この監督、凄く上手いですね ☆4点
予告編
映画データ
あらすじ
殺し屋として闇の世界に生きるジミー(リーアム・ニーソン)は、仕事のために家族を捨て、一人息子のマイク(ジョエル・キナマン)とも疎遠になっていた。しかし、ある日、殺人現場を目撃して殺されそうになっていたマイクを救うため、NYを牛耳るマフィアのボスの息子ダニーを射殺してしまう。ボスのショーン(エド・ハリス)とは固い絆で結ばれた30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは、嘆き、怒り、ジミーに宣告する。「お前の息子を殺して、お前も殺す」と。朝が来る前にジミーたちを葬ろうと、ニューヨークは今、街中が敵となった。父と子の決死の戦いが始まる――
(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
特に予備知識も無く、期待もせずに見たこの監督の前作『フライト・ゲーム』が凄く面白くて、あまり大作感の無いプロモーションなのに、しっかり大作してて、有名アクションシリーズの続編とかよりよっぽど面白くてビックリしたんですが、本作も監督・主演が同じコンビということで鑑賞してきました。
物語的には平凡というか展開が読める感じなんですけど、カメラのアングルとか、カット割りとか凄く凝っていて、効果音も凄く効いていて飽きることがありません。
ストーリーもひと晩の中でスピーディーに展開しますが、複数登場する人物の関係も、小さな伏線を張ることで観客に理解しやすいようにしてるところとか上手いと思いました。
カーチェイスのシーンなんかも定番ですが、撮り方やカット割りが凄く上手くて、とても臨場感があって普通のカーチェイスのシーンとは一線を画してる気がします。
この監督、拳銃を浮かせるシーンが特徴的ですよね。
フライト・ゲームでは機体の急降下、本作では拳銃というかショットガンでしたけど、これも浮かせていまして、映像がいちいちカッコイイです。
エンドロールなんかもかっこよくてミュージックビデオ監督あがりなのかな?と思いましたが、MVやCMも撮っているようですね。
フライト・ゲームに比べるとストーリー的なカタルシスを感じなかったので☆4つとしましたが、限りなく4.5に近い4です。
ジャウム・コレット=セラ監督作見たことない方にはお勧めです。
鑑賞データ
ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円
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