IMAX3Dで楽しかった ☆4.5
予告編
映画データ
あらすじ
未知の星に不時着した宇宙船救出ミッションに出発したエンタープライズ号。艦長のカーク(クリス・パイン)は、ある決意を胸に秘めてこのミッションに臨んでいた。しかし、目的地への到着直前、無数の飛行物体の急襲を受け、エンタープライズ号は撃破。仲間は散り散りになってしまう。果たして何が起こっているのか?その目的とは?たった1人で見知らぬ土地に投げ出されたカークの限界を超えた戦いの幕が開く!
(MovieWalkerより引用)
ネタバレ感想
ポスター見るとIMAX3D推してるようなので、それで観てきました。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』みたいに、これも頭空っぽにしてポップコーン頬張りながら観る映画でストーリーは単純ですし、楽しめました。
この新シリーズになってからは初めて観ましたが、初見の人にも分かりやすい作りになっていたと思います。
町山智浩さんや他のレビュアーの方も言ってますが、マクロスのミンメイと言われれば、あー、確かにそんなのあったなぁとぼんやり思い出しました(マクロスはガンダムに比べそんなにしっかり見てない)。
あと、ウルトラマンのジャミラもなるほどと思いました。
自分的に思ったのは合体シーンがウルトラマンAっぽいなーとか、昔、劇場で『スタートレックⅣ故郷への長い道』を観たのですが、あのときみたいな雰囲気もしました。
お話は休憩地点のスペースコロニーに着いたら、見知らぬ宇宙人が助けを求めてきていて、それを疑いもなく助けに行ったら罠で戦うって話しなんですけど、きっと本筋の話し的には全然関係なくて、無くてもいいような話しなんで、物語が1ミリも進んでない感じなんですけど、それがスタートレックらしいかなと。
そもそもスタートレックはテレビドラマ版自体が700話以上あって、こうなるともう完全に「渡る世間は鬼ばかり」状態で、SFというよりは人間ドラマなので宇宙版渡鬼+寅さんて感じで、ストーリーはその時々の時事ネタを風刺したものだったり、流行ってることだったりなんでもいいんですよね。
実際カーク役のクリス・パインとスポック役のサガリー・クイントは今回の敵のクラルはドナルド・トランプ的だと言ってたりしていて、少なからず時事ネタを反映してたりするんですよね。
「ワンピース」みたいに行き当たりばったりで続けていかないと、話しが続かないと思いますし、もうこの辺のシリーズは続けることに最大の意義があると思います。
ボス戦になると武器を使わないで肉弾戦になるところとか、ツッコミどころは沢山ありますけど、そういうのも含めて80年代90年代の映画っぽくてノスタルジックというか懐かしさをそそられますし、なんだろう宇宙SF見てるのに『ALWAYS 三丁目の夕日』を観てるような、そんな楽しい映画でした。
鑑賞データ
TOHOシネマズ新宿 シネマイレージウィーク鑑賞 1100円+IMAX料金500円+3D料金300円
2016年 118作品目 累計133900円 1作品単価1135円
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