ビッチビチやねん ☆3点
予告編
映画データ
あらすじ
刺激のない大学生活にウンザリしていた、女子大生のフェイス、キャンディ、ブリット、コディの4人組は、目の前に迫った“スプリング・ブレイク”を控え、退屈な日常を変えるため、フロリダ旅行に出かけようと盛り上がる。
レストランを襲撃し、強盗で手に入れた資金で、旅を満喫する4人。
ドラッグやセックス漬けの毎日を楽しんでいたが、麻薬ディーラーの男エイリアンとの出会いをきっかけに裏社会へと足を踏み入れていく。(MovieWalkerより引用)
ネタバレ感想
映画館の予告編でみて面白そうと思い鑑賞。
出演してる俳優さんたちも全く知らなかったのですが、主演のジェームズ・フランコなんか凄くイメチェンしてるんですね。
映画は田舎町の大学で退屈な寮生活を送る4人組(予告編とか見てたときは高校生かと思ってました)が刺激を求めて春休みにフロリダでバカ騒ぎをするお話です。
もうのっけからおかしくって、春休みにスプリングブレイクするために年明けからお金を貯めてるんですが4人合わせて300ドルちょいという残念な女子大生たちで、お金足りないと嘆くとダイナーで強盗するっていう短絡さです。
で念願叶ってフロリダへ行くんですが基本的には踊ってるだけです。
大学の講義のシーンで性的好奇心が高そうな描写があるのですが、フロリダに行っても不順異性交遊はなく、基本的には踊ってドラッグやって酒飲んで騒いでるくらいでした。
で、フロリダでドラッグで逮捕拘留されてからはギャング映画っぽい話になってくるのですが、劇中で出てくる『スカーフェイス』のような滅びの美学といいますか、ピカレスクロマンな映画になってきます。
予告編の時に想像した、もっと軽いビッチ感と違って、全体的に詩的といいますか、そういうビッチ感の映画でした。
エンドクレジットの花文字とか凝ってましたし、アート感を出したかったんだと思います。
ラストでの女の子たちの超人ぶりはありえないんで、「あぁ、監督は水着を着た若い女の子がマシンガンとか持って敵に突撃するのが撮りたかったんだなぁ」と思いました(ジェームズ・フランコあっさり死にますし)
個人的にはアシュレイ・ベンソンがお気に入りになりましたので、他の出演作を見てみたいと思いました。
赤毛の女の子(レイチェル・コリン)は監督の奥さんだそうで、園子温監督みたいだなと思いました。
鑑賞データ
TOHOシネマズ六本木 シネマイレージデイ 1400円
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