ジュラシック・ワールド 評価と感想/スピルバーグ総指揮でこの人命軽視ぶり

ジュラシック・ワールド 評価と感想
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まったく理不尽なヒドい映画でした  ☆1点

予告編

『ジュラシック・ワールド』第1弾日本予告 8.5公開

映画データ

ジュラシック・ワールド (2015) - シネマトゥデイ
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める、『ジュラシック』シリーズ第4弾となるアドベンチャー大作。
ジュラシック・ワールド|映画情報のぴあ映画生活
『ジュラシック・ワールド』は2015年の映画。『ジュラシック・ワールド』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。

あらすじ

コスタリカ沖の島に建設された“ジュラシック・ワールド”は、本物の恐竜を身近に体験できるテーマパーク。安全な環境の中で、訪れた家族連れが様々な恐竜たちの動き回る様子を見て楽しんでいた。その全てを監督するのは、出世に意欲的な野心家のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。そこへ、彼女の2人の甥、16歳のザック(ニック・ロビンソン)と11歳のグレイ(タイ・シンプキンス)がやって来る。相手をする時間のないクレアは、甥たちにフリーパスを渡して自由に見学させる。恐竜たちを蘇らせたのは、遺伝学者ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)。ジュラシック・ワールドの後援者で億万長者のサイモン・マスラニ(イルファン・カーン)の下で研究を続けていたが、パークをビジネスとして成功させるためには、リピーターを増やさなければならない。それには、毎年新しい種を創り出す必要があった。プレッシャーを感じたウー博士は、倫理上の一線を越えて遺伝子操作を行ってしまう。それは、史上初の遺伝子組み換え恐竜の誕生だった。秘密裏に誕生した大型恐竜インドミナス・レックスの性質は謎に包まれており、遺伝子構造に関するデータも機密情報として扱われ、隔離状態で飼育されていた。その生態と安全性を確認するため、クレアはメイン・パークから離れた研究施設に勤務する恐竜行動学のエキスパートで元軍人のオーウェン(クリス・プラット)を訪ねる。そこへ、インドミナス・レックスが逃亡し、ジャングルの奥深くへ姿を消したとの連絡が。それは、恐竜も人間も、パーク内の生き物すべてが危険に直面したことを意味した。2人の甥の身を案じるクレア。彼らは周囲360度が見渡せるアトラクション“ジャイロスフィア”に乗って恐竜の間を回っているのだ。パニック状態の中、救出に向かうオーウェンとクレア。他の恐竜たちも逃げ出し、安全な場所が失われたパークに残された人々の運命は……。

MovieWalkerより引用)

ネタバレ感想

ジュラシックシリーズはテレビでも何度も放送されていますが、今まできちんと見たことはなく、おおよその知識としては、人間のエゴで遺伝子操作で生み出した恐竜がどうかなちゃって大変!というくらいの認識です。

今作は今夏大ヒットしてる『ミッション・インポッシブル ローグネイション』をさらに上回る大ヒットを記録してるのと、4D(4DX、MX4D)で観るのに適している映画だろうと思い観たくなった次第です。

結果として4Dは凄い人気でチケットがすぐに完売してしまうので、IMAX3Dで観ました。

そんな訳で期待に胸を膨らませて観たのですが…。

序盤は結構台詞が多くIMAX3Dで字幕を追うのが辛くて『マッドマックス 怒りのデスロード』もIMAX3Dで観たのですが、あーやっぱりマッドマックスは良かったのだなぁと思いました。
それと、結構すぐに恐竜が出てくると思っていましたが、なかなか出てこないから退屈ですし、会話が多くて眠くなってしまいました。

やっと出てきた恐竜も、過去作とかで映像表現としては確立されているので、それほどの驚きもなかったですし、あまり3D用に撮られていた感じもなく(恐竜がガーっと迫って飛び出てくるような映像が無かった)、これなら2D字幕版でもよかったかなーとも思いました。

それで、肝心の内容なんですが、出てくる登場人物がみんなクソ過ぎて、途中から段々と腹が立ってしまい、もう全く映画を楽しむことが出来ませんでした。

まず、あの兄弟ですが、弟はまぁ恐竜オタクで両親が離婚してしまうかも知れないと言って泣く純粋な子でまだいいのですが、兄貴の方がクソ過ぎて。
彼女と1週間くらい離れるというだけでイチャイチャしてたのに、ジュラッシクワールドに着いたら、早々に他の女の子に色目を使う始末。
おまけに、透明なボール型の乗り物に乗ってるときの、戻って来て下さいの指示にも従わず、VIPだからいいだろうと立入禁止区域にも入っていき、結果として叔母さん(副園長のクレア)と主人公の男性(オーウェン)の手を煩わせる始末。
彼のせいで何人の人が死んだか!

叔母さん(副園長のクレア)も叔母さんで、甥っ子の面倒は秘書に任せるという公私混同もいい所ですが、恐竜が逃げ出す非常事態でも、まず最初に営利ありきで、オーウェンのアドバイスも聞かず、生け捕りにしようと思って、捕獲員が無残にも次々と殺される始末。
そこに至ってようやく事態の深刻さを知るもパークの責任者として行動しなければならないのに、職務そっちのけで甥っ子の救出に向かう展開。

それからインド系の園長?(オーナー)も営利至上主義でクソですが、色々状況が分かって生け捕りを諦めて、『インディペンデンス・デイ』のホイットモア大統領よろしく自らヘリコプターに乗り込み、仲間を鼓舞しますが、あんたが今までやったことを考えたら素直に応援出来ないですよ、という。
挙句の果てに墜落して死んでしまいます。

あの凶暴な恐竜の遺伝子を作ったのもわざわざ中国系の科学者(ウー博士)にして悪者にした気がして、インド・中国という両・人口大国にしたのも穿った見方をするとプロパガンダ的だと思いました。

それと司令室ですか。
いよいよ撤退が決まった時、一人の男性は司令室に残るシーン。
同僚の女性とお別れのキスみたくなりますが、私はカレがいるからそれは無いとか言って、コメディっぽくなりますが、これは非常に観客を馬鹿にしたシーンだと思いましたね。
今までそんな恋愛的な伏線も無いですし、第一、パークのお客さんが何人も死んでるのに笑えないですよ。
園長のヘリコプターのシーンと併せて、非常に観客を馬鹿にした演出で監督は何を考えているのかと思いましたね。

それから、恐竜のラプトル。
最初、飼育員が誤って檻に落ちた時、オーウェンが助けに行き、オーウェンも襲われそうになって間一髪で危機を免れますが、物語終盤のインドミナス・レックス追跡劇ではオーウェンたちを襲うこともせず、一緒に追跡してて設定が破綻していると思いました。

とにかく主要な登場人物がクソ過ぎて全く感情移入できません。
全く関係の無い多くの人々が殺され過ぎですし、クレアの秘書があの巨大な水中恐竜に丸呑み食い殺される必要がどこにあるのでしょうか。

天災などのディザスター映画ならまだ分かりますが、ホント理不尽に関係ない人が殺され、主人公たちだけは助かって、ああ良かった、ってならないですよ。

ホント、何でこんなヒドい映画がヒットしてるのか分かりませんし、映画料金+IMAX3D料の2600円を返して欲しいです。

鑑賞データ

TOHOシネマズ新宿 一般料金1800円+IMAX料金500円+3D料金300円

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