ロスト・バケーション 評価と感想/ブレイク・ライヴリーが最高です

ロスト・バケーション 評価と感想
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サメ、シチュエーションスリラー  ☆4.5点

テレビシリーズ『ゴシップガール』の主演でブレイクしたブレイク・ライブリーが人食いサメと対峙するサーファーを演じたサバイバルアクションスリラー。
監督は『フライト・ゲーム』や『ラン・オールナイト』のジャウム・コレット=セラ

予告編

映画データ

ロスト・バケーション (2016):作品情報|シネマトゥデイ
映画『ロスト・バケーション』のあらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報:サーフィン中に負傷し満潮時には海に沈む岩場に取り残されたヒロインが、危険な人食いサメに狙われるパニックサスペンス。
http://cinema.pia.co.jp/title/170325/

あらすじ

亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。そこはサーファーにとって最高の楽園。医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。地形、波、風。全てが完璧だった。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。そんな彼女の最高の休暇が一転、恐怖に支配される。一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲いかかった―。
脚を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの岩場に泳ぎ着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。
極限の恐怖にさらされながらも、ナンシーは冷静に生き残るためのプランを練り始める。医学の知識を活かし着用していたラッシュガードを使い止血。満潮までの時間を計算。サメの動きのパターンを解読…生存へのリミットが刻一刻と迫る中、彼女が選んだ究極の決断とは―。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

ジャウム・コレット=セラ監督上手いですよねー。

この監督の作品はたまたま劇場でみた『フライト・ゲーム』が面白かったので、その後の『ラン・オールナイト』は劇場で、『アンノウン』はDVDで見ました。
リーアム・ニーソンがタッグを組むだけのことはあります。

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この監督はローアングルとスローモーションが上手いなーと思っていて、映像がカッコイイんですよね。

なので、本作の海・サーフィン・サメのテーマはピッタリでした。

サーフィンは海面からのローアングルと水中の映像とを交互に撮って、サーフィンのスリルとサメが潜んでる恐怖を上手く見せてましたし、海面ではノリノリの音楽で水中では無音とか、音楽の使い方も上手かったです。
あと本作は映像的にはインスタグラムっぽい気もしました。

そしてこの映画スプラッターホラーかと思うくらい、グロいシーンをしっかり見せていて驚いたんですが、この監督『蝋人形の館』とか『エスター』とかのホラー映画を撮ってたんですね。
リーアム・ニーソン3連発のアクションスリラーしか知らなかったので意外でした。

『ジョーズ』というサメもの、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のようなPOV、『ハートブルー』のようなサーフィン映画と既視感はありますが、登場人物を極力排し、ブレイク・ライヴリーの肢体で魅せるというのも上手かったと思います。

諸々テンコ盛りでありながら上映時間86分に収めるあたりは映画会社としても嬉しいでしょうし、製作費1700万ドルで5400万ドルくらいの興収をあげるので映画会社孝行な監督だなと思います。

鑑賞データ

TOHOシネマズ日本橋 シネマイレージ6P無料鑑賞 0円
2016年 87作品目 累計98200円 1作品単価1129円

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