シリーズ化してもよさそう ☆3.5点
予告編
映画データ
前回の映画鑑賞から間が空いてしまったので、映画館のサービスデーでしたし時間もちょうどよかったので、さしたる期待もせずに鑑賞。
あらすじ
かつては“ノベンバー・マン”というコードネームを持ち、高度な訓練を受けて活躍していた元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)。
スイス・ローザンヌで静かな隠遁生活を送っていた彼は、モスクワでかつて愛していた女性ナタリア・ウラノヴァを「回収」に向う。
しかし、彼女は彼の目の前で何者かに殺されてしまうのだ。それは、彼が手塩にかけて教育したCIAの元弟子のスパイ、メイソン(ルーク・ブレイシー)の仕業だった。
ロシアの大統領選の次期大統領と目される候補者アルカディア・フェデロフのスキャンダルを追っていたナタリアは、10年前から行方不明になっているミラ・フィリポヴァという女性の名前を告げる。
セルビアの首都ベオグラードに、フィリポヴァと最後に交流があった女性ソーシャルワーカーのアリス(オルガ・キュリレンコ)がいた。
やがて彼女はロシアの殺し屋からも、CIAからも追われる身になる。
そこには、ロシアの大統領選をめぐる国際的陰謀が隠されていた。デヴェローは、アリスを助け出し、事件の黒幕を暴こうとするのだが、CIA側にロシア側に通じている二重スパイがいることが発覚する。
果たして、事件の黒幕は誰なのか?デヴェローが信頼できる仲間もいない中、過去を清算する孤高のミッション〈リベンジ〉に立ち向うー。(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
結論からいうと面白かったです。
上映館数も少ないですし、大作映画ではないですけど、なかなかです。
ちょうど昨年観た『フライト・ゲーム』を思い浮かべました。
あれも大作感はなかったですけど、謎解き+ノンストップアクションで往年のダイハードのようなカタルシスもあり大満足でした。
スパイレジェンドはそこまでのカタルシスはありませんでしたが、冒頭からのノンストップアクションで展開が早い、早い。
ボーっとしていると、走ってる車から振り落とされそうな疾走感でしたが、ギリギリついていける速度。
ダレるのは中盤に少しだけでとにかくテンポよく話が進みます。
ピアース・ブロスナンは最初出てきたとき、「随分おじいちゃんになっちゃったなぁ」と思いましたが、引退したスパイから現役に復帰した途端、顔もキリリと締まって見え表情が一変、往年のジェームス・ボンドここにありといった感じでした。
そして、まあブロスナンの強いこと、強いこと(笑)
敵からも味方からも追われる身となったブロスナン。
ブロスナン無双が炸裂します。
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』もそうでしたが、最近のスパイ映画は、「最大の敵は味方に有り」というのが多くなってきた気がします。
CIAがずっと善い者なのもつまらないですからね。
現実世界でもマッチポンプなことをしてそうで、リアリティがあるなぁなんて思いながら鑑賞してました。
鑑賞データ
角川シネマ有楽町 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円
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