恋の渦 評価と感想/サイコーにDQNでゲスい恋の渦巻き模様

映画『恋の渦』評価と感想
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2013年現時点でマイNo.1 ☆5点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/162661/

あらすじ

部屋コンに集まった男女9人。イケてないオサムに、カノジョを紹介するのが、今夜の隠れテーマだ。しかし、やってきたユウコのルックスに男は全員ドン引き。それでも無理矢理盛り上げようとするが、全てが空回りし、微妙な空気のままコンパは終わったはずだったが・・・。その夜を境に、男女9人の交錯する恋心と下心、本音と嘘が渦巻き、ゲスでエロくておかしな恋愛模様が繰り広げられていくのだった。

(公式サイトhttp://koinouzu.info/story.htmlより引用)

ネタバレ感想

いやー、面白かったです。
正直、前半15分は、きっついなーと思いましたがそれも演出のうちでした。

最近、よく耳にする劇団ポツドール、三浦大輔作の同名舞台の映画化です。

舞台は見てないのですが、大根仁監督によると脚本は殆ど変えていないようで、この作品の面白さは脚本にあるのだなぁと実感しました。

内容は男5女4人によるDQNでゲスい恋の渦巻き状態。
「あいのり」や「テラスハウス」での本音部分をえぐり出したかのようなお話です。

場面設定も4部屋のみの密室劇で、撮影日数はたったの4日間、出演俳優も無名、ワークショップから企画された低予算映画で上映時間も120分オーバーと普通なら尻込みしてしまうと思うのですが、騙されたと思って観に行って欲しい映画です。

メジャーで予算かけて有名人出してCG使って、なんてしなくても脚本とアイデアでこんなに面白い映画が出来るんだと思うこと請け合いです。

ただ惜しいことにまだ上映館数が限られていることです。
大規模ロードショーとはいかないでしょうが各都道府県で1館程度は上映されて口コミでじわじわとロングラン上映されればいいなと思いますし、何かしらの映画賞を獲って欲しい作品だと思います。

とにかくホント面白いので是非見ていただきたい作品です。

鑑賞データ

渋谷シネクイント 一般料金 1800円

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