R100 評価と感想/松本人志監督作第四弾です

R100
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ある意味では成功している ☆3点

予告編

映画データ

(シネマトゥデイ)

映画『R100』の作品情報:『大日本人』『しんぼる』『さや侍』などを手掛けてきたダウンタウンの松本人志がメガホンを取ったけた外れの異色作。決して開けてはならないパンドラの箱を開いてしまった主人公が遭遇する未知の体験を活写する。
(ぴあ映画生活)
『R100』は2013年の映画。『R100』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
SMをモチーフにしているので、ある意味では成功していると思うんですよね。
観客に苦痛を与えるという意味では。

特に前半は、主人公の大森南朋さんの受ける痛みが、ライティングの薄い独特のモノクロのような見辛い色調の映像と相まって、観客に苦痛を与えるのとリンクしていると思います。

映画が始まってかなり経ってから唐突に現れるタイトルには、???とさせられますし、劇中劇でR100の試写を見ている配給会社の人達のロビーでの長い沈黙には、不快にさせられること請け合いです(テレビだったら放送事故ですよね)。

ただ前半はテンポが悪いですが(意図的にだと思いますが)、警察署に相談するあたりから流れが出てきてそれほど辛くなくなってきました。

丸飲みの女王様は大日本人的だし、渡部篤郎さんとの件はワイルド7みたいな感じだし。

ラストの戦いは、ハリウッドの忍者モノみたいだし、戦国時代の合戦モノみたいで、もう訳が分からなくなってきますが、『しんぼる』もそうだったのですがまっちゃんの映画は最後は哲学的と言いますか宗教的と言いますか、そういう感じになってきます。

これは全くの私見なんですが、なんていうかこう訳のわからないモノに取り込まれてグチャグチャになって、一緒になっちゃってズトーンと落ちて、でも気持ちいいみたいな感覚は塚本晋也監督作品的な感じもあると思うんですよね。

なんかこう抗うんですけど、最後は完全に身を委ねてしまって気持ちいいみたいな。

で、映画は最後、主人公が妊娠してるんですが、流行りの妊婦ヌードを撮ったりして悪ノリしてますが、『2001年宇宙の旅』のスターチャイルドを思い浮かべましたね。
またそこから新しい価値観の創造が始まることを暗示しているかのような。

まっちゃんの映画はホント観る人を選ぶ映画だと思いますし、面白いかと言われれば正直ビミョーなんですが、ラストに向けての盛り上がり方とかある種のメッセージ性はなんとなく理解できますし、独特の感性や表現方法はやっぱり天才なのかな?と思いました。

鑑賞データ

渋谷TOEI ファーストデー 1100円

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