バイバイマン 評価と感想/疑心暗鬼という鬼

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脇役が何気に豪華です ☆3.5点

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

映画『バイバイマン』の作品情報:名前を知るだけで呪われる「バイバイマン」に取りつかれた若者たちの恐怖を描くホラー。『ギャング・オブ・ホラー』などのステイシー・タイトルが監督を務める。
(ぴあ映画生活)
『バイバイマン』は2017年の映画。『バイバイマン』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
名前を知るだけで呪われるバイバイマンに取りつかれた若者たちの恐怖を描くホラー。
監督はステイシー・タイトル

会員サービスデーということで何かないかなぁと思い、本作を鑑賞。
ヒューマントラストシネマ渋谷でも予告編を目にしたことはなかったです。
バイバイマンていう響きが『ハロウィン』のブギーマンや『キャンディマン』を想起させていいかなと思ったのと、ジェームズ・ワンのコメントにもちょっと引っ張られたかな。

監督はステイシー・タイトル
女性監督なんですけど初めて聞いた名前です。
『ギャング・オブ・ホラー』とかキャメロン・ディアスが主演した『最後の晩餐/平和主義者の連続殺人』という作品があるみたいです。

主演にダグラス・スミス
デヴィッド・クローネンバーグ監督の息子さんのブランドン・クローネンバーグが監督した『アンチヴァイラル』に出てたみたいなんですけど覚えてないです。

クリニックの看板がカッコいいです ☆3点 (あらすじとかは映画.comさんでどぞ)デヴィッド・クローネンバーグの息子さんの...
主演にクレシダ・ボナス
初めましての方です。

主演にルシアン・ラヴィスカウント
初めましての方です。

上記3人が主役となる大学生を演じます。

共演にキャリー=アン・モス
出てきたときは気づかなくてエンドクレジットで気づきました。
『メメント』とか『マトリックス』で有名です。

共演にフェイ・ダナウェイ
こちらも気づかなくてエンドクレジットで名前を確認してビックリしました。
フェイ・ダナウェイといったら『俺たちに明日はない』でしょう。

共演にダグ・ジョーンズ
怖い役ばっかりやってるので有名な方です。

ニューヨークで開かれたコミック・コンベンションで、映画『ヘルボーイII:ザ・ゴールデン・アーミー』(原題)のダグ・ジョーンズに話を聞くことができた。
他に共演と配役は以下の通りです。

エリオット役:ダグラス・スミス
サーシャ役:クレシダ・ボナス
ジョン役:ルシエン・ラヴィスカウント
キム役:ジェナ・カネル
ショウ警部役:キャリー=アン・モス
レドモン婦人役:フェイ・ダナウェイ
バイバイマン役:ダグ・ジョーンズ
ワトキンス役:クレオ・キング
ラリー役:リー・ワネル
ヴァージル役:マイケル・トルッコ
アリス役:エリカ・トレンブレイ

あらすじ

アメリカのウィスコンシン州。
古い屋敷に引っ越して来た3人の大学生が、ふとしたきっかけで、その名前を知った者、口にした者に死をもたらすという「バイバイマン」を呼び起こしてしまう。
それ以来、「バイバイマン」に取り憑かれた彼らはお互いに命を助け合うが、周囲の人間たちは次々と命を落としていく。
追い詰められた若者たちは、死の運命から逃れることができるのか―

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

プロローグは1969年から始まります。
ラリーという男が「誰かに名前を言ったか?」と言って、家族と隣人家族をライフルで射殺します。
「考えるな(don’t think it)言うな(don’t say it)」と繰り返し言ってます。

現代。3人の若者が大学が近いってことで一軒家に引っ越してきます。
エリオットとサーシャは恋人同士。
エリオットとジョンは幼馴染の友人。

エリオットはサーシャと2人で暮らしたかったのですが、家賃負担を考えてジョンにも住んでもらいます。
いわゆるドリカム状態になります。

大家さんの話では家具付きとのことでしたが、古い一軒家はすっからかんでした。
地下に降りると、1室に家具がぎっしりと詰め込まれてたので、家具を配置し3人は暮らし始めます。

住み始めて、最初に異変を感じたのはサーシャで、よく咳込むようになります。
また、エリオットとジョンが入れ替わってるように感じたり、元々が霊感体質なのか、何となく恐怖を感じて、意識が飛んだりするようになります。

エリオットもベッドで寝ているとコインが落ちるような音を聞きますが、あまり気に留めませんでした。

友人・知人を招いて引っ越しパーティーをしていると、エリオットの兄ヴァージルの娘アリスが寝室に置いてある机の下にコインが落ちてたと言い、机の上に戻しておいたと言います。

