はるねこ 評価と感想/死者のラ・ラ・ランド?

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田中泯さんの前衛的な踊りが見れます ☆2.5点

予告編


映画データ
映画『はるねこ』の作品情報:『東京公園』『共喰い』などの青山真治監督がプロデュースを担当し、『終わりのない歌』の甫木元空がメガホンを取った異色の音楽劇。森で店を営む青年と、そこにやって来た家族との不思議な関係を紡ぐ。主演は、『祖谷物語 −おくのひと−』などのほか、甫木元監督作品にも出演した山本圭祐。
『はるねこ』は2016年の映画。『はるねこ』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
甫木元空(ほきもとそら)監督のデビュー作です。
甫木元さんて珍しい苗字ですよね。
青山真治監督が多摩美で教えていた生徒さんになるのかな。
で、プロデュース作品です。

あらすじは

森の木々が語るのをやめるつかの間、客の来ない昼下がりに、店長(山本圭祐)は「ばぁ(りりィ)は自分と一緒に死ぬために森へ来たのではないか、あらかじめ父(田中泯)と約束していたのではないか」と思いを巡らせていた。父の後に姉と弟が来たのは、それが理由ではないか。店長はそんなことを考えながら、ギターをチューニングする。店長にとってその行為だけが、森の中で自分が自分でいるためのすべだった。(シネマトゥデイさんより)

という感じでして、映画は映像詩といいますか、映像歌劇になっていて、ストーリーらしいストーリーは無いので観ててもよく分からないです。
ただ葉っぱが風で揺れる音とか、そういう自然な音を全て人間の声(ささやき声)でやってるので、珍しいといえば珍しいです。
あの店長は冥界への案内人みたいになるのかな?でも店長の上にはオーナー(川瀬陽太)がいるんですけど、お店には来なくて自転車でぶらぶらしてます。

りりィさんはこれが遺作になるのかなぁ、窓際でずっと編み物してました。去年は『リップヴァンウィンクルの花嫁』が衝撃的で、あと『湯を沸かすほどの熱い愛』で観ました。力強い声が素敵でしたね、合掌。
(ウィキペディア見たら来月公開される『彼らが本気で編むときは、』というのに出てるみたいです。編み物をモチーフにした映画みたいで今作と共通項がありますね)

田中泯さんは踊ってるところを初めて観ました。その存在を知ったのは『メゾン・ド・ヒミコ』からですけど、映画で踊ってるのは初めてじゃないかな?ああいう踊りは石井輝男監督の『恐怖奇形人間』の土方巽さんのから知りました。昔は山海塾とかよくニュースで取り上げられてたんですけど、最近はあまり目にしない気がします。

正直、自分は眠くなってしまって睡魔との闘いだったんですけど、面白いか面白くないかでいえば面白くなかったです。
ただ監督の、音とか歌が好きなんだなぁ、っていうのは伝わってきました。擬音というか擬声というかオノマトペ、そういうのは楽しかったです。
ああ、眠くなっちゃったのは絵本読んでもらってるみたいな感じなのかなぁ。

画面上では何も起きてないのに戦争的な音が聞こえるのは松田優作さんの『野獣死すべし』とか塚本晋也監督の『KOTOKO』とか思い出しました。あと、子役の子がすごく良かったです。

ユーロスペース 鑑賞券 1500円
2017年 5作品目 累計1500円 1作品単価300円

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