さんも気絶してただけで目を覚ますと、慌ててジョンは逃げるのでした。

翌日、ジョンはネブリン医師が殺されたことを知らされます。
後日、ネブリン医師の葬式をあげていると、クローリーがやってきてジョンの隣に座ります。
クローリーはジョンに「妻の写真を送ってきたのはお前だな」と言います。
あの日、クローリーは夜遅くの変な時間にネブリンがいるなと思いましたが、ネブリンはジョンの電話を受けて探そうと外にいたところクローリーに殺されたのでした。

葬式が終わって式場から誰も居なくなりますが、クローリーは後の方の席で眠っていて気づいてません。
ジョンは式場に鍵をかけてクローリーを閉じ込めようとしますが、姉にまだ母が残っていると聞かされます。

母の身の危険を感じ、慌てて中に戻ると襲われる寸前で、クローリーを近くにあったもので殴って気絶させると、縛り上げて母と2人で処置台に乗せます。
防腐処理するピンクの液体を流すと、もう片方のチューブからはタールのようなものが流れ出てきます。

クローリーの体が崩れた感じになると、中から出てきたのはH・R・ギーガーのエイリアンのようものでした。
クローリーという寄生主を失ったエイリアンは諦めたのか、反撃することもなく銛のようなもので自分を突いて自死して映画は終わります。

うーん、予告で煽っていたソシオパスvsシリアルキラーというサイコスリラーかと思ったら、実はエイリアン物にジャンルがシフトするという映画でした。

最近、こういうジャンルがシフトする映画多いと思うんですが、予告でここまではっきりソシオパスvsシリアルキラーと謳われてしまうと、予告詐欺な気もしますね。

どおりでクリストファー・ロイドの無双が過ぎるなと思ったんですが、臓器を補充しながら長生きしてたエイリアンが、妻を物凄く愛してるという設定で、オチは面白いと思うんですが、それまでがつまらないのでオチだけの映画でした。

タイトルでアイムノットシリアルキラーって言ってるのは嘘じゃないんですよね。
ある意味タイトルでネタバレしてて、人じゃなくエイリアンなんですから。

鑑賞データ

シネマカリテ 水曜サービスデー 1000円
2017年 106作品目 累計113800円 1作品単価1074円

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