二重生活 評価と感想/「尾行を哲学する」というのが難しい

映画 二重生活 評価と感想

面白いが、何が言いたいか分からず  ☆3.5点

予告編

『二重生活』予告編

映画データ

二重生活 (2015) - シネマトゥデイ
『愛の渦』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』などの門脇麦を主演に迎え、小池真理子の小説を映画化したサスペンス。
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『二重生活』は2015年の映画。『二重生活』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

大学院で哲学を学ぶ平凡な学生、珠(門脇麦)。同棲しているゲームデザイナーの恋人、卓也(菅田将暉)との日々は、穏やかなものだった。
ところがそんな毎日は、 担当教授(リリー・フランキー)から修士論文の題材に“哲学的尾行”の実践を持ちかけられたことで一変する。
それは、無作為に選んだ対象を追ういわば“理由なき尾行”。
半信半疑ではじめた、隣人、石坂(長谷川博己)への尾行だったが、彼の秘密が明らかになっていくにつれ、珠は異常なほどの胸の高鳴りを感じ、やがてその禁断の行為にのめりこんでいく―。

(公式サイトhttp://nijuuseikatsu.jp/より引用)

ネタバレ感想

小池真理子さんの原作小説は未読です。

”哲学的尾行”ですか。

うーん、ちょっと何が言いたいか分からなかったですね。

まあ、哲学ですからね。あれこれ考えるのが哲学なんでしょうけど。

単純に尾行シーンは面白いのです。
尾行がヘタ過ぎて、ハラハラドキドキしますし、最初の尾行から青姦不倫現場に遭遇したり、タクシー乗られるとタクシー使わなきゃならないから大学院生のお財布には厳しいよなぁと思ったり。

ただ尾行シーンがあまりにも長くて、「尾行だけでこの映画終わっちゃうんじゃないか?」と心配になりましたがそんなことは無かったです。

ただ尾行がバレて問い詰められても、大学院生が論文に執着するところは理解できなかったですね。
それと石坂とああいうふうになっちゃうところも。

それから、教授の件が唐突過ぎな感じが。

大学院生が選ぶ、尾行対象者がちょっと身近な人過ぎる気がするんですよね。
哲学的論文ならば、もうちょっと「街中で見かけただけ」とか無作為に選ぶ必要があると思うのですが…。

この映画、ドキュメンタリーなどを撮っていた岸善幸監督の初長編作だそうですが、なんか映像が昭和感があると申しましょうか。
人物なんかはアップを多用してボケ感があって映像は綺麗なんですけど、なんか古い感じがしました。
オレンジっぽい画質だったからでしょうか。セピア感あるといいますか。

カメラをフィックスするような場面でもわずかにゆらゆら動いていて、まあそういうので心情とかを醸し出していたのかな?と思ったんですけど、全体的に演出が古い感じがしました。
まぁ自分が、最近の「短いカットでテンポよく繋ぐ映像」というのに慣らされてしまっているのかもしれませんが。

同じ小池真理子さん原作で今年公開された『無伴奏』も観ましたが、こちらは1990年発行で物語の舞台は1969年の話でした。

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なので映画も昭和感(安保の頃)満載でした。

それで本作『二重生活』もかなり前の発行なのかなぁと思ったら2012年の発行とわりと最近でした。
でも、なんか昭和感があるんですよね。

最初は尾行だけで終わっちゃうかな?と思いましたが、最後、尾行以外にも色々ありまして、つまらなくはなかったのですが、上映時間126分のわりに結構体感時間が長かった気がしました。

あ、あと、マンションの管理人のおばちゃんが、烏丸せつこさんだったのは、半分くらい経ってから気付いた次第です。

鑑賞データ

新宿ピカデリー ファーストデイ 1100円
2016年 74作品目 累計86900円 1作品単価1174

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