LUCY/ルーシー 評価と感想/色んなスカヨハ詰め合わせ

LUCY/ルーシー 評価と感想
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色々てんこ盛りでお腹いっぱい\(^o^)/  ☆4点

予告編

映画データ

http://cinema.pia.co.jp/title/165215/

あらすじ

ごく普通の生活を送っていた女性ルーシー。ある日、マフィアの闇取引に巻き込まれてしまい、そこで起こったアクシデントによって彼女の脳は異変をきたす。「人類の脳は10%しか機能していない」と言われるが、ルーシーの脳は覚醒し、次々と人智を超えた能力を発揮し始める。脳科学者ノーマン博士は彼女の脳の可能性を信じ、落ち合う約束をする。一方、マフィアは行方をくらませたルーシーを巨大な組織全体で追い詰めていく。マフィアの裏をかき、博士の元へ向かうルーシーは次第に人間性を失い、自分自身でさえもコントロール不能な暴走状態へと陥ってしまう。覚醒の勢いは誰にも止めることはできない――彼女の存在は、人類を破滅に導くのか、それとも、救いとなるのか。

(公式サイトより引用)

ネタバレ感想

正直、映画館で予告を観たときには、脳が100%覚醒したからって時間は止められない(操れない)だろうと思って、いまいちノレなかったんですが、やっぱりスカーレット・ヨハンソン見たくて(『her/世界でひとつの彼女』では姿見れませんでしたから)観に行きましたが、行って正解、面白かったです。

her/世界でひとつの彼女 評価と感想/台詞が素晴らしい
さすがアカデミー脚本賞! ☆4点 予告編 映画データ あらすじ そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、...

序盤は『レオン』みたいな感じです。

スカヨハが事情も分からず事件に巻き込まれちゃう系です。

もう冒頭から、バンバン殺しててエグくて、スカヨハがヒイィィィってなっててドキドキしました。

リュック・ベッソン監督の悪役はいつもレオンのゲイリー・オールドマンみたいな雰囲気で怖いです。
あの韓国の俳優さんチェ・ミンシクですか、怖かったです。
アップを多用しているので緊迫感でヒリヒリしました。

スカヨハはヤク(新種)をお腹の皮膚の下に入れられて運び屋にされちゃうんですが、お腹蹴られて薬が体に溶け出して脳が覚醒し始めちゃいます。

脳が覚醒し始めてからは、とても強くなるので安心して見ていられるのですが、自分で病院に行って、お腹の中から薬の袋を取り出してもらうシーンとか、痛い痛いと思って集中して見てられませんでした。
お母さんと電話で昔のこととか色々話すいいシーンなんですが、痛くてあんまり会話が頭に入ってこなかったです。
まぁ直接的には映さないんですけどね。

他のシーンでもグロいところはギリギリのところで抑えて、直接は映さないんですけど痛さが伝わってきました。

カーチェイスシーンも凄かったです。
ワイルド・スピードとかのアクション映画かと思うくらい。
あれ無くてもお話を成立させることは出来ると思うんですが、入れたかったんでしょう。
車がバンバン壊れてお金かかってると思いました。

それで、時間が経つにつれてどんどん脳が覚醒していくんですが、その代わり感情的なものは薄れていって、自分に残された命も24時間しかないことを悟るんですが、そこら辺はとても切なかったですね。

後半はルーシーの脳力をもってすれば、マフィアなんて一撃なのでそこら辺は安心して見ていられました。
そして、いよいよ脳が100%覚醒して時間を操れるようになると、物語は一気に哲学的になります。
恐竜の時代にいったり、原人の時代にいったりします。

原人のシーンなんかは『E.T』のようでもあり『2001年宇宙の旅』のようでもありました。ルーシーがモノリスみたいな存在になります。

ラスト、ルーシーがコンピューターと同化しちゃって消えちゃうんですが、ルーシーのデータがUSBメモリみたいのになったので、OSだった『her/世界でひとつの彼女』みたいだなと思いました。

上映時間89分という短い中に、スピーディーにこれだけ色々詰め込んで頂いてお腹いっぱいになりました。面白いと思います。

鑑賞データ

TOHOシネマズ六本木 シネマイレージデイ 1400円

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