グッドモーニングショー 評価と感想/今のフジテレビの崩壊ぶりを表すような映画

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今のフジテレビの崩壊ぶりを表すような映画  ☆1点

予告編

映画データ

映画『グッドモーニングショー』の作品情報:テレビのワイドショーを舞台に、『踊る大捜査線』シリーズの脚本などで知られる君塚良一がメガホンを取ったコメディー。番組メインキャスターの男が巻き込まれる災難だらけの1日を、情報番組と報道番組とのいざこざや、過酷な視聴率競争といったテレビ業界の裏事情を盛り込みながら描く。
『グッドモーニングショー』は2016年の映画。『グッドモーニングショー』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
いやー、ひどかったです。

テレビ局の視聴率至上主義は、視聴者が見たいと思ってるものを見せてやってる結果だとでも言いたいような映画でした。

この映画、一見、低俗な内容を流すワイドショーを、自己批判するように見せかけてますが、二言目には視聴者が求めているものを流してるんだ、と言っており、完全に視聴者をバカにしてるんですよね。

だいたい、このテーマを描くのに、コメディにしている時点で、監督はどうかしてます。
立て籠もり事件という、起きてる事件はシリアスなのに、その裏でいちいちブラックなジョークを言わせてますが、全然笑えませんでした。

特に一番腹が立ったのは、犯人(濱田岳さん)に呼びつけられた澄田(中井貴一さん)がテレビに映ってるのを見て奥さん(吉田羊さん)が「お父さんの生命保険いくらだっけ?」というシーン。よくこんな酷い台詞を俳優さんに言わせるなと思いました。

これを言わせたいなら、立て籠もり事件自体をもっとコメディ調に描かなければいけないのに、犯人役の濱田岳さんの演技はこの映画には勿体なさすぎるほどの熱演で、ワーキングプアの若者を見事に演じていました。
犯人は真剣。警察(松重豊さん)もまあまあ真剣。テレビ局側の人間だけがふざけてるので、結局ワーキングプア(社会的弱者)の声も拾いあげてなく、この劇中モーニングショーの2時間の枠を埋めるためだけの事件に成り下がっています。

それから、dボタンでの投票とか最悪ですよ。しかも視聴者は「死ね」という方を選択したとか、どこまでバカにしてるんだろうと思いました。
おまけにテレビ局にも良心は有るんだということを示したいのか、投票結果を改ざんし「生きて」の方にするとか、嘘も方便と言いたいのですかね?
いわゆるテレビのやらせや改ざんは致し方ないこともあるんだ、とでも言いたいのでしょうか。

監督・脚本を務めた君塚良一さんは、踊るシリーズで知られていてフジテレビと結びつきが強いようですが(フジのディレクターかと思いました)、こんな酷い脚本をよく映画にしたなと思います。製作のフジテレビもよくこの内容でゴーを出したなと思います。誰か止める人がいなかったんですかね?
全てが視聴者目線からズレていて、テレビマンの奢りっぷりを如実に表していると思います。
今のフジテレビの低視聴率も納得で、とにかく不快な映画でした。

追伸:演じている役者さんに罪はありません。

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