恋妻家宮本 評価と感想/電通に優しい言葉といわれてもなぁ

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全体的に薄っぺらい内容でした ☆2点

予告編はこんな感じです


映画データはこちらからどうぞ
映画『恋妻家宮本』の作品情報:テレビドラマ「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」など数々の話題作を送り出してきた人気脚本家・遊川和彦の初監督作。作家・重松清の小説「ファミレス」を脚色し、子供が独立して二人きりになった夫婦が、家族の在り方を模索していくさまがコミカルに展開する。
『恋妻家宮本』は2017年の映画。『恋妻家宮本』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
電通・東宝配給作品で重松清さん原作「ファミレス」の映画化です。
脚本家で有名な遊川和彦さんがなぜか初監督を務められた作品です。
この映画の予告編は去年の早い時期から結構映画館で目にしましたね。『ラ・ラ・ランド』に次ぐ勢いで目にした気がします。

原作は未読です。
重松さんの作品は映像化されている作品が非常に多い印象なんですが、ウィキペディア見たら小説自体、物凄い多いですね。どうやって書いてるんだろう?ってくらい非常に多作な作家さんなんですね。
原作はどれも読んだことないですが、映像化された作品は「あすなろ三三七拍子」「流星ワゴン」「希望ヶ丘の人びと」を連ドラで見ました。「流星ワゴン」を見たときに、同じTBSでやっていた「とんび」(未見ですが)みたいだなと思いました。何かおやじの話が多いイメージです。

監督の遊川和彦さん脚本作品のドラマは結構見てる気がしますが、ヒット作である「GTO」と「家政婦のミタ」はちゃんと見たことありません。再放送でチラッと見た感じです。
遊川さんが監督されたのは何ででしょうね?オリジナル脚本って訳でもないですし。普通、第一回監督作ってその監督さんの個性っていうか、描きたいテーマがあって、そういうのが色濃く反映されると思うのですが、有名な作家さんの原作じゃそれは無い感じなので疑問に思いました。

それで肝心の演出方法なんですが、何か見てて”こそばゆい”と言いますか。カメラは紗がかかった感じの映像でそれはいいんですが、演技指導がベタといいますか古臭いといいますか。
例えば、オロオロするときはそれこそオロオロする感じで、幼稚園の学芸会でのお芝居を観てるような感じがしました。
ドラマを想像していたので、コメディに寄ってるせいもあるでしょうが、モントリオール映画祭に持っていったみたいなので、海外配給も意識して、このような演技になったのかな?
海外の人には分かりやすいと思いますね、コントみたいになってるので。

ただ自分には、ファミレスに行っても注文をなかなか決められない優柔不断の主人公の設定から、もうノレませんでした。
プロポーズの言葉の「お前の作った味噌汁が飲みたい」とかもねぇ…。
そういうわりに主人公は料理教室に通ちゃったりする訳で、奥さん専業主婦で外に働きに行ってる様子もないので、なんで?となります。
妻が書いた離婚届を本の間に挟まれてるのを見つけてオロオロするんですが、ひとこと「これなぁに?」って聞けば済むと思うんだけどなぁ(それだと話がすぐ終わっちゃいますが)と思って観てたので、もう映画自体にノレてないという…。

阿部寛さん演じる主人公の宮本陽平は天海祐希さん演じる妻の美代子と大学院生時代に出来ちゃった結婚するんですが、元々は小説家志望だったのをやめて、妻が目指してた教員になって中学の国語教師をしてるんですが、そのわりに生徒にも妻にも気の利いた言葉をかけてあげられないんですよね。言葉を操る人だろ?と思うんですけど、なぜか料理が重要なモチーフになってて、なんか設定が上手くないなぁと思ったり。
料理は料理で美味しそうなんで、それはそれでいいんですが、それこそタイトルは先月観た『僕らのごはんは明日で待ってる』の方が合ってそうな内容でした。

タイトルの意味を知りたくて ☆4点 予告編はこんな感じです映画データはこちらからどうぞ特に見る予定は無かったんです...
あと、「ぼくごは」同様、今作も企業タイアップで今作はデニーズでした。
「ぼくごは」のときはガストがシーン的にも重要なところで使われてたわりに、タイアップしてたのはケンタッキーでしたが、今作はデニーズ一筋でした。

あとキャスティングですねぇ。阿部寛さんと天海祐希さんが、就職して結婚して家を出て行った息子を持つ50歳の夫婦に見えなかった。
阿部寛さんは『海よりもまだ深く』同様、くたびれたオヤジ感出してましたが、天海さんは強い女性のイメージで専業主婦って役も記憶にないので違和感があるといいますか。まぁお二人の身長は合ってたと思いますが。

トリックの上田教授曰く ☆4点 予告編はこんな感じです映画データはこちらからどうぞ『なぜベストを尽くさないのか』と...
(そういえば阿部さんは海よりもでも、小説家志望でなれなくてウダウダした役でした)

うーん、ぶっちゃけますと、重松原作作品はあんまりタイプじゃなかったりします(じゃあ何で観るんだって話ですが)。
何か、いい話風にコーティングされてる気がして、自分の心には響かなかったりします。
「冷やし中華はじめました」的な「いい話集めました」的な。
今作の予告でも流れる、電車が通過しちゃって聞こえなかった言葉は、プロポーズの言葉で「お前の作った味噌汁が飲みたい」なんですが、50歳になって改めてプロボーズの言葉を言うってオチで物語的にもハイライト的なシーンだと思うんですが、えっ、それかよみたいな。

あと富司純子さん演じる生徒のおばあちゃんをステレオタイプ的に悪く描くのもノレませんでした。宮本がおばあちゃんに「正しさと正しさはぶつかるが、優しさと優しさはより大きな優しさが生まれる」みたいなことを言うんですが、過労死事件に揺れる電通に言われてもなぁ…と思ってしまいました。

あと料理教室で一緒の専業主婦・五十嵐真珠(菅野美穂)と陽平がお互いの離婚問題を話してる中で、性生活の不一致が原因じゃないかってことで試してみようってなるんですが、いやならねぇから。
なんか、いい話をコメディタッチで描きたいんでしょうけど、こういうシーンがあると、はっきりいってどのテンションで見ればいいか分からないんですよね。

自分は公開から3週目に入った平日夜の新宿ピカデリーで観たんですが、観客10人強でした。
この作品、ヤフーのレビュー点数を見ても一時期は4点を超えてて、2/14現在でも3.92点あるんですが、自分はあまりステマ、ステマ言わない方ですが、さすがにここまで高評価になるかなぁ?と思います。3.5~3.6くらいがいいとこじゃない無いかと思います。

新宿ピカデリー SMTメンバーズ60P無料鑑賞 0円
2017年 21作品目 累計17000円 1作品単価810円

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