完全に筒井真理子さん目当てです ☆5点
予告編
映画データ
筒井真理子さんです。
だいぶ前からお名前は見たことあって、それこそ2時間サスペンスのチョイ役ですとか、連ドラとかでもちょくちょくお出になってて、昔の映画撮影所のスタイルでいえば大部屋俳優さん的なイメージでした。
それこそ吉田羊さんなんかよりずっと前から、脇役をずっとされてきたと思うんですけど、すごく意識したのは2013年にテレビ東京で放送された同じ園子温監督の「みんな!エスパーだよ!」からなんですが、あれで染谷将太さんのお母さん役でイジリー岡田さんの妻役っていうヘンな役で、エッロいお母さん役でよかったんですよね。
(テレビ東京:「みんな!エスパーだよ!」CAST相関図)
それで筒井真理子さんって1990年代にC.C.ガールズなんかとは違って、テレビには全然出ないけど雑誌のグラビアにはバンバン出てた方がいたと思うんですけど、あれ同姓同名の方だったのかなぁ?
今、ネットで検索しても全然出てこないんですが、似たような名前で勘違いしてるのかもしれませんが、自分の中ではグラビアから女優業にうまくシフトされてきた方だなぁと思ってたんですよね。(追記:盛本真理子さんとか梶原真理子さんと勘違いしてたかもorz)
それで昨年『淵に立つ』を観たんですけど、その時に体重を増加した役作りを含めて演技が素晴らしいなと思ったんですけど(年末から今年にかけて様々な映画賞で主演女優賞を受賞されてますね)、その際に経歴を見たら、元々は第三舞台出身というのを知って驚いたのと同時に上手いのも納得だったんですけど、大高洋夫さんや筧利夫さんが第三舞台出身でブレイクした頃に何でブレイクしなかったんだろう?とも思いました。
そんな筒井真理子さんが、今回の日活ロマンポルノリブートプロジェクトに出演されて、しかもヌードにまでなっていただけるとは、ありがたや~、ありがたや~。
で、筒井さんて年齢は40代半ばくらいかな?と思って改めてプロフィール見たら、1960年か1962年生まれの54歳か56歳って全然見えない!若いです。
1960年生まれだったら黒木瞳さんと同じ年なんですが、黒木瞳さんは映画デビュー(『化身』)でお脱ぎになって、そのあと『失楽園』も話題になりまして、経歴的には対称的ですが、二大美熟女ですね。
筒井さん50代半ばとは思えない美しいヘアヌードでしたし、これだけで☆5点です。はい。
あらすじ
小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。
極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。
寝ても覚めても終わらない悪夢。
私は京子なのか?京子を演じているのか?
虚構と現実の狭間で、
京子の過去の秘密が暴かれていく―。(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
肝心の映画の内容の方はあってないようなもの、って言ったら怒られますか…。
『リアル鬼ごっこ』のシュールな部分を更にシュールに進化させてるような感じなので、よくは分かりません(笑)
まあテーマとしては「社会から抑圧された女性の解放(って古いか?)」みたいのがあると思うんですけど、筒井真理子さんのインタビューを読むとラストの台詞で出演を決められたみたいです。
https://entertainmentstation.jp/64839(エンタメステーションの記事はリンク切れ)
それと、自分が映画観た印象は、園子温版『ニンフォマニアック』か?と思ったんですが、下の記事読むと同じラース・フォン・トリアー監督の『アンチクライスト』が話に出てきました。
エンタメステーションのインタビューの
「お前は売女か!?」って、園さんの自分の現状に対する怒りや叫びのようにも思えるし
って新宿スワンのことかな(笑)
とか思ったりしましたが、
とにかく、とにかく冨手麻妙さんも頑張ってましたし、筒井真理子さんですし、日活さん、園子温監督ありがとうございました!
鑑賞データ
新宿武蔵野館 映画ファンサービスデー 1000円
2017年 18作品目 累計15800円 1作品単価878円
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