『龍三と七人の子分たち』評価と感想/ジジイ無双炸裂!

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ヒドいwwwサイテーwwwでも面白い!  ☆4点

あらすじとかは映画.comさんでどぞ

北野武監督作、第十七弾は映画というよりもはやコントでした。

なんか昭和の時代ならテレビでやれてたことが、今は出来なくて映画でやっている感じですが、でもめちゃくちゃ笑いましたし、面白かったです。

当初は、オレオレ詐欺団に騙し取られた元やくざのジジイ達が金を取り戻し追い詰める話かと思いましたが、どちらかというと劇中では京浜連合(すぐ連想できますね)と呼ばれる半グレを追い詰める話でした。

ですが、ストーリー重視というより、小ネタにつぐ小ネタのオンパレードで、当初は笑いを我慢していたものの、終盤で決壊。特にラストの中尾彬さんの扱いには笑わせられっぱなしで、お腹がよじれるほど笑いました。

なんか龍三(藤竜也さん)の息子役を勝村政信さんが演じているところから、「天才たけしの元気が出るテレビ」を思い浮かべましたし、終盤のバスとのカーチェイスは「お笑いウルトラクイズ」や「西部警察」(この辺、日曜夜8時の番組か)を思い出しましたが、どれも今のテレビでは予算も規模も出来ない番組だなーと思いました。

それから藤竜也さんをはじめ、キャスティングの妙といえば、これも「たけちゃんの思わず笑ってしまいました」の1コーナー「お夜食バンザイ」で浅茅陽子さんを起用したみたいな感じがありますし、昔からのたけしさんを知っていればかなり既視感がある作りになっていると思います。

反面、昔のたけしさんを知らない若い世代の人には新鮮に写るでしょうし、そういう意味では先ほど、日曜夜8時の番組と書きましたが、この時間は家族団欒、一家でテレビを見てた時間だよなーと思いまして、この映画も老若男女問わず誰が見ても面白いように作られてる映画だなと思いました。

そうそう、それと、映画の中で馬券を買い間違える(5-5のところを3-5)シーンがあるんですが、これなんかオールナイトニッポンとかのたけしさんを知っていれば、すぐ分かって先に笑ってしまうんですが、前の座席に座ってた若いカップルなんかは中尾彬さんが説明するところで合点がいった感じで、この辺のジェネレーションギャップも面白かったです。

昔、たけしさんもシリアスな作品が続いて5作目で「みんな~やってるか!」といったコメディ映画を撮りましたが、これは御本人も自己評価低い作品ですが、この映画、当時(1995年)私も映画館で見ましたがホントつまらなくて、これならテレビのたけしさんの方が面白いじゃんと思ったのですが、ギリギリまだ当時はテレビの方が面白いものを作れる時代で、御本人もテレビでやってることをそのまま映画でやるのはためらいがあって、中途半端な作品になったのだと思います。

なので、そういう意味でいうと、冒頭にも書きましたが昔テレビでやれてたことをそのままやっただけなんですが、それをためらうこと無く商業映画でやれたのが、進化したたけしさんなんだなーと思いました。

これが映画かと言われれば難しいのですが、映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟がシネマトグラフを発明したときに最初に上映されたのは、駅のプラットホームに蒸気機関車が入ってくるのを映しただけのものですから、そんなに肩肘張らずに見ればいいのかなと思いますし、上映時間111分は全然長く感じませんでしたよ。

シネマサンシャイン池袋 レイトショー料金 1300円

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