ハードルを下げて見たら案外楽しめた ☆3.5点
予告編
映画データ
あらすじ
21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと“ある生物”を送ることで火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。ところが、“ある生物”は人型に異常進化した凶暴な驚愕生物へと姿を変え、隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況のなか、彼らの身体に秘策が仕込まれていたことが明かされる。昆虫のDNAによって虫の姿に“変異”し、超人的なパワーを発揮できるのだ。騙されたことに怒りながらも、どう猛すぎる力を与えられた小町小吉(伊藤英明)のもと立ち上がる隊員。ついに人類対テラフォーマーの壮絶な戦いが始まる!だが、その裏で、もうひとつの陰謀が着々と進んでいた─。
(公式サイトより引用)
ネタバレ感想
評価が低かったので、酷いのだろうなと思って観に行きましたが、そこまで酷評するほどでもなかったです。
まぁ原作読んでなくて思い入れが無いせいもあると思いますが…。
漫画原作は未読です。
昆虫と融合して強くなるんだったら、仮面ライダーでええやんと思ったのですが、最近はバイオミメティックス(生物模倣)の研究が進んできているので、色々明らかになってきた昆虫の特性を説明する(死なない虫とかガス噴射する虫とか)シーンは面白かったです。
映画は冒頭からブレードランナーをパクっていたので、海外上映を意識してるのかな?と思いました。
原作を読んだことがないので、乗組員が多い割にはそれぞれの登場人物の背景が駆け足だったので、キャラクターの心情に寄れなかったのですが、109分の映画の枠に収めるには致し方なかったのかな?と思います。
登場人物紹介をパーッとやったら、あとはもう火星にサクッと行っちゃって、進化したゴキブリと戦ってサクサクと進みますのでそんなにフラストレーションも溜まらず見れました。
火星に送られた真の目的も明かされて、どんでん返し的なものもあって、でも漫画原作はまだ続いてるでしょうから、続編が出来るような感じで終わりますが、続編が作られるかは興収次第だと思います。
オールスターキャストで初週の興収ランクが7位なので厳しいかなと思いますが…。
まあでも仕方ない面もあるかなと思います。
何しろゴキブリがメインの話なので見る人を選ぶとも思います。
アイアムヒーローのグロ描写のように万人にウケるタイプの映画ではありませんからね。
CGは、ハリウッドと比べると重厚さが足りないというか、どうもチープに見えてしまいました。日本はアニメが得意なのでわざわざ実写にしなくてもよかった気もします。
まあそれでも、そこそこ面白かったので☆3.5です。
鑑賞データ
TOHOシネマズ日本橋 シネマイレージデイ 1400円
2016年 47作品目 累計55700円 1作品単価1185円
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