オンリー・ゴッド 評価と感想/レフン監督のオイディプスの悲劇系+地獄の黙示録とか?

オンリー・ゴッド 評価と感想
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神のみぞ許される? ☆4点

予告編

映画『オンリー・ゴッド』予告編

映画データ

オンリー・ゴッド|映画情報のぴあ映画生活
『オンリー・ゴッド』は2013年の映画。『オンリー・ゴッド』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

タイのバンコクでボクシング・クラブを経営しているジュリアン(ライアン・ゴズリング)の兄ビリーがある日、惨殺される。母のクリスタル(クリスティン・スコット・トーマス)は溺愛する息子の死を聞きアメリカから駆け付けると、怒りのあまりジュリアンに復讐を命じるが、ジュリアンたちの前には元警官だと名乗る謎の男チャン(ヴィタヤ・パンスリンガム)が立ちはだかる。そして、壮絶な日々が幕を開けるのだった―。

公式サイトより引用)

ネタバレ感想

前作『ドライヴ』で初めて知ったニコラス・ウィンディング・レフン監督

ドライヴ 評価と感想/ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品・初鑑賞
なかなか好きな映画です ☆4.5点 予告編 映画データ あらすじ 天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙な“ドライバー”(ライアン・ゴズリング)は、昼は映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手というふ...

ドライヴは、なかなか好きな感じの映画でしたので、期待しての鑑賞です。

物語は兄を殺された主人公(ライアン・ゴズリング)の復讐劇。
そこにオイディプスの悲劇系の話を絡めてギリシャ神話のような哲学的なお話に昇華させた物語です。

映画は序盤からゆったりしたテンポで、主人公の台詞も少なく、説明らしい説明がないので難解でした。

観終わったあと、色々なレビューを読んで解釈を確認したくなりましたが、映画館のロビーに雑誌や新聞の切り抜きがたくさん貼ってあったので読むと、自分の解釈とだいだいは合っていました。
なので、難解でしたが順を追って丁寧に観ると理解できると思います。

映画はカットのどれ一つを取っても素晴らしい構図で芸術的だったと思います。
人物などもドシっと捉えていて緊張感溢れる映像でした。

ただ音楽は前作(舞台はアメリカ西海岸でお話もラブロマンスなので仕方ないですが)の方が好きでした。
自分が80’Sっぽい音楽が好きなのもあります。

観ている途中で、どうもデヴィッド・リンチ監督っぽいなーと思いましたが、映画紹介の記事などを読むと、どうやら前作のドライヴの方がレフン監督の作品としては異色テイストのようで、本来はこういった作品を撮る監督さんのようで納得しました。

ドライヴ
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『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』のアレハンドロ・ホドロフスキー監督の影響も受けているそうで、実際、ホドロフスキー監督からも寵愛を受けているようで、更に納得しました。

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残虐描写がキツイ(自分は逆に一番残虐なシーンは笑ってしまいましたが)ので、好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、良いスタンスで作品を撮れている監督さんだなぁと思いました。

作家性もあるしオリジナリティもあるので、おすすめしたい作品です。

鑑賞データ

ヒューマントラストシネマ渋谷 TCGメンバーズ ハッピーフライデー 1000円

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