『聖の青春』評価と感想/聖は電脳将棋の夢を見るか

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松ケンの役作りに驚嘆! ☆4.5点

予告編はこんな感じです


映画データはこちらからどうぞ
映画『聖の青春』の作品情報:29歳の若さでこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯をつづる大崎善生のノンフィクションを、松山ケンイチ主演で映画化。幼いころより患う難病と闘いながら将棋の道を突き進んだ村山の壮絶な人生を、羽生善治をはじめとする同世代の棋士との死闘や、彼を支える師匠や両親たちの愛を通して描く。
『聖の青春』は2016年の映画。『聖の青春』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
将棋ソフトの不正使用疑惑に揺れる将棋界ですが、早逝した村山棋士はこのような事態を予見したのか気になるところです。

松山ケンイチさんの村山聖は予告編で見たときは、そこまで太って見えなかったんですが、実際スクリーンで見たら想像以上に太っててビックリしました。

映画は124分という尺もあって、かなりじっくりと丁寧に撮られていて、情緒あるいい映画だったと思いますし、面白かったです。

羽生さんとの対局は計3戦描かれるのですが、対局の撮り方も凄く凝ってて、1戦目なんかは盤と駒をアップにして迫力があって、漫画を描くシーンをプロジェクションマッピングで表現した『バクマン。』みたいに工夫が凝らされていたと思います。2戦目と3戦目もピンと張り詰めた空気の中で、村山棋士の体を揺する仕草であったり、羽生棋士の頭を掻いたり扇子を開いたり閉じたりする仕草をじっくり撮ってて、上質のボクシング映画みたいな緊張感がありました。

西の怪童と言われた破天荒ぶりを表現した松山ケンイチさんは言わずもがなですが、羽生善治棋士を演じた東出昌大さんが素晴らしかったです。今年は東出さんの出てる映画は『ヒーローマニア-生活-』と『クリーピー 偽りの隣人』を観ましたが、正直、それらよりは、ブレイクするきっかけとなった『桐島、部活やめるってよ』みたいな寡黙な役の方が合うと思います。桐島の時も表情をあまり出さない役でしたが、今作の羽生棋士の役も凄く合っていたと思います。

脇を固める俳優陣もリアルで母親役の竹下景子さんはほうれい線くっきり、編集者役の筒井道隆さんはくたびれた感が凄い出ててよかったです。師匠役のリリー・フランキーさんの「村山くん、詰んどるで」には笑ってしまいました。

それにしても森義隆監督という名前を聞いたことが無かったんですが、上手かったですね。先日観たヴィム・ヴェンダース監督の『誰のせいでもない』みたいな映像の趣がありました。調べてみたら『宇宙兄弟』の監督さんなので、今度見てみようと思います。

自分はある程度将棋を知ってて、羽生七冠や村山死去もリアルタイムで知ってますが、将棋を知らなくても楽しめると思いますし、面白くて感動できる作品なのでおすすめです。

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2016年 133作品目 累計148900円 1作品単価1120円

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