ストレイト・アウタ・コンプトン 評価と感想/ラップ興味ない人でも面白いよー

ストレイト・アウタ・コンプトン 評価と感想
スポンサーリンク

ラップに興味ない人にもおすすめ ☆5点

予告編

映画データ

ストレイト・アウタ・コンプトン (2015):作品情報|シネマトゥデイ
映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のあらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報:アイス・キューブやドクター・ドレーら、大物ラップアーティストが結成していた伝説的グループN.W.A.の軌跡に迫る実録音楽ドラマ。
http://cinema.pia.co.jp/title/168658/

あらすじ

1986年、アメリカ屈指の危険な街、カリフォルニア州コンプトン。
ここでは、ギャングたちの抗争激化と麻薬売買の横行を口実に、ロサンゼルス警察が罪のない黒人住民を手当たり次第に摘発していた。
そんな現状を変えようと立ち上がった若者たちがいた。

イージー・E(ジェイソン・ミッチェル)は、ロサンゼルス一帯で勃興しつつあったヒップホップ・カルチャーに未来を見出し、ドラッグ業から足を洗って音楽ビジネスを目指していた。
そんな彼が出会ったのが、DJとして活躍するドクター・ドレー(コーリー・ホーキンス)と、作詞ノートを手放さないティーンエイジャーのアイス・キューブ(オシェイ・ジャクソン・Jr
イージー・Eのカリスマ性に引き寄せられるようにDJイェラ(ニール・ブラウン・Jr)やMCレン(オルティス・ホッジ)もも加わり、ストリート発のラップ・グループ、N.W.A.(Niggaz Wit Attitudes=主張する黒人たち)が結成される。

彼らの才能に目をつけたのは、レコード業界のベテラン・ビジネスマン、ジェリー・ヘラー(ポール・ジアマッティ
イージー・Eは彼をビジネスパートナーとしてルースレス・レコードを設立する。
N.W.A.はオブラートに包まず真実を突くラップで大ブレイクし、デビュー・アルバム「Straight Outta Compton」は累計300万枚を超えるヒットに。
警察によるライブ監視、FBIからの警告状など、「世界で最も危険なグループ」の形容にふさわしい社会現象となった。

しかし、大ブレイクの裏で、グループ内には亀裂が生まれていた。
まずはメイン・ラッパーのアイス・キューブが、そして、次にはドクター・ドレーが、イージーとジェリー中心の体制に不満を持ち脱退してしまう。
散り散りになってしまったメンバーたち。
再結成を夢見て奮闘するイージーだったが、彼の体は病魔に冒されていたのだった……。

(公式サイトhttp://soc-movie.jp/より引用)

ネタバレ感想

個人的には当時(80年代)から洋楽をよく聞いてましたが、ラップ方面には疎くて。

ランDMCなんかは有名でしたが、その後に出てきたギャングスタ・ラップの系譜なんかには全然付いていけなかったんですが、1992年のロサンゼルス暴動なんかを絡めてギャングスタ・ラップの成り立ちが分かり易く描かれていました。

主役のN.W.Aはこのギャングスタ・ラップの始祖とも言えるグループで一般には馴染みが薄いかもしれませんが、アイス・キューブと聞けば耳にしたことがある人も多いのではないかと思います。

映画の前半は、当時の黒人差別からギャングスタ・ラップが隆盛する流れが描かれており、後半は成功を収めたN.W.Aがお金の問題からの分裂と和解。
リーダーともいえるイージー・Eのエイズ発症までがテンポよく描かれ、上映時間の147分があっという間に過ぎまして感覚的には100分くらいの映画に思えました。

劇中かかる音楽はもちろんラップでカッコいいですし、当時の世相と歌詞がリンクしていて分かり易いので、ラップに興味が無い人にも入門編としてお勧めです。

しいて言えば、まだメンバーは存命中の伝記映画で、しかもそれぞれがラップ界の大御所でもあるので、話が美化されてるところもあると思うのですが、それを差し引いてもなかなか面白い映画になってると思います。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円

コメント

  1. […] 引用元:eigamanzaiの映画レビュー […]