ひかりをあててしぼる 評価と感想/殴らせる女

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今年の邦画実録ベース5本目鑑賞 ☆2.5点

予告編はこんな感じです


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映画『ひかりをあててしぼる』の作品情報:東京の渋谷で実際に起きた事件がモチーフの舞台劇を実写化したドラマ。幸せな日々を送っていた若い夫婦が、妻の虚栄心が原因となって破滅するさまを見つめる。メガホンを取るのは、舞台版の演出も手掛けた『官能小説』などの坂牧良太。
『ひかりをあててしぼる』は2015年の映画。『ひかりをあててしぼる』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
2006年に起きた新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件をモチーフにして、2011年に上演された同名舞台の映画化作品です。

今年は
附属池田小事件をモチーフにした『葛城事件』

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と、実際の事件をベースにした映画では5本目の鑑賞になります。
特に葛城事件は今作と同様、先に舞台化されてますね。

映画は3年くらい前に撮られてるらしく、やっと上映にこぎつけたみたいなんですが、おそらくは低予算のため、ほとんどがそのマンションの一室での夫婦のやりとりが中心になるんですが、それはそれで構わないのですが、台詞というか脚本が弱いといいますか…。

たぶん、舞台だったらもっと見れるんでしょうが、映画だと逆に画面の陳腐さ伝わってきてしまい、登場人物たちがなぜそのような行動をとるのかなどの説得力が弱い気がしましたし、リアリティが感じられませんでした。

主人公の夫婦は合コンで知り合うのですが、夫は弁護士であると妻に嘘を付いていて、妻も夫がセレブだからってだけで結婚するのですが、世間体を気にして周囲の友人たちには学生のときの知りあいってことにして見栄を張ってます。

妻が妊娠するのと同時に、夫が弁護士でないのを知って、妻は夫を激しく罵倒すると共に、子供を中絶します。

なぜか夫は外資系の証券会社に転職してて(まあ実際の事件はそうなんですが、映画内でも説明がないので唐突)、外資系ってことは英語必須だろうからって、妻は夫の尻を叩き英語の勉強をさせますが、ここらへんから夫婦の関係が逆転してきて夫が妻に暴力をふるう(DV)ようになります。
が、このDV(ドメスティックバイオレンス)に至るまでが弱いというか唐突というか、なぜそうなったのかが、説得力を持って描き切れてない気がしました。
まあ、実際、この事件について書いてあるネットの記事を見ても、なぜDVに至ったのかはよく分からないのですが…。
というか、そもそも、この夫婦の蜜月時代というものが見えてこないんですよね。元からの希薄さしか見えてこない。

夫は妻といると暴力をふるってしまう自分に怖くなるのと同時に、不倫もしていたので妻と別れたくなり、妻に離婚を切り出すのですが、妻は離婚を拒否します。
すると、ここら辺からは、なぜかまた妻が強くなってきて、夫は妻に別れてくれと頭を下げ続けますが、この辺もなんかスッキリしないんですよねぇ。まあ、夫のDVを警察にバラすといって脅してる部分はあるのですが、あんまりリアリティが無かった気がします。

それから、主人公夫婦の友人・巧の行動もリアリティが無かったです。いつの間にか夫婦の家に入ってきてますし、旦那のDVを知っても何もしないですし。妻の方に気があるのに、なおさら変といいますか。

んー、やっぱり登場人物たちの行動が唐突過ぎてノレなかったですね。役者さんたちは悪くないと思いますが、脚本がいかんせん弱すぎました。妻の智美には妹がいて、姉妹は幼少時には父親から虐待を受けていたという設定もあるのですが、それもあんまり上手く機能してなかった気がします。

ただ、この映画、製作陣たちの思いとは別に、アメリカの批評サイトが主催するホラー映画賞で最優秀作品賞と最優秀女優賞を受賞していて、そういう意味では怖かったです。
特に妻の智美を演じた派谷恵美さんは夫に殴られても笑っていて、ターミネーター的な怖さといいますか、怖くて逆に”殴らせる女”?”殴らせられる女”(れる、られる日本語難しい)を好演してました。下着姿で夫を解体しようとするシーンと併せて熱演されていたと思います。

さて、ここからは余談になりますが、妻の智美は夫を殺害後、部屋にあった洋服ダンスに夫を入れて解体するために、巧にホームセンターにのこぎりを買いに行かせるんですが、巧は普通ののこぎりを買ってきちゃうんですよねー。
これ、巧が気を利かせて、リョービだとかマキタだとかボッシュだとかブラックアンドデッカーだとかの電ノコを買ってくれば、智美から「お主出来る奴じゃ」という訳でいっぱい御褒美もらえたのになぁ、なんてことを考えながら見ていて、電ノコ振り回して『悪魔のいけにえ』に突入とか訳わからないラストを考えてました。

ユーロスペース 前売り鑑賞券 1300円
2016年 138作品目 累計153000円 1作品単価1109円

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