エリオットが部屋に確認に行くと確かに机の上にコインがあったので、引き出しの中にコインを戻して引き出しを閉めますが、コインが落ちてきてしまいます。

エリオットが引き出しの底を確認すると、そこには「考えるな、言うな」とびっしり書かれていて、底板を覆っている紙を剥がすと「バイバイマン」と書かれていました。

サーシャはパーティーに霊感の強い友人のキムを呼んでいて、パーティーの後でエリオットたちと一緒に見てもらいます。
降霊術のようなことをやるキムに対し、能力を疑ってるエリオットはキムを試すようなことばかりしますが、キムの霊感は本物でした。
それでも認めないエリオットは茶化すような口ぶりで、引き出しで見た、バイバイマンの名前を口にします。

エリオットがバイバイマンの名前を口にしてからは、それぞれが幻覚を見るようになります。

キムを車で送っていったジョンは、キムの髪に蛆虫が湧いてるのを見ます。
エリオットはジョンとサーシャが浮気してるのはないかと感じ始めます。
サーシャは、ジョンがエリオットに隠れて迫ってくるのを感じます。

列車事故現場を通過する電車の夢を見るようになったエリオットは、バイバイマンのことを調べ始めます。

手始めにインターネットで「バイバイマン」と検索をかけますが、何も情報が出てきません。

そこで地元の図書館のデータベースで検索をかけると1件だけヒットしました。

図書館司書のワトキンスに案内された棚は、地元新聞で掲載されなかった過去記事の資料でした。

バイバイマンの記述は、1960年代にある少年が起こした惨殺事件に関する記事で、警察の取り調べに対し「バイバイマンがそうさせた」と供述しているものでした。

ワトキンスによると、この記事が掲載されなかったのは、この事件を取材していた記者が、記事執筆後、自らも一家惨殺事件を起こしたためで、その記者の名前はラリーでした。

エリオットは14時にサーシャを迎えに行くはずでしたが、記事を調べていると意識が飛び、バイバイマンの記述がある箇所もペンで黒く塗りつぶしていて、ワトキンスに注意されるまで気づきませんでした。

遅れたエリオットは慌ててサーシャを迎えに行くと、ジョンがサーシャを迎えに来ています。
ジョンたちをつけて様子を伺ってると、ショーウインドウにバイバイマンが映り割れます。

ハッとしたエリオットはバイバイマンが嫉妬心や幻影を生み出していると考え、冷たく接してしまったキムに協力を仰ぎに行きます。

キムの家に着くとエリオットは謝罪し、再び降霊術による除霊をお願い出来ないかと頼みます。
キムもあの日以来気になっていたということで了承してくれます。
出かける準備をするために一旦家に入って手を洗うキムの手は血まみれでした。

エリオットの家に向かう途中、踏切にさしかかるとキムが停めてと言います。
キムには車ごと線路で立ち往生している家族の姿が見えていました。
助けなきゃと言って車を降りて踏切に走り出すキムに、幻影を見ているんだと言いますが伝わりません。
エリオットがふと助手席に置いてあるキムのカバンを見ると、そこには血の付いた金槌がありました。
どういうことかと言って金槌を持って追いかけると、踏切に電車が迫ってきていてキムは轢かれて死んでしまいます。

事故の現場検証にエリオットが立ち会ってると、サーシャとジョンがやってきます。
エリオットは図書館で調べたこととキムのことを話し、家具の元の持ち主が誰かを大家に聞いておくように頼みます。

現場にショウ警部が来ると電車の運転士の証言により、エリオットが金槌を持って追いかけてたということで、警察署で事情聴取されます。
バイバイマンの名前を出せないため、「本当のことは話せない」「本当のことを話したら大変なことになる」と繰り返すエリオットに、ショウ警部は精神異常者的なものを感じますが、エリオットの話す例え話に納得する部分もあり、単なる精神異常的な事件でもない気がしてます。

事情聴取をしてると、キムがルームメイトを殺害してたことと、エリオット、サーシャ、ジョンの3人も殺害しようとしていたことが分かり、エリオットは釈放されます。

エリオットが家に帰るとジョンとサーシャの喘ぎ声が聞こえてきます。
ジョンの部屋に入ると、ジョンが裸でサーシャに覆いかぶさっており、エリオットは部屋にあったバットで思わずジョンを殴ってしまいますが、当然のように幻影で、実際は疲れて寝入ってるサーシャの横に付き添っていただけでした。

エリオットはジョンとサーシャも幻影に操られないように、ジョンの足を縛って別の部屋に隔離します。

気味の悪い机も外に捨てました。

すると、図書館で会ったワトキンスから電話がかかってきて、バイバイマンについて分かったことがあるのであとで落ち合うことになります。
ただ、ワトキンスが電話してる背後には、殺したと見られる家族が横たわっていました。

エリオットは眠っているサーシャの手に、大家さんから聞いた家具の持ち主の住所のメモを見つけると急いでその住所に向かいます。

エリオットが訪ねた住所から出てきたのはレドモンという老女でした。
図書館で調べた事件のことや、机に書かれていた「考えるな、言うな」のことを尋ねると、レドモンが当時の事件を話してくれます。

