誰よりも狙われた男 評価と感想/追悼フィリップ・シーモア・ホフマン

誰よりも狙われた男 評価と感想
広告

渋いスパイ映画 ☆4点

予告編

映画『誰よりも狙われた男』予告

映画データ

誰よりも狙われた男 (2014) - シネマトゥデイ
2014年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作となった、ジョン・ル・カレの小説を実写化したスパイサスペンス。
誰よりも狙われた男|映画情報のぴあ映画生活
『誰よりも狙われた男』は2014年の映画。『誰よりも狙われた男』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

9.11以降のテロリストとの戦いを描いたジョン・ル・カレの同名小説の映画化です。

監督のアントン・コービンはアーティストのジャケ写などでフォトグラファーかと思っていましたが、最近は映画監督もするようでこれが3作目なんですね。

そしてフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作でもあります。

スパイ映画というと、やはり『007』や『ミッション・インポッシブル』(3ではフィリップが武器商人の敵悪役を演じていました)などを思い浮かべるのですが、そのような派手なスパイ映画ではなく、どっしりと渋いスパイ映画でした。

M:i:III (字幕版)
トム・クルーズ
¥ 199(2018/09/21 11:23時点)

フィリップ・シーモア・ホフマンはその容貌や雰囲気からおよそ諜報員らしい諜報員には見えないのですが、この諜報活動チーム自体が世間には知られていない存在みたいですし、国家公務員的なところを考えると案外リアルなのかな?とも思いました。

映画的には「踊る大走査線」みたいな管轄の違いによるジレンマを描いていると思います。
ハリウッド映画でも市警察が追っていた容疑者をFBIがかっさらっていくみたいな。

この映画でも、悪者的な感じのCIAも視点を変えると『ゼロ・ダーク・サーティ』みたいになる訳で難しいところです。

映画はラストを観るととてもやるせない気持ちになります。
フィリップ・シーモア・ホフマンの演技力の賜物で観客がバッハマンと完全に同化するからです。

と同時に予告編の最後に出る

「フィリップがいないと想うとこの映画のラストを観るのがとても辛い」

という監督のコメント通り、涙が溢れました。

謹んでご冥福をお祈りします。

鑑賞データ

TOHOシネマズシャンテ シネマイレージデイ 1400円

コメント