素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 評価と感想/安楽死が合法な国ならではの設定

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積極的安楽死  ☆4点

予告編


映画データ
映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』の作品情報:『キャラクター/孤独な人の肖像』が第70回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したマイク・ファン・ディムによるコメディー。大富豪の青年が自殺ほう助のサービスに申し込んだものの、ある女性と出会ったことから一転、二人で逃避行を繰り広げる羽目になる姿を描く。
『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』は2015年の映画。『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。
まず映画を観ての感想は設定というか脚本が上手いなぁと思いました。

表向きは葬儀会社であるが、裏では自然な死(自殺幇助)を演出してくれる会社。
こんな設定をよく考え付くなぁと思ったのですが、調べてみたら、日本と違いベルギーは安楽死が合法で、合法な国の中でもさらに積極的安楽死を認めている国のようです。

昨年も24歳の健康体で自殺願望のある女性が「生きるのに向いていない」からという理由で、安楽死が認められたのがニュースになったようで、現実の方が映画より先にいってるんだなと思いました(この女性は間際で自死するのをやめたようです)。

 現在、世界において積極的安楽死(本人の自発的意思のもと、医師が自殺幇助すること)が認められているのは、ヨーロッパの数カ国や米国の一部の州に限られている。その中の1国であるベルギーでは、「生きるのに向いていない」という理由で死を望んでいる女性に対する安楽死が行われようとしているようだ。  6月19…
今作の主人公も、幼い時に船の事故で目の前で父親を亡くし、それ以来、一切の喜怒哀楽を無くして自殺願望に取りつかれている大富豪の独身中年男性。
この主人公も現実のベルギーでは、医師の十分なカウンセリングを受けた上で認められる可能性がある訳です。

まあ実際、自殺未遂を繰り返す人は、それによって生きているのを実感してるところがあるのかな?とも思う(死んじゃう人はとっとと死んじゃうので)のですが、今作もそんな作りになってると思いました。

葬儀会社に命の期限を委ねることによって、逆に生き生きとしていく主人公。
平凡な日常が、スパイ映画のようなドラマチックなものになっていきます。

深刻に考えると結構重いテーマなんですが、映画はコメディ調なのでサラッと観れます。
まあコメディ調とはいえ、そんなに笑うところも無いんですけどね。
少しクスッとするくらいです。
ハッピーエンドで終わるのもよいです。

映画は映像が綺麗でした。
迎賓館のような豪邸とその庭、名車の数々を見れただけでも結構満足しました。

オランダの映画なので主役の二人も知らなかったですが男性の方(イェルーン・ファン・コーニングスブリュッヘ)はなんとなくジョナサン・リース=マイヤーズに似てるかなぁと思って見てました。
女性の方(ジョルジナ・フェルバーン)も独特のお顔立ちでなんとなく松雪泰子さんに似てて可愛かったです。

雰囲気もあるし、なかなか素敵な映画だと思います。
こういうのを観るとブリュッセルにも行きたくなっちゃいますね。

ヒューマントラストシネマ有楽町 TCGメンバーズ ハッピーチューズデー 1000円
2016年 60作品目 累計70200円 1作品単価1170円

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