レドモンの夫はラリーで新聞記者をしていたのでした。
少年の惨殺事件を取材するうちにおかしくなり「考えるな、言うな」と頻繁に口にするようになります。

事件が起こった日も「誰かに名前を言ったか?」と確認し、名前を知ってる人間を殺害して自らも自殺したのでした。
レドモン婦人が生きてるのは名前を知らなかったからで、ラリーが婦人の耳に入らないように守って自殺したのでした。

レドモン婦人はこのことを終わらせたいのなら、ラリーがしたのと同じように名前を知ってる人物を全て殺して自らも自殺するしかない、と言って拳銃をエリオットに渡します。

拳銃を渡され、話を聞き終えて、エリオットが急いで家に戻ろうとすると、車道の真ん中に人が立っています。

バイバイマンによる幻影だとあたりをつけると、実際その通りでした。

振り返って幻影だったのを確認し、幻影に打ち勝ったと喜ぶエリオットでしたが、視線を前に戻した先に立っていたのはワトキンスで、車で轢き殺してしまいます。

車も横転し、バイバイマンの脅威が近づいてることを実感したエリオットは車を置いて走って家に戻ります。

その頃、家では寝ていたサーシャが目を覚ましていました。
ジョンが襲ってくる幻影を見て悲鳴をあげると、その悲鳴を聞いたジョンが目を覚まし足の縄を解くと、サーシャの元に駆け付けます。

呆然とたたずむサーシャを助けようとすると、顔を上げたサーシャは血だらけのキムでした。
恐ろしくなったジョンは逃げようとしますが、サーシャは逃げようとするジョンにエリオットの幻影を見て追いかけてきます。

エリオットが家に着くと2人の息遣いが聞こえます。
エリオットは2人に見えてるのは幻影で、恐怖に囚われるとバイバイマンに支配されると言いますが、2人には届いてないようでした。

ジョンは迫ってくるキムに恐怖を感じ、近くにあったハサミを手に取り馬乗りになって殺そうとします。

するとそこにエリオットが入ってきます。
エリオットには、今まさにジョンが馬乗りになってサーシャをハサミで刺し殺そうとしてるところで、思わずジョンに発砲してしまいます。

しかし、ジョンだと思って発砲したのはサーシャでした。
サーシャを殺してしまって悲しみにくれていると、家の呼び鈴が鳴ります。

呼び鈴が何度も鳴るので玄関前に行くと、訪ねてきたのは踏切事故のことを心配した兄ヴァージルと姪っ子のアリスでした。

バイバイマンのことは口が裂けても言えないエリオットは、帰ってくれの一点張りです。
暫く玄関を隔てて押し問答をしてると、アリスがおしっこしたいと言います。

中に入れないので外でするようにヴァージルが言うとアリスが暗闇に消えていきます。

エリオットは、ヴァージルとアリスだけは守らないといけないと覚悟を決めると拳銃で自殺してしまいます。

ヴァージルはエリオットの自殺に悲しむも、エリオットが守ろうとしたものを感じ取って、帰ろうとします。

が、アリスがいません。

大声でアリスを探すと、寒いんだもんと言って、既に助手席にいました。

アリスは帰る道中、おしっこしてるときに、机が捨ててあったのを見た話をします。
そこには何かが書かれていたと言います。

ヴァージルはエリオットが死ぬ間際に「名前を言うな、名前について考えるな」と言っていたのを思い出し、アリスに何と書かれていたかと尋ねると、アリスは「お父さん。今は夜なのよ。暗くて見えないわよ」と答えるのでした。

エピローグは事件直後のエリオット宅でショウ警部がいます。
頭部に損傷を負ったジョンだけは生きていて、担架で運ばれています。
ショウ警部は生き残ったジョンに何か言うことは無いかと聞くのでした。

ジェームズ・ワンが、「近年、最も怖くて面白いホラー映画!この監督に嫉妬する」ってコメント寄せてるんですけど、確かにジェームズ・ワンぽくて、なかなかバイバイマンの姿を見せなくて、雰囲気で引っ張ると言いましょうか、音で怖がらせるといいましょうか、テイストは似てましたね。

ワン監督何してくれちゃってるの?怖いです  ☆4.5点 予告編映画データ前作『死霊館』は未見です。 スピンオフ的...
時々、差し込まれる列車事故現場を通過する電車の映像もよかったんですが、バイバイマンにしてもこの列車にしても劇中では全く回収されないんで、どういうことなんだろう?とは思います。

ジェイソンやフレディのような殺人鬼としての出自があるわけではなく、恐怖の概念みたいな存在で、悪魔とか、それこそエリオットを疑心暗鬼にさせる鬼みたいな存在で、昨年の『イット・フォローズ』とかに近いのかなぁとも思います。

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が、如何せん、あまり怖くないのと、よく落ちるコインですとか、夢に現れる電車の4241という番号ですとか、バイバイマンが連れてる犬ですとか、投げっ放しの伏線が多くてややモヤっとするところもあるので☆3.5点です。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円
2017年 114作品目 累計120800円 1作品単価1060円

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