頑張る!老年の星 ☆4.5点
予告編
映画データ
あらすじ
2029年、ロサンゼルス。
人類抵抗軍は敵である機械軍の中枢にとどめを刺そうとしていた。
1997年の“審判の日”に機械軍が放った核ミサイルで30億人もの命が失われて以来、長く苦しかった反撃が遂に終わる。
すべては“預言者”と呼ばれる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の指導の成果だった。
ところがその直前、ジョンを出産する前の母サラ・コナーを抹殺するため、機械軍はターミネーターを1984年に時間転送装置で送り込んでいた。
サラ抹殺を阻止するため、ジョンの右腕カイル・リース(ジェイ・コートニー)が過去への旅を志願する。
1984年に到着した途端、T-1000ターミネーター(イ・ビョンホン)の襲撃を受けるカイル。
その窮地を救ったのは、ただのウェイトレスに過ぎないはずのサラ・コナー(エミリア・クラーク)だった。
歴史は書き換えられ、“2029年から送り込まれたターミネーターは私たちが倒した”と告げるサラ。
彼女が“オジサン”と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、“スカイネット”が殺人マシンとして量産したT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。
何者かに“サラを守れ”とプログラムされたT-800は、両親を殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら女戦士に育て上げたのだ。
T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、“審判の日”を阻止する事。
そのためには、自我に目覚めて暴走する人工知能“ジェニシス”の起動を何としても止めなければならない。
人類滅亡までのカウントダウンが迫る中、2人の前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在。
最新最強のT-3000ターミネーターの正体は……?
そして、人類の救世主は一体誰なのか……?(MovieWalkerより引用)
ネタバレ感想
映画館で予告編を見たとき、なんとなく面白そうだなぁと思い鑑賞。
エミリア・クラークのサラ・コナーはリンダ・ハミルトンに似てるなぁとも思いました。
ターミネーターでちゃんと見たのは1、2までですかね。3は敵が女性のやつですよね。
テレビでやったのをながら見したのであまり覚えていません。
それで、今作ですが、カリフォルニア州知事も退任し、おじいちゃんになったシュワちゃんを使うとすれば、これしかなかったんじゃないですかね、という、うまい設定・脚本でよかったと思います。
1、2の既視感を見せつつも新たな展開で話が進むっていうの有りだと思います。
何せ、サラ・コナーが事情を分かってるから、話が早い。
サクサク進みます。
それでこの作品、リメイクではなくリブートですから、今までのターミネーターと違っていい訳でして、ロボコップのリブートより上手くいっていたと思います。
未来にも行ける新機軸を出したのは、よかったですね。パラレルワールド的な展開がより深くなるので色々出来ることが増えますから。
それでストーリーもよかったですけど、やっぱり、あしながおじさん的なおじいちゃんになったT800のシュワちゃんですよね。
ことあるごとに「旧型だけど、ポンコツじゃない」と言って頑張ってる姿に、中年・老年男性は勇気づけられるんじゃないでしょうか。
最後、旧型脱出してアップグレードしますからね。年取っても頑張ろうと思える映画で、よかったですよ。
あと、『セッション』で鬼先生だったJ・K・シモンズも、クタクタでいい感じでしたよね。俺は33年(1984~2017)もこの事件を追ってるんだ、ってね。
33年もね、コツコツと、忍耐大事ですよ。
おじいちゃん頑張ってる映画なんで、元気もらえてよかったです。
鑑賞データ
TOHOシネマズ日劇 シネマイレージデイ 1400円